息子がなかなか結婚しない、結婚する気もなさそう……と悩んでいる方も多いと思います。
この記事では、息子さんが結婚しない理由を、心理的な部分・親側の要因・社会的要因も含めて解説します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
息子が結婚をしない理由(息子側の原因・心理)
息子さんが結婚しない場合、いつかは結婚したいと考えているケースもあれば、結婚したくてもできない、そもそも興味がないといったケースがあります。それらの理由を、息子さん側の心理も交えて8つご紹介します。
経済力に不安がある
近年の経済状況から、結婚に必要な費用や将来の生活資金に対する不安を抱える男性が増えています。
これから先、給料が上がる見込みがなかったり、安定した収入を得るのが難しかったりする場合、相手がいても結婚を決断できない要因となることがあります。
家族を養っていく決断ができない
結婚すると、家庭を支える責任が増えます。そのプレッシャーは、女性よりも男性のほうが強く感じるケースが多いでしょう。
プレッシャーを感じることで、結婚に踏み切れない男性も少なくありません。
仕事が忙しい・楽しい
仕事に熱中し、キャリアを優先したいと考えている男性もいます。特に責任のある仕事を任されている場合、結婚のタイミングを見失うことがあります。
外見に自信がない
外見に自信がないことが、恋愛や結婚への積極性を奪う要因になることもあります。
見た目だけでなく、自己評価の低さが影響し、結婚を考えられないケースもあります。
自分から出会いを求める意欲がない
結婚相手を見つけるには積極的に行動する必要がありますが、社交的でない場合や恋愛に消極的な性格の場合、なかなか出会いに恵まれません。
また、「出会いがない」とういう理由はよく聞きますが、現代はマッチングアプリなども一般的になってきており、意欲があれば出会いを作れる時代です。
そのため、そもそも出会おうとする意欲がない、というのが本音といえるでしょう。
趣味や自分の時間を大切にしたい
結婚すると自由な時間が減ると考え、趣味や自分の生活スタイルを優先したいという気持ちから、結婚を後回しにする男性もいます。
特に、40代以降は自分の生活スタイルが定型化してくるため、変化を嫌い恋愛や結婚に消極的になるケースも少なくありません。
まだ結婚は早いと思っている
「いつかは結婚したい」と考えつつも、今はそのタイミングではないと考える男性も多く、結果的に独身を続けることになります。
結婚や恋愛に興味がない
恋愛や結婚に対する興味自体が薄い場合、結婚という選択肢を考えることがないまま年齢を重ねることもあります。
息子が結婚をしない理由(親側の原因)
息子さんが結婚しない場合、親側にも要因がある場合があります。改善できる部分はないか、親としての態度も考えてみましょう。
過保護(お互いに親離れ・子離れできない)
親が過保護すぎると、息子さんが自立する意識を持ちにくくなり、結婚を考えにくくなります。
親に頼れる環境があるため、結婚の必要性を感じないこともあります。
過干渉(親が気に入る相手でないとと考える)
親が息子の結婚相手に強いこだわりを持つことで、息子さん自身が結婚に消極的になってしまうことがあります。
これまでにお嫁さんへの親の理想を話してきた場合、息子さんは「親の気に入る人でないと」と考え、なかなか結婚相手を決めることができないケースもあるでしょう。
実家での生活が快適すぎる
家事や生活の世話をすべて親がしていると、独立の必要性を感じず、結婚への意識が低下しやすくなるでしょう。
息子が結婚をしない理由(社会的原因)
最近では結婚しない・できない男性が増えており、背景には社会的な変化も影響しています。
既婚率の低下(難婚化)
近年、結婚を選ばない人が増えており、それが社会的な傾向として定着しつつあります。給料の問題などさまざまな要因で「難婚化」と呼ばれる時代にあり、結婚したくてもできない男性は少なくありません。
国勢調査によると、2020年時点の男性の未婚率は40代前半で32%、50代では約26%でした。10人に3人は結婚しない時代といえます。
参考:厚生労働省 令和5年度版 年齢階級別未婚割合の推移
周囲にも独身者が多いことで、結婚への意識が薄れることもあります。
給料の低下(養っていけない)
収入の不安定さが、結婚を決断できない要因となっています。特に若い世代では、安定した経済基盤を築くのが難しいと感じる人が多いです。
終身雇用制度が崩れつつある現代、2000年ごろから日本では非正規雇用者が増大し、日本の平均年収は明らかに低下しています。
結婚や出産、そのあとの教育を考えても、お金の不安があると、なかなか踏み出しにくくなることは必然でしょう。
参考:厚生労働省 図表1-8-2 平均給与(実質)の推移(1年を通じて勤務した給与所得者)
結婚へのプレッシャーが少なくなった
社会全体が多様化し、結婚しないことを選択する人も増えています。
親世代には理解しにくい価値観かもしれませんが、結婚が必ずしも幸せにつながるとは限らないという考えが広まっており、「結婚することが普通」という常識は変わりつつあります。
結婚しない息子を持つ親が感の不安や心配と考え方
さまざまな問題があるとはいえ、結婚するのが当たり前の時代に生きてきた親世代としては、結婚しない息子さんが心配ですよね。ここでは、親世代によくある不安と、心配なときの考え方をご紹介します。
息子が周囲からどうみられるかが不安
親としては、周囲の目が気になりますよね。「まだ結婚しないの?」と聞かれることで、心配が募ることもあるかと思います。
ただ、結婚しない選択をする男性が増えるなか、若い世代には「今って結婚しない人も多いよね」と考えられることが一般的になってきています。
親世代は世間体が気になったとしても、時代的にそこまで世間体を気にする必要はないでしょう。
孫の顔が見られない寂しさ
子育てを終えた親にとって、孫の存在は楽しみですよね。息子さんに結婚する気がないとなると、寂しい気持ちになるのも当然です。
ただ、結婚したからといって必ず子どもを授かれるとは限りません。子どもを作らない選択をする夫婦もいますし、不妊に悩む夫婦も多いです。
親の気持ちを押し付けず、期待しすぎないことが大切です。
息子の老後への不安
息子さんが独身のまま年を重ねることで、将来の生活や健康面について不安を感じる親もいます。お嫁さんがいたほうが、食事などの管理も安心と考える方も多いのではないでしょうか。
ただ、そこも共働きが当たり前になってきている時代のため、必ずしも奥さんが料理を担当するとも限りませんし、結婚しても離婚や死別など、予期せぬ問題が起こる可能性もあります。
将来への不安は考えてもきりがないもの。どうにかなると考え、一旦棚置きするのがいいでしょう。
息子が結婚しないときの対処法4つ
次に、息子さんが結婚するために親としてできることを4つご紹介します。
息子の結婚に対する気持ちを確認する
息子さんに結婚の意欲があるのかどうかがわからないと、どうしても心配が募りますよね。そうしたときは、押し付けがましくならないように、さりげなく「結婚についてどう考えているの?」と、気持ちを聞いてみるのもいいでしょう。
ただし、本心では結婚したくてもできない場合、傷つきたくないがために「出会いがないから…忙しいから…」といった理由に逃げてしまう男性もいるはずです。
そうした気持ちも汲み取りつつ、結婚への意思の確認だけして、無理に詮索したりプレッシャーをかけたりすることは控えましょう。
意欲があるなら出会いをサポートする
もし結婚への意欲があるなら、よさそうな女性を探して紹介してみるのもいいでしょう。マッチングアプリや結婚相談所をすすめるのもいいですが、必ず息子さんの意思を優先させるようにしましょう。
まずは息子さん自身の気持ちを確認しつつ、押し付けにならないようにサポートできるといいですね。
過度な期待をしない
息子さんの幸せのためには、結婚するかどうかよりも、息子さんの人生を尊重することが大切です。結婚がすべてではないことを理解しましょう。
結婚の有無にかかわらず、息子さんが幸せに生活できているかを確認し、今の状態を受け入れることも重要です。
今ある幸せに目を向ける
不安や心配にばかりとらわれていると、今ある幸せに目を向けにくくなります。
経済状況や病気などで結婚どころではない人も世の中にはたくさんいます。結婚を心配できるくらいの状況であれば、今でも十分に幸せなはずです。
不安は棚置きし、今ある幸せに、目を向けるようにしてみましょう。
息子が結婚しない宣言をしたら
息子さんが「結婚しない」と明言した場合、どれだけ期待があったとしても、それは受け入れるしかありません。
無理に結婚をすすめても逆効果になるだけですので、息子さんの意思を尊重してあげましょう。
まとめ
息子さんが結婚しない理由はさまざまですが、無理に結婚をすすめるのではなく、息子さんの人生を尊重することが大切です。
親としては、結婚の有無にかかわらず息子さんの幸せを願い、温かく見守るようにしましょう。