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葬儀

2024.05.31

葬式の日程は「仏滅」でも大丈夫?問題ない理由や気をつけるべきことを解説!

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平均寿命が伸び続ける中、より豊かな高齢期の生活を叶える「シニア世代の人生設計」の重要性が高まっています。自分の子や孫、長寿を迎える親世代など、人とのかかわりがますます大切になる年代だからです。

その中でも葬式は、故人を偲ぶとともに、亡くなった方への感謝の思いを表現する1つの場です。いつか来るそのときを悔いなく終えるためにも、葬式の「日程」や「六曜(ろくよう)」に配慮する必要があるといえます。

六曜の1つ「仏滅」は、その「字づら」や「何となくのイメージ」から、葬式の日程にふさわしくないと思われがちです。しかし、仏滅に葬式を行う具体的な禁止理由は存在しません。

そこで今回は、仏滅の日に葬式を行っても問題がない理由を詳しく解説します。読み進めることで、仏滅と葬式の日程への理解が深まり、より良い日程の判断が可能になります。

さっそく、葬式の日程を「仏滅」にすることの意味についてみていきましょう。

葬式の日程に「仏滅」を選んでも問題はない?

冒頭でもお伝えした通り、仏滅の日程で葬式を行うことは問題ありません。
その理由は、仏滅の日について「何事も遠慮する日ではあるが、仏事(=葬式)は問題ない」と定められているからです。

にもかかわらず、「仏滅の日に葬式を行うべきではない」というイメージがあるのはなぜでしょうか?
ここでは、「六曜」や「仏滅」という言葉の意味について記すとともに、間違ったイメージがひろがっている理由を説明します。

六曜とは?仏滅の意味を解説

古くから日本では、仏滅を含む「六曜」の文化を大切にする習慣があります。
仏滅の他に「先勝」「友引」「先負」「大安」「赤口」があり、その日の「吉・凶」を占う指標となってきました。

たとえば、

・結婚式
・引越し
・車の購入

など、新たなはじまりを予感させる行事の際に、吉日を選ぶ習慣があります。

これに対して仏滅は、六曜の中でもっとも「凶」であるとされています。そのため、「何事も遠慮する日」という部分ばかりがクローズアップされてしまい、「葬式も避けた方が良いのではないか」と誤解されているのです。

では、避けた方がいい日程とは、六曜のうちどれなのでしょうか。
次で詳しくお伝えしていきます。

仏滅は問題なし!避けた方が良い葬式の日程とは?

葬式の日程で避けた方が良い日は「友引」です。

友引は、漢字で「友を引く」と書かれることから、葬儀や他の重要な行事を避けるべき日とされています。これは、故人が他の人を引き連れていくという不吉な意味合いがあるとされるためです。

また、一部地域では、火葬場が「友引」の日に休業することが多く、葬儀のスケジュール調整に影響を与える場合があります。

こうした理由から、友引は葬儀を行う際には避けるべき日と考えられるでしょう。

仏滅と葬式日程に関する文化背景

仏滅は縁起が悪いとされる日ですが、これは宗教に関係なく、古くからの占いで「凶」とされているだけです。そのため、仏滅にお葬式・通夜を行っても問題はありません。

確かに、祝事である結婚式などで仏滅を避けることはありますが、仏事である葬式の日取りに六曜を気にする必要はないとされています。

この記事でここまでお伝えした理由から、仏滅の日に葬式を行うことは問題ないといえるのです。

とはいえ、日本では、地域によって古くからの風習を大切にすることもあります。
どんなに「仏滅と葬式の日程は関係ない」と考えていても、すでに六曜のことを深く意識した事がある方には、完全に無視することが難しい場合もあるでしょう。

そこで次の章では、仏滅の日に葬式を行うときのポイントについて説明します。

仏滅に葬式を行う際の具体的なポイント

ここまでは、仏滅に葬式を行うことは問題ないことをお伝えしてきました。しかしながら、仏滅に対し間違ったイメージを持っている方がまわりに多い場合や、その状況で、すでに仏滅での葬式が決まってしまった場合もあるでしょう。

この章では、仏滅で葬式を行う場合、どんなことに気をつければよいのかを説明します。

参列者・葬儀業者への対応

仏滅の日に葬式を行う際には、参列者の受け入れ準備や葬儀業者との連携が大切です。

まず重要なのは、参列者の受け入れ準備です。
古くから受け継がれている風習を重んじる日本では、一部の地域や世代により、「仏滅」に何かを行うことに事態に抵抗を感じる方がおられても不思議ではありません。そのため、葬儀の案内をする際には、仏滅の意味を説明し、葬儀において問題はないことを丁寧に伝えるのが大切です。

また、葬儀業者ともしっかり連携し、日程に関する調整を求めることも必要でしょう。火葬場や斎場の予約状況にも左右されるため、仏滅であってもスムーズに進行できるよう、事前の準備が重要です。

このようにして仏滅の日に葬式を適切に行うことで、故人を心穏やかに送り出すことが可能です。
次は地域の風習と対応策について解説します。

地域の風習に対する対応

葬式を仏滅に行うことに関して、地域ごとに異なる風習や考え方が存在することは念頭におきましょう。特定の地域では、伝統的に仏滅を避ける文化が根強く残っている場合があります。

そのような地域で葬儀を行う際には、地元の葬儀社に相談し、地域の風習に合わせた形で準備を進めることが望ましいといえます。

場合寄っては、地元の住民や教区の僧侶からの意見を聞き、地域社会に合わせつつも、故人が望む形での葬儀が行えるよう工夫しましょう。

また、地域の風習のような特殊な状況においては、仏滅についての知識と理解を深め、適切な説明を行うことが、遺族と参列者の双方に安心感をもたらします。

すでに仏滅に葬式を行うことが決まった場合

仏滅に葬儀を行うことがすでに決まっている場合、可能な限り事前に、参列予定のすべての人に知らせることが重要です。

この通知には、仏滅の日に葬儀を行う理由やその日を選んだ背景についての説明を付け加えることで、誤解を避け、出席者に納得感を与えることができます。

さらに、身内はもちろん関係者ともしっかり話し合いを行い、仏滅の日に葬式を行うことに対して支持・理解を得ることも大切です。事前の対応で、仏滅の日でも心穏やかに葬儀を行えるでしょう。

さて、葬式に関係する方々への理解を得たところで、次に大切になるのが、葬式当日での振る舞い方です。
そこで次からは、葬式当日のコミュニケーションに焦点を当てて説明していきます。

地域の伝統も大切!仏滅の日程で葬式を進めるコツ

地域の伝統や文化を尊重することは、仏滅の日に葬式を行う際に特に重要です。
地域によっては、仏滅の日に特定の行事を避ける習慣が根強く残っていることがあるからです。

そんな場合、事前に知らせるだけでなく、当日のコミュニケーションも重要になります。
こうしたコミュニケーション方法についてお伝えしていきます。

地域の風習に対する対応

すでにお伝えした通り、事前に地域の風習をよく調べ、関係する方と互いに協力して葬儀を計画することが望ましいといえます。トラブルにつながることなく、地域の理解を得ながら葬儀を進めることができるからです。

また、地域によっては仏滅に葬式を行うことを伝える過程で、仏滅本来の意味である「新たな始まり」の内容を、適切な形で葬儀に込めることができるかもしれません。

特に、子どもの教育的な観点からも、仏滅の本来の意味と葬儀との関係について、参列者とコミュニケーションが取れるのではないでしょうか。

遺族とのコミュニケーション

葬式を行うとき、家族や親戚の代わりに友人・知人・それに準ずる代表者などが喪主を務めることもあります。その場合、遺族とのコミュニケーションを行うことが重要といえます。

遺族の中には、日取りに対して不安や疑問を持っている方もいるかもしれません。
遺族としっかりと話し合い、仏滅の日に葬儀を行うことの意味や心配事に対する説明を行いましょう。

このコミュニケーションによって、遺族の感情を尊重し、彼らが抱える不安に対して共感的に耳を傾けることが求められます。

また、遺族が納得して葬儀を進められるよう、必要に応じて宗教者や心理カウンセラーとの面談を手配するなど、サポート体制を充実させることも考えるといいかもしれません。これにより、仏滅の日でも心穏やかに故人を送り出すことができるようになります。

地域コミュニティを巻き込んだ仏滅での葬式

仏滅での葬式を進めるときは、地域コミュニティの協力を得ることも大切です。
地域に根ざした葬儀は、当日の近隣住民の参加も多く、地域の伝統や慣習を大切にすることが必要だからです。

この流れで重要なのは、関係する方との調整を通じて、仏滅の日に葬儀を行うことに対する理解を広げることです。具体的には、事前の通知が難しい当日の参列者に対し、受付や控え室などにお越しいただく場面で、仏滅の日を選んだ意図について説明します。

このように、地域社会と一体となって葬儀を進めることで、故人への敬意と遺族への思いやりが深まります。スムーズな葬儀のためにも、率先して行うことが大切です。

ところで、近年では、仏滅に対する考え方もさまざまな意見・価値観がみられるようになっています。
次からは、仏滅日に行う葬式について、現代の見解を紹介します。

仏滅に葬式の日程を調整することへの受け入れ

仏滅の日に葬式を行うことに対する価値観は、少しずつ変化しています。
古くからの言い伝えやタブーとして避けられがちな仏滅ですが、実際には「その日に葬儀を行っても何の問題もない」という情報もひろがりつつあります。

この変化は、情報の普及と共に、人々の価値観が多様化していることを意味しています。特に都市部では、日程の選択肢が限られる中で、仕方なく仏滅を選ぶケースもあり、これにより、仏滅の日に葬儀を行うことが徐々に受け入れられてきています。

仏滅の日の葬儀を受け入れることは、社会全体として受け入れられている傾向にあり、個人の自由を尊重する現代社会の特徴ともいえるでしょう。

では、実際に仏滅で葬式を行うことになった場合、どのような手順で計画を進めればいいのでしょうか。
次は、葬式を仏滅で計画する際の手順を紹介します。

仏滅に葬式を計画する際の手順

仏滅に葬式を計画する際は、以下のような計画に注意が必要です。
・火葬場のスケジュールを確認
・火葬場の予約
・式の流れや必要なサービスの確認
・遺族の意向を含めた葬儀プラン
初めに、葬儀の日程を決定する際には、地元の火葬場のスケジュールを確認し、必要であれば予約を早めに行います。

また、葬儀会社と密接に連携を取り、式の流れや必要なサービスが仏滅の日にもスムーズに提供されるよう計画を立てることが重要です。

さらに、遺族の意向を詳しく聞き取り、彼らが持つ仏滅に対する見解や希望を葬儀プランに反映させることも忘れないようにしましょう。

このように事前に計画しておくことで、仏滅の日に行う葬儀が故人を心穏やかに送り出せる環境を作り出せます。

仏滅の日程で葬式を行っても問題ない

今回は、葬式の日程を「仏滅」にすることについて、六曜や仏滅の言葉の意味も交えながら説明いたしました。

本記事のまとめを以下に記します。
・仏滅に葬式を行っても問題ない
・仏滅の良くない言い伝えは、古くからの占いによるもの
・地域によっては、仏滅の日程が好ましくないこともある
・葬式の関係者への配慮も大切
・当日参加者への気遣い・心遣いも重要
結論として、仏滅の日に葬式や通夜を行うことは問題ありません。

ただし、仏滅に葬式を行うことについて、「とても縁起が悪いのではないか」という間違った認識がひろまっている可能性もあります。実際には、仏滅が「凶」とされるのは占いに基づくもので、宗教とは無関係です。

また、地域によっては古くからの風習で六曜を重視することがあり、「友引」などの日は葬儀を避けるべきとされる場合もあります。

葬式を仏滅に行う場合は、参列者や葬儀業者に対してその意味を説明し、地域の風習に配慮しながら、計画的に進めることが重要です。

適切な説明と配慮をもって葬儀を行うことで、故人を心穏やかに送り出すことができます。
ぜひ、本記事を参考に、より良い形での葬式の日程を組んでみてください。

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