icon-sns-youtube icon-sns-facebook icon-sns-twitter icon-sns-instagram icon-sns-line icon-sns-tiktok icon-sns-etc
SEARCH

葬儀

2024.04.23

葬儀で贈る盛籠とは?中身や費用相場、注文方法、贈るタイミングを解説

  • facebook
  • twitter
  • LINE

葬儀や法要で祭壇を彩る「盛籠」。
皆さんはご存じでしょうか。

見たことはあっても実際どういうものなのか分からないという方も多いでしょう。
この記事では、盛籠とは何か、その中身や費用相場をはじめ、注文方法や贈るタイミングなどを解説していきます。

盛籠を贈るときのポイントやマナーを知り、いざというときに困らないよう、ぜひ参考にしてみてください。

盛籠とは
葬儀 仏花
盛籠(もりかご)とは、 果物や飲み物、お線香やろうそくなどを見映えよく籠に盛り、その周囲を造花などで華やかに飾ったものです。
故人への感謝や慈しみの心を表すとともに、遺族への弔意を示します。

盛籠は、葬儀や告別式、法事法要などで祭壇の近くに置かれたり、仏壇の近くに置かれたりする供物のひとつで、祭壇を華やかにする役割もあります。

盛籠は、1基2基と数えられ、2基あわせて一対と呼びます。
祭壇や仏壇の左右に飾るときは同じ盛籠を一対用意しましょう。

盛籠を贈る場面
一般的に、遺族や親族、故人の友人知人、勤めていた会社や通ていた学校などから贈られることが多いようです。
また、遠くに住んでいて通夜や葬儀に出られないときに、贈る場合もあります。

贈るかどうかの判断は地域によっても異なりますが、最近では、葬儀の規模が小さくなっていることもあります。
大きくて場所を取るという理由から、盛籠などのお供え物を辞退する施主も増えているようです。

盛籠の中のお供え物は葬儀や初七日後に自宅で使用したり、お手伝いをしてくれた方々やご近所の方々へ配ることができる実用的なお供え物です。

盛籠で使う造花
供花
盛籠では、 生花ではなく造花を使用して飾りつけされています。
これは、造花が使用されているのは、日持ちがしない生花とは違い、長い間美しく保てるからです。

造花の種類
盛籠で使う造花を選ぶときは、供花を選ぶときの基準と併せて考えてよいでしょう。
主に白色や紫色などの落ち着いた色合いのものを選びます。

やわらかい色合いを使うようにして、派手すぎる色は避けましょう。
お悔やみの花としては、菊、蘭、百合やカーネーションなどの白い花、胡蝶蘭などが挙げられます。

これらの造花を使うと相応しいものに仕上がるでしょう。
また、葉だけを用いたグリーンだけを選んでも明るく仕上がります。

しかし、注文先によっては花の指定はできず、用意されているものを使うことになります。
このときは注文先が相応しいもの見繕ってくれますので任せてしまっても問題ないでしょう。

また、造花でも本物の花に似せたものではなく華やかさや大きさを重視したものを使う場合もあります。
場合によっては、造花ではなく黒と白のリボンなどで飾られる場合もあります。

供花に関しては、こちらの記事を参考にして下さい。

【終活カウンセラー監修】供花とは?金額相場や注文方法、札名を解説
第三人生編集部

盛籠の中身
果物
では、盛籠に詰められる中身はどんなものがあるのでしょうか。
次の項目に従ってみていきましょう。

乾物
ビール
果物

缶詰
コーヒー
調味料
線香
ろうそく
乾物
日ごろからよく使われる乾物で盛籠を作ります。
だし、のり、味のり、はるさめ、高野豆腐、お茶漬け、ふりかけ、干ししいたけ、麩、かつお節、麺類などが入ります。

中身の乾物は地味な色合いですが、パッケージが様々なので意外と華やかに仕上がります。

ビール
350ミリリットル、500ミリリットルのビール缶を組み合わせて豪華に作られることが多いです。
故人の好きだった銘柄のものを選ぶと良いでしょう。

果物
季節の果物などで盛籠を作ると華やかです。
りんご、梨、オレンジ、グレープフルーツ、ぶどう、桃、スイカ、メロン、パイナップル、バナナなど彩りよく詰め合わせてもらいましょう。


華やかさには欠けますが、インパクトは大きく、もらった方も嬉しいのがお米の盛籠です。
5キログラムや2キログラムの比較的小さめの袋に入ったものをいくつか盛り合わせることで豪華さを出せます。

缶詰
缶詰の盛籠は日持ちもしますし見た目も豪華になるのでおすすめです。
様々な種類のフルーツの缶詰、みつ豆の缶詰などを盛り合わせます。

パッケージもフルーツの色で明るい色合いが多いので彩を添えられるでしょう。

調味料
家庭でもよく使う調味料を詰め合わせる盛籠もあります。
醤油、みりん、酢、調理酒、塩、マヨネーズ、ケチャップ、ソース、カレールー、ジャムなどを入れます。

日持ちするものが多く、家庭での必需品が多いので喜ばれます。

線香
故人が仏教の場合、 供養に使用する線香を詰め合わせて贈ることもできます。
一般的な線香のほかに、香りのいいものなど少し変わり種の線香をを詰め合わせても良いでしょう。

ろうそく
ろうそく 炎
故人が仏教の場合、供養に使用するろうそくを贈ることもあります。
線香と詰め合わせて贈ると喜ばれます。
上記で紹介した以外にも、お菓子の盛籠、ジュースの盛籠、コーヒーの盛籠と様々な種類があります。

盛籠には、お米だけ、ビールだけと一種類のものを盛り付ける場合もあります。
フルーツ缶詰とコーヒー、線香とろうそくなど、いくつかの種類を合わせて盛り付けることもあります。

いずれも故人が好きだったもので用意すると、良いお供え物になるでしょう。

盛籠の費用相場
金額
盛籠の相場は一基1万5千円~2万円程度です。
祭壇に飾ったときに見た目もきれいに並べるため、盛籠の金額を揃えて用意することもあります。

そのため、事前に葬儀会社に連絡をし金額や大きさの指定があるかなど、確認してから決めるとよいでしょう。

つづいて、金額ごとの盛籠をみていきましょう。

5,000円
10,000円
15,000円
20,000円
5,000円の場合
5,000円のものは価格としては最低ランクと言えますが、 飾り付けや品物次第では華やかに見せることもできるでしょう。

故人が好きだったビールやフルーツ缶詰、お菓子などを盛り合わせて、造花で飾りつければ見映えもします。

10,000円の場合
10,000円のものは一般的な価格であり、なかでもリーズナブルともいえるでしょう。

品物を選べば、果物を入れて華やかにできますし、缶詰、干菓子や飲み物などでも彩を添えられます。

15,000円の場合
最も一般的なのが15,000円のものです。
果物や缶詰、調味料などでつくってもかなり華やかにできるでしょう。

また、 果物だけ、ビールだけ、缶詰だけなどで詰め合わせても豪華なものができます。

20,000円の場合
20,000円以上のものは、一番高価な盛籠といえるでしょう。

たくさんの品物で派手に仕上げても良いですが、 マスクメロンのような高価なフルーツを入れたり、高級和菓子などを選んだりして上品なものに仕上げるのもおすすめです。

宗教による盛籠の違い
違い
盛籠の中身を紹介しましたが、供物に相応しいものは故人の宗教によって異なっています。

仏教
神道
キリスト教
それぞれの宗教ごとに盛籠に相応しいものと、贈ってはいけないものを見てみましょう。
何を贈るべきか分からない場合は、葬儀を執り行う葬儀社や喪家に近い遺族に相談するとよいでしょう。

仏教
仏教の方への盛籠には、 果物、和菓子、お線香、ろうそくなどを入れます。

不殺生の教えから、肉類や魚類やその加工品は避けましょう。

神道
神道の方への盛籠は、 果物、和菓子、海の幸、酒などがおすすめです。
線香、ろうそくなどは仏教の供養方法であるため避けましょう。

キリスト教
キリスト教では、祭壇に供物を飾るという習慣がありませんので、盛籠は贈りません。

代わりに供花として生花を贈るのが最適でしょう。

盛籠の注文方法
ここでは、盛籠の注文方法と注文時の注意点について確認していきましょう。

注文の仕方
注意点
盛籠の注文の仕方
盛籠を注文するときは、まず担当の葬儀会社へ相談しましょう。
葬儀会社であれば、葬儀の宗教や内容、供物の配置などを把握していますので事前に確認をとることできます。

葬儀会社に頼んだときの支払いについては、後日振込みとなるか、葬儀当日に直接支払うこともあります。

注文時に支払方法なども確認しておくことで、不測の事態を防げます。
また、 故人やその遺族が自分の親族のときには、親族がとりまとめて手配することもあります。

このような場合は、遺族と連絡を取り、盛籠を頼みましょう。
葬儀社での注文や、親族の取りまとめがない場合は、自分で注文します。

インターネットショッピングサイトで検索しても見つかりますし、自分で用意して作っても良いでしょう。

盛籠を贈るときの注意点
盛籠を送るときは、 事前に喪家などに確認を取ってからにしましょう。
当日の祭壇への飾りつけの都合や、他の方からの供物とのバランスなどもあるからです。

通夜や葬儀の会場の広さによっては、飾る場所を取れないこともあります。

訃報や葬儀の案内時にお供え物を辞退する旨があるときは、盛籠を贈るのは控え香典だけを持って行くだけにしましょう。

盛籠を贈るタイミング
時間
盛籠はいつまでに贈るか、タイミングごとにみてみましょう。

通夜
葬儀
法事
通夜に合わせて贈る
お通夜にお供えしたい場合には、 通夜当日の午前中に届くようにしましょう。
お通夜に合わせて贈れば、通夜~お葬式~告別式とその間中ずっと飾ってもらうことができます。

葬儀に合わせて贈る
葬儀に合わせてお供えしたい場合には、 葬儀の前日までに届くように手配します。
葬儀中の祭壇を彩ってくれるでしょう。

法事に合わせて贈る
法事に合わせて贈るのであれば、 法要の1日前には届くように手配します。
法要の際に盛籠があると、場が明るくなり故人も喜ぶことでしょう。

盛籠を飾るのはいつまで
時計
盛籠は届いてから通夜や葬儀、法事が終わるまで祭壇に飾ります。
初七日後まで飾っておく場合もあります。

長く飾る風習のある地域に贈る場合は、果物などの生ものは避けて日持ちするもので用意した方が良いでしょう。

盛籠の処理方法
方法
飾りとしての役目を終えた盛籠の処理方法と、盛籠を頂いた際のお礼についても確認していきましょう。

盛籠の処理方法
盛籠にはさまざまな品物が入っています。
葬儀が終わり、処理する段階になったら、 中身を小分けにし身内などにくばります。

また、 地域によっては葬儀の手伝いをしてくれた人、参列した人にもくばります。

盛籠へのお礼
盛籠を頂いたら、そのお返しにお礼状を書きましょう。
葬儀が終わってからできるだけ早めに送ることが大切です。

贈って頂いたことへの感謝を述べるとともに、葬儀で飾ったことを伝えましょう。
そして、無事に式を終えられたことも報告すると良いでしょう。

お礼状には、3千円位であまり高額にならない程度の菓子折りをつけることも多いようです。

盛籠で彩りを添えつつ弔意を伝えましょう
この記事では、盛籠について解説していきました。

盛籠の意味や送るタイミング、手配の仕方などを押さえて、いざというときに備えましょう。

盛籠は、故人への想いを表したり、遺族へ弔意の気持ちを伝えてくれる贈り物です。
故人の宗教や地域の慣習などでさまざまなルールがあることもありますが、一番大事なのは相手を想うその気持ちです。

最低限のマナーを守ることが故人と遺族への敬意につながるのではないでしょうか。
故人の好きだったものを籠に詰めてその祭壇を彩れば、故人にはもちろん、遺族の方々へもあなたの想いが伝わり喜んでもらえることでしょう。

RELATED