なぜ老眼になるのか
高齢者
年齢を重ねるに連れて老眼が進みます。
なぜ老眼になるのか?老眼のメカニズムをみていきましょう。
水晶体の硬化
毛様体筋の衰え
虹彩の動きの鈍化
水晶体の硬化
眼球の中にある水晶体は、物や文字を見る時にピントを調節する役目があります。
近づいて見たり離れたところから見たりする時、意識していなくても水晶体がピントを自動的に調整しているのでクリアに見えるのです。
ピント調節をする時、水晶体は厚さを変えるという特徴があります。
しかし年齢とともに老化現象が起き水晶体は硬くなっていきます。
ピントを合わせようとしても上手く厚さを変えられなくなり、ピンぼけのような状態になってしまうのです。
毛様体筋の衰え
水晶体が焦点に合わせて厚さを変えられるのは、毛様体筋がサポートしているからです。
毛様体筋が収縮することで水晶体は厚さを変えられるのですが、 毛様体筋が老化して衰えると、水晶体をサポートする力が低下します。
老化現象なので避けられない事ですが、これが老眼という現象になって現れるのです。
虹彩の動きの鈍化
老眼の原因としては、虹彩も大きく関係しています。
虹彩は瞳孔を囲むようにして存在する筋肉で、明るさによって瞳孔の大きさを変える働きがあります。
若いうちは虹彩が大きく瞳孔を調整する働きもスムーズですが、年齢とともに虹彩は小さく縮んでいきます。
これは老化現象なので誰もが通る道です。
虹彩の働きな鈍くなると、網膜に情報を伝える力が低下して物が見えにくくなります。
老眼鏡度数の測定
方法
いつ老眼と自覚するのかは個人差があるので、何歳から老眼になるという明確な基準はありません。
老化現象であるため、老眼を認めたくないという気持ちが働き、見えにくくなっても老眼鏡を使わず無理をしてしまう事があります。
無理をしても目にいいことはなく、かえって目を疲れさせてしまい負担をかけます。
はっきりと自覚があるのなら早めに眼科に行くことをおすすめしますが、見極める基準がイマイチ分からずにいるなら、老眼鏡度数の測定をしてみるのもいい方法です。
自宅でもできる簡単な老眼鏡度数の測定方法を紹介します。
面例目安 目と指先間の距離
40歳~45歳 30cm
46歳~50歳 40cm
51歳~55歳 60cm
56歳~60歳 80cm
61歳以上 80cm以上
老眼鏡度数を測定するには、上記の表を参考にしてください。
まずは目から10cmくらいのところに人差し指を、指紋が見えるよう立てて準備します。
少しずつ人差し指を遠ざけ、指紋がはっきりと見える位置に来たらその距離を測ります。
指紋がはっきりと見えた位置と上の表を目安にすると、どの程度老眼が進んでいるかを確認できるというものです。
あくまでも目安ですが、実年齢よりも年齢が高かった場合は、老眼が進んでいると考えられます。
早めに眼科を受診して老眼鏡を作る事をおすすめします。
100均の老眼鏡の種類
高齢者 学習
まだそれほど老眼は進んでいないものの、なんとなく近くが見えにくくなったという場合は、100均の老眼でも代用可能です。
100均の老眼鏡はどのような種類があるのかを紹介します。
度数
100均といってもお店によって扱っている老眼鏡は異なりますが、大手のダイソーやセリアで購入できる老眼鏡を例にして紹介します。
100均で老眼鏡を選ぶには、度数が目安になります。
老眼度数 目安年齢
+1.0 40歳~
+1.5 45歳~
+2.0 50歳~
+2.5 55歳~
+3.0 60歳~
+3.5 65歳~
+4.0 70歳~
+4.5 75歳~
年齢によって大体の目安があるので、目安で選ぶ事もできます。
100均よる違いはありますが、見本を置いているので購入前に自分の年齢と照らし合わせて選び試してみるといいでしょう。
色
100均の老眼鏡は安っぽくおしゃれではないと思われがちです。
しかし実際にはデザインが豊富で、言われなければ100均の老眼鏡とわからない高見えする物もあります。
レンズの形や大きさ、フレームの色やデザイン、縁無しのものまで実に様々な種類が揃っています。
常用には不向きとなってしまいますが、100均出かけた時に外出先でだけ使うというような場合には活用できます。
100均老眼は自分の気に入った色、度数を選んで持ち歩き用として使ってみてはいかがでしょうか。
100均の老眼鏡の注意点
注意点
本来であれば老眼鏡を作る際は、眼科を受診し目の検査を受け処方箋をもらってからメガネショップに買いに行きます。
100均の老眼鏡でも、度数が自分の目に合っているなら使っても問題ありません。
しかし100均の老眼鏡は目安で作られているので、自分では合っていると思っていても実際には合っていない可能性もあります。
100均老眼は、 乱視がある場合は乱視には対応できません。
メガネはオーダーメイドで作る物なので、100均と既製品とは違います。
フレームの形が合っていないと、頭痛がしたり耳のところが痛くなったりという不具合が生じる可能性もあります。
100均の老眼鏡はコスパがよく、デザインも豊富に揃うのはメリットです。
しかし長期間の使用には不向きとなってしまうことを覚えておいてください。
100均の老眼はレンズが汚れやすかったり、汚れが取れにくかったりというデメリットがあります。
出先で臨時に購入し使用するなら問題ありませんが、 老眼鏡が必要な場合は眼科を受診して、自分に合った老眼鏡を作るのがベストです。
100均の老眼鏡はデザインや種類が豊富に揃っています
100均の老眼鏡にあまりいいイメージを持たない人も多いかもしれません。
コスパの良さやデザインの豊富さなどメリットが多い反面、どうしても安かろう悪かろうな一面もあります。
老眼鏡が必要になったがすぐに眼科に行けない時や、老眼鏡を買い換えるまでの間に合わせ程度なら100均の老眼でも代用できます。
外出する際に老眼鏡を家に忘れてしまったなど、必要に迫られた場合にも意外に役立ちますので、見かけたら試してみてください。