icon-sns-youtube icon-sns-facebook icon-sns-twitter icon-sns-instagram icon-sns-line icon-sns-tiktok icon-sns-etc
SEARCH

葬儀

2024.04.24

お盆のお供えはお金でもOK?金額相場やのし袋の書き方も解説

  • facebook
  • twitter
  • LINE

お盆でお供えをするのにお金が良いのか、それとも他にお金以外で何か一緒にお菓子などがあるべきなのか気になります。
さらには、お供えののしの書き方などわからない事が多いですよね。

お盆のお供えのお金の相場や一般的マナーなどをわかりやすく説明していきます。
おすすめのお供え物も紹介していくので参考にしてみて下さい。

この記事で解決する疑問

お盆のお供えはお金でもよい?

お盆のお供えの金額相場は?

お盆のお供えのお金の封筒の選び方は?

お盆のお供えのお金の封筒の書き方は?

お盆のお供えはお金でもよい?

お盆に普通、お菓子や線香などをお供え物としています。
その代わりにお金をお供えしてもよいのでしょうか。
  • 新盆はお金をお供えする事が多い
  • 通常のお盆はお金よりお供え物が一般的
  • 事情に合わせてお金をお供えしてもよい
新盆はお金をお供えすることが多い

新盆とは故人が亡くなって初めてのお盆で初盆ともさす言葉です。
新盆には白提灯が故人へとお供えされるのですがその代わりにお金を供える場合があります。

一周忌である新盆はお金をお供えするのが一般的なマナーです。
白提灯費用としてお金をお供えするのが始まりとされています。

通常のお盆はお金よりもお供え物が一般的

新盆はお供え物としてお金が多いですが、通常のお盆はお金よりも日持ちするお供え物が一般的です。
お菓子やお花、飲み物などを故人にお供えすることが多くなっています。

お金は新盆特有のものでもあるので、周囲に合わせておきましょう。
故人の好きなものを選んだり、相手側の状況によってお供え物を変えて下さい。

事情に合わせてお金をお供えしてもよい

遠方でいけない場合お供え物を選びますが、相手方の好みがわからない場合も多いです。

そのような時はお金をお供えするのが一番無難です。
お供え物は相手方に迷惑にならないようにするのが大切です。

お盆にお供えするお金の相場は?

新盆と通常のお盆では金額に差が出るのでしょうか?
そしてお供えのお金の相場がいくらなのか見ていきます。

新盆

新盆のお供えのお金は平均相場3000円~5000円です。
これは白提灯代としてと考えられています。

不祝儀袋にいれお渡しします。
新盆の香典に関しては、こちらも参考にしてください。

通常のお盆

新盆と違い、通常のお盆はお金ではなく日持ちするお供え物をすることが一般的です。
お供え物の金額は3000円~5000円が相場となっています。

お供え物にお花・お菓子・飲み物といった消えものがお供えに向いています。
お供え物が一般的というだけで、お金でも構いません。

金額相場はお供え物の金額と同等です。
書き方などは以下で見ていきましょう。

お盆にお供えする不祝儀袋の書き方

ここでは不祝儀袋の書き方を説明します。
記入することは以下の3つです。
  • 表書き
  • 名前
  • 金額
表書き
お盆の封筒ののしに記名や表書きは何にすれば良いのかもわからない時もあります。
種類豊富な封筒ですがお盆の際の表書きは御仏前、御佛前、御供物料と書くようにして下さい。

今ではコンビニや100円均一でもにのし付きの封筒が販売されてるので簡単に手に入ります。そのような封筒を不祝儀袋と言い、突然の時でも安心してお供えに利用出来ます。

表書きが御霊前や御霊料等と混同しやすい物ですが、お盆のお供えとは変わってくるので要注意です。
名前
封筒の表書きの下に黒白の水引きがあり、その下に記名します。記名は下中央に自分の名前をフルネームで書いてください。

最近ではあまり気にならないという方も多いですが、名前は薄墨で書くのが本来のマナーです。

名前は薄墨で書くのが一般的ですが、封筒の表書きに合わせて筆や筆ペンで書く事をして下さい。

一家に一本筆ペンがあると便利であり、今は濃いのと薄いの両方一緒になっているのも多くなっています。
またスタンプタイプの商品もあるので簡単に綺麗に記名することも可能です。

連名の場合
夫婦でお供えを出す場合は、夫の氏名をフルネームで書きその左に妻の名前だけを添えて書きましょう。

3名以上で出す場合には代表者一名をフルネームで書き、その他は名前を書かずに他○名と左に添えて書いて下さい。

連名で書く場合に関しては、こちらも参考にしてください。
金額
年齢 金額
30代まで 3000円~5000円
40代から 5000円~3万円
お盆で新盆のお供え料としては平均3000円~5000円と書きましたが身内や年齢によって変わってきますので要注意です。

身内・親類など関係が深いほど、大きく値段が変わることにも注意が必要です。
通常時よりも入れるお金が増えていきます。

封筒もその入れる金額によって選ぶ不祝儀袋の種類が変わってきます。
格式の違い等詳しい事は封筒の裏に入れる金額が書いてある事が多いので確認してみましょう。

入れる金額が低いのに不祝儀袋だけが立派というのもアンバランスでおかしいので必ず確認して下さいね。
もし法事の後に食事があるのならばお金をお供え料だけではなく、そこに食事代のお金の人数分を加えて下さい。

御仏前に関しては、こちらで詳しく説明しています。
是非参考にしてください。

お盆にお供えするお金の水引きは?

お盆で使用する不祝儀袋の水引きの色も何なのか大切です。
弔事・慶事で変わってきますので、その違いに気を付けながら見ていきましょう。
  • 黒白の水引きを選ぶ
  • 関西では黄白の水引きの場合もある
  • 結びきりか鮑結びを選ぶ

黒白の水引きを選ぶ

お盆の際のお供えの不祝儀袋では必ず黒白の水引きを選びましょう。
紅白は慶事、黒白は弔辞と覚えておいて下さい。

関西では黄白の水引きの場合もある
関東では黒白で定着していますが、関西では黄色と白の水引きが使われている事もあります。
それには皇室が関係しています。

関西では皇室献上の名残が残っていることから、水引きが黄白のことも多くなっています。

結びきりか鮑結びを選ぶ

新盆のお供えや通常時のお盆のお供えさらには弔辞の際に共通して、お金を入れる不祝儀袋の水引きは結びきりか鮑結びを選びましょう。

これは解くのが困難で弔辞は一度きりという意味合いがある結び方です。
さらには水引きの本数も関係があり偶数である2、4、6本の物を使うようにして下さい。

内袋が元から付いている不祝儀袋とは別で、中袋がないものは自分でわざわざ二重に袋をしないようにしましょう。

不幸が重なるという意味合いにもなってしまいますので、せっかくの心遣いのつもりがマナー違反になってしまいます。

お盆のお供えのお金の入れ方

お金の入れ方も意外に忘れがちです。
お供えの不祝儀袋に入れる際のポイントを押さえましょう。
お金の向きは揃えて入れる
お金は表裏があるものなのを意外に忘れがちです。
人物が描かれているのが表であることを覚えておきましょう。

人物の描いてある表が見えるように不祝儀袋に入れるのですが、必ず向きを表に揃えて端もずれないように不祝儀袋の内袋に入れるようにしましょう。

その際に入れたお金を内袋の記入欄に漢数字で書くようにして下さい。

また、以下のようにお金の書き方にも気をつけて下さい。
内袋の中にも住所、氏名、金額を記入する欄があるので忘れずに記入して下さい。
数字 書き方
1万円 壱萬円
3千円 参千円
5千円 伍千円
新札は避ける
ここで大切なポイントなのがお供えに入れるお札です。
不祝儀袋に新札を入れるのはマナー違反です。

新札は慶事の際のみで弔辞の際は禁止です。
新札を入れるという事は、最初から相手方の不幸を見越してお金を準備していたという意味を持つので避けましょう。

だからといって、破れたりしわしわなお札もマナー違反なので適度な使用感のあるお札でしわしわすぎるものや破れなどが無いお金を選びましょう。

お盆でお供えでおすすめの物

お供え物の定番は食べ物や花ですが、注意すべきこともあります。
おすすめの紹介と同時に注意点も見ていきましょう。

食べ物

お菓子
焼き菓子やおせんべいなどが定番とされています。

その家庭の好みに合わせてお供えするものを選びましょう。
お菓子もたくさんあり過ぎても食べきれないなどもあるので、適量や好みを把握して送ることが大切です。

お酒やお茶もまたお盆の際のお供え物として選ばれることの多い物です。
日持ちもして相手方もあっても困らないものが喜ばれます。

お盆の時期は暑いので果物や水まんじゅうなどと言った物もお供え物として選んでも喜ばれます。
避けるべきもの
御供え物として避けるべき物もあります。
相手方の迷惑になってしまっては自分の気持ちが元も子もありませんので注意しましょう。

お供え物には日持ちしない生物は向きません。
また綺麗なお花でも毒やトゲのあるものは避けて下さい。

お線香

亡くなったことを手紙で初めて知るという事も多くなっています。
その際にお線香を送ることも最近では増えてきました。

お線香の種類もたくさんありますが、どのようなものでも大丈夫です。
最近ではお供え用にとオシャレなパッケージのものも増えてきています。

お盆のおすすめのお供え物を紹介しています。
是非こちらの記事も参考にしてください。

お盆のお供えにお金か物で悩んだら

この記事の結論は以下の通りです。
  • お盆のお供えは、初盆はお金の方が一般的とされています。
  • お盆のお供えのお金の相場価格は3千円から5千円です。
  • お盆のお供えのお金の封筒の選び方は、黒白の結び切の水引きがついた封筒を選びます。中に入れるお金によって封筒の種類をかえます。
  • お盆のお供えのお金の封筒の書き方は、上半分に「御仏前」と記し、下半分にフルネームで記名します。
お盆のお供えを何にするかとても悩みますよね。
その際には新盆はお金と物、通常のお盆は故人の好きだった物を選ぶと喜ばれます。

マナー違反になってしまわないように、注意点を守って相手方の迷惑にならないようにして下さい。
お盆に関しては、こちらも参考にしてください。

RELATED