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趣味

2024.11.26

【新しい世界へ】60代から始めるダンス!心も体も若返る

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年齢を重ねていくと、色々な面で衰えを感じてしまうことがあるでしょう。それこそ「もう歳だから...」「今さらやっても...」そんな風に考えることもあるかと思います。ですが、新しいことへ挑戦することは年齢関係なく大切なことです。

今回は60代からでも始めることができるダンスについてご紹介します。ダンスの始め方はもちろんですが、ダンスをすることでどのようなメリットがあるのかその魅力についてぜひ知ってくださいね。

ダンスの魅力とそのメリット

ダンスの魅力はたくさんありますが、何よりもまず“楽しい”ということではないでしょうか。

音楽に合わせて体を動かす、これだけで自己を表現したり、コミュニケーションを取ることができるのです。

そしてダンスは年齢や性別に捉われないので、今まで踏み込むことがなかった新しい世界がグングンと広がるでしょう。

また、ダンスは実に多様な種類があるので、自分の好みに合ったダンスを探すのも楽しいですし、自分だけのオリジナルのダンスを踊ることだってできます。

さらに、「このステップができた!」「この振り付けを覚えられた!」などの達成感を味わうことができ、それを誰かに披露することを目標にすればダンスに対するモチベーションは高まっていくでしょう。

このような魅力もダンスのメリットではありますが、その他のメリットもここではご紹介します。

認知機能の改善に効果がある

ウォーキングや水泳、ダンスのような有酸素運動には、認知機能の改善に効果があると言われています。

特にダンスはその運動量もさることながら、音楽に合わせて特定の振り付けを行う模倣トレーニングです。

この模倣トレーニングこそが認知機能に影響を与えていると考えられているのです。

ダンスでの認知機能改善に関する研究成果が下記のように発表されています。
ノルディック歩行とダンス群は実行機能の改善があり、ダンス群は、全般的な認知機能も有意に改善しました。さらにダンスは、ノルディック歩行よりも最大歩行速度、模倣能力で大幅な改善を示し、高齢者に効果的なプログラムであることが分かりました。

柔軟性や筋力の向上

ダンスは、その種類にもよりますが足や腕、背中に腰など幅広い範囲の筋肉を使うため、全身を鍛えることができます。

加えて、しなやかに踊るためには身体の柔軟性が必要ですので、ダンスを続けていれば徐々に柔軟性も身についてくるでしょう。

また全身を動かすことで、心肺機能や筋力の向上も見込めます。

身体の不調が続けばダンス含めた運動全般を行うことが面倒に感じるかもしれません。

しかし、筋肉がついて体力がつけば、身体も元気になり、より楽しくよりモチベーション高くダンスに打ち込めるでしょう。

多くの人と関わりあえる

先ほどもお伝えしたように、ダンスは幅広い世代で性別関係なく楽しまれています。

ですので、ダンスを続けていく中で、今まで関わりを持つことのなかった人たちとの交流も生まれるでしょう。

また、ダンス自体を誰かに披露したり、時には誰かと一緒に踊ったりと、交流をしながら楽しめることも醍醐味の一つです。

60代にお勧めしたいダンスの種類

社交ダンスをするシニア女性
ダンスは非常に歴史あるもので、古くは古代エジプトの壁画からもダンスをしている様子が伺えます。
ダンスは、世界中で文化と共に大きく発展していったのです。

ここでは、数多くあるダンスの中で、60代からでも始めやすいダンスをいくつかご紹介します。

社交ダンス

社交ダンスは、親睦を深めるために生まれたダンスで、その昔ヨーロッパの貴族たちの間でとても流行しました。

男女でペアになって踊る社交ダンスでは、メディアでも取り上げられることが多く、見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。

ペアで踊る社交ダンスは、レッスンでも実際のダンスと同じようにペアで、つまりマンツーマンで教えてくれます。
ですので、ダンスの経験がない方でも取り組みやすいのではないでしょうか。

また社交ダンスには、ブルースやワルツなど様々な種目があり、自分が踊りやすい種目を選ぶこともできます。

どの種目を選んでも、最初から激しい動きをする必要はなく、まずは簡単な基本のステップから練習してダンスをしている感覚を楽しんでみてください。

フラダンス

フラダンスは、ハワイで誕生した踊りです。
フラダンスもメディアでよく取り上げられるので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

やわらかで優雅な動きが特徴的なフラダンスは、落ち着いたテンポでゆったりと踊るので、身体への負担も少ないと言えます。

また、音楽に合わせてみんなで踊るダンスなので、仲間との交流が増え、自ずと踊りの練習にも力が入りそうですね。

日本舞踊

日本舞踊は、その名の通り日本発祥の踊りです。

着物を着て踊るあの優雅な姿に、なんとなく敷居が高く感じている方も多いかもしれませんが、身体に負担をかけるような激しい動きがない踊りであり、かつ着物を着用した美しい振る舞いを身に付けられるのでお勧めです。

ヒップホップダンス

ヒップホップダンスと聞くと、「若者が踊っているダンスでは?」と感じるかもしれません。

確かに若い世代の方に人気のダンスではありますが、ヒップホップダンス自体に何か決まった型や作法があるわけではありません。

音楽を聴いて、なんとなく体がリズムを刻み始めれば、もはやそれがヒップホップなのです。

決まりがなく、音楽に合わせて自由に踊る、つまり正解も不正解もないダンスです。音楽に身を任せ、思いのままに踊ってみましょう。

また、若い世代の方と世代を超えて交流できる機会が生まれることで、様々な刺激を得られ新鮮な毎日を過ごすことができるかもしれませんね。

ダンスの学び方

ネット社会である現代では、WEBサイトやYouTubeなどを使って、オンライン上でダンスを学ぶことも可能です。

ですが、それではモチベーションを維持することが難しくなるでしょう。
やはり、誰かと共に学び、そしてわからないことがあれば質問できる先生が必要です。

ですので、基本的には学びたい種類のダンス教室に通うことをお勧めします。

もちろんレッスン料がかかるかとは思いますが、お金をかけているからこそ「しっかりと継続して学ばなければ」という気持ちにもなれますよね。

それに家から出ることが少ない方は、教室に通うだけでも気分転換になるはずです。

まずはパソコンを使い「○○(地域名) ダンス教室」「○○(地域名) △△ダンス教室」といったキーワードで検索して、近所のダンス教室を探してみましょう。

無料での見学や体験会を実施しているところもあるので、ぜひ一度ダンス教室まで出向いてみてください。

ダンスを行う上での注意点

ストレッチを行うシニアの方々
さて、ここまでダンスを習うことの魅力や種類を紹介してきましたが、どんなダンスをするにしても、ダンスというのは体を動かす運動です。

運動前の十分なストレッチやこまめな水分補給と休息など、気を付けなければいけないことはたくさんあります。

普段運動する習慣がない方や、持病をお持ちの方などは特にですが、自身の身体のことを第一に考え、少しでも不安があるようでしたら、医師の方に相談するなどした上でダンスに挑戦してみてくださいね。

ダンスで充実した人生を

新しいことに挑戦するというのは、なかなか難しいことかもしれませんね。

ですが、一度始めてしまえば楽しさや魅力をたくさん発見できるはずです。

この記事を読んでくださっているあなたは、既にダンスに少なからず興味を持たれていることと思います。

どうか年齢や体力を理由に諦めることなく、一度挑戦してみてください。

きっとあなたの世界はさらに広がりを見せ、今よりも充実した人生を送るきっかけになるはずです。

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