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趣味

2024.04.30

おすすめの袱紗ばさみ 男性と女性別の選び方や使い方も解説

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茶道では袱紗ばさみと呼ばれるケースを使います。
この中に茶道で使う道具一式を収納します。

しかし、近年では袱紗ばさみは、チケット入れや化粧ポーチとしても人気です。
着物に合うように正絹や木綿の着物地を使った袱紗ばさみは華やかで、さりげないおしゃれを楽しめます。

今回は、そのような袱紗ばさみのおすすめや使い方をご紹介します。

袱紗ばさみとは
茶道
袱紗といえば、 お金を包む袋や布をイメージする人 が多いのではないでしょうか?
しかし、茶道で使う布のことも袱紗(帛紗とも表記)と呼ばれます。

そして、それを 収納する袋のことを袱紗ばさみ といいます。 
今回は袱紗ばさみについて、使い方やおすすめ商品を見ていきます。

まずはこちらで

袱紗ばさみにの使い方
袱紗ばさみに入れるもの
をご紹介します。
子育てが落ち着いたり、仕事を退職して、茶道をする人が増えています。 

長く続けられる趣味として、茶道に注目している人もいるのではないでしょうか?
どうぞご覧ください。

袱紗ばさみの使い方
袱紗ばさみの使い方ですが、 茶道の稽古やお茶席に必要な小道具を収納 して使います。
袱紗ばさみは別名・ 懐紙入れ といわれています。

袱紗ばさみより 大きいサイズのものを数寄屋袋 といいますが、用途はほとんど同じです。

袱紗ばさみに入れるもの
袱紗ばさみに入れるものは

懐紙
菓子切り
扇子
などです。
大きい帛紗は袱紗ばさみに収納しようと思えば、 八つ折り にしなければなりません。

ですが、こうすると シワがつきやすくなってしまいます。
このため、帛紗は袱紗ばさみに入れずに別に持つ人も多いようです。

もしくは、数寄屋袋を選ぶ人が多いです。

袱紗ばさみの選び方
選択
袱紗ばさみの選び方を男女別に見ていきましょう。
茶道では 小物の大きさが男性用・女性用 に分かれているものがあります。

中身の大きさにあわせて袱紗ばさみを選ぶことが大切 です。

男性の場合
男性の持つ 懐紙は約横17.5cm×縦20.5cm で、女性用より大きいです。
男性が袱紗ばさみを選ぶなら、この懐紙が入るものを選びましょう。

色に決まりはありませんが、 茶系やネイビーなどの落ち着いた色が好まれます。

女性の場合
女性の持つ懐紙の大きさは 約横14.5cm×縦17.5cm です。
また、現在は男女ともに表千家の場合、6.5寸(約19.5cm)の扇子を使う人が多くなっています。

ですが、お茶の先生によって男性6.5寸、女性6寸(約18.2cm)を指定することがあります。
これは、昔の一般的な表千家の扇子のサイズです。

6寸の扇子を持つなら、さほど大きくない袱紗ばさみでも良いでしょう。
色は決まりはありませんが、女性はイエローやピンクなど暖色系がよく好まれます。

袱紗ばさみと茶道の道具の金額相場
お金 相場
袱紗ばさみやそのほか 茶道に必要な道具の金額相場 は以下のようになります。

種類    金額相場(税別)
袱紗ばさみ    5000円~5万円
帛紗    2000円~1万円
古帛紗    2000円~7000円
菓子切り    2000円~3000円
懐紙    200円~500円
扇子    2500円~1万3000円
扇子や袱紗ばさみは、ブランドによって金額は様々です。
また、 袱紗ばさみの生地は正絹、木綿、化繊 など色々です。

素材によっても金額は異なります。

袱紗ばさみ以外で茶道に必要な持ち物
袱紗ばさみ以外で茶道に使うもの といえば

扇子
菓子切り
懐紙
帛紗
古帛紗
足袋もしくは白い靴下
があります。
それぞれについて見ていきましょう。

扇子
茶道では扇子は必須です。
しかし、一般的なもののように 扇いで使うものではありません。

挨拶の時や自分と相手の境界 において使用します。
作法の一環として扇子が必要なのです。

菓子切り
お茶と一緒にいただくお菓子を切り分けて、 口に運ぶ際に使います。
楊枝や黒文字など使い捨てのもの、再使用できる ステンレス製 のものがあります。
また、菓子切りはそのままではなく 楊枝入れに入れて携帯 することが多いです。

懐紙
お菓子を載せるために使用します。
また、残ったお菓子を包むのにも使用します。

帛紗
表千家・裏千家両方に必要です。
お点前をするときに使用した 道具を拭いたり、茶碗を見るときに茶碗を載せて使用 します。
男性は紫色、女性は赤色か朱色を使用します。

古帛紗
裏千家のみで使用します。
道具や茶碗を見るときに、それらを直接持つのことはしません。
古帛紗の上にのせて見るのがマナー です。
さまざまな柄や色が用意されています。
柄などは 稽古につく先生に相談し 、古帛紗は選ぶと良いでしょう。

足袋・白い靴下
お茶席では 白足袋 を履くのが一般的です。
しかし、稽古の時は足袋ではなく 白い靴下 を使用するところもあります。

茶道を裸足ですることはありませんので、どちらかが必要になります。

袱紗ばさみとはさみ袱紗の違い
違い
袱紗といえば、茶道で使うだけではなく、 お金を入れるものの名称 でもあります。
後者のイメージの方がどちらかといえば強いですよね。

お金を入れるものは、懐紙などを入れる袱紗ばさみと分けて呼ばれます。
たとえば 「はさみ袱紗」や「金封袱紗」 などです。

ほかにも 爪付き袱紗や台付き袱紗 がありますが、今回は金封袱紗についてご紹介します。

金封袱紗とは
金封袱紗は、 お金を入れる部分がポケット状になった袱紗 です。
別名はさみ袱紗と呼ばれます。

お金を包む手間がかからないため、 人気です。
慶事の際は赤などの暖色系、弔事はグレーやネイビーなどの寒色系を用います。
慶弔両用は紫色です。
袱紗は慶事は右開き、弔事は左開きですので、 両用は開く方向を変えて用います。

ふくさとは?弔事用の色や不祝儀袋の包み方!購入場所や代用品も
第三人生編集部

茶道を始めるなら袱紗ばさみは持っておこう
茶道をこれから始めようと思うなら、袱紗ばさみは必須です。
使う道具をまとめられて便利ですし、道具の保護にもなります。
ぜひ、好みにあった袱紗ばさみを準備しましょう。
また、 袱紗ばさみは茶道だけでなく化粧ポーチやバッグインバッグ としても使えます。

最近では茶道以外にもそのように使う人も増えています。
マチがあまりないため、 あまりカバンの大きさを選ばずないところが魅力 のようです。

袱紗ばさみはさまざまな使い方ができます。
お気に入りを見つけてはいかがでしょうか。

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