日蓮宗とは
仏壇
まずは日蓮宗という宗派がどの様な宗派なのかについて解説していきます。
内容を以下の3つに分けて解説していきます。
日蓮宗の基本的な情報を知っていれば、仏壇や仏具選びの時に困っても、日蓮宗の基本情報に従って適切なものを選ぶ事ができますから、しっかり覚えておきましょう。
教え
ご本尊
総本山
教え
日蓮宗は鎌倉時代の上人である日蓮上人によって開かれた宗派で、法華経とお題目を信仰の中心にしている宗派です。
日蓮宗では、妙法蓮華経、つまり法華経が進行の拠り所であり、中心です。
これとそこに載っているお題目を唱える事で、日蓮宗では功徳を積んでいきます。
その為、ただ仏壇を作り、ご本尊や故人にお祈りするだけでなく、決まったタイミングでお祈りをささげるのが日蓮宗の特徴となります。
ご本尊
日蓮宗におけるご本尊は「大曼荼羅御本尊」です。大曼荼羅とも呼ばれます。
これは掛け軸で、その中央に「南無妙法蓮華経」と記入され、その周囲に菩薩様や仏神様、地獄にいるお釈迦様の弟子等の名前が記載されているものです。
このご本尊は文字で書かれた物が一般的ですが、中には絵で表現されている物もあります。
この他、「南無妙法蓮華経」と書かれた宝塔を飾る場合もあります。
どちらも特徴的な見た目ですから、日蓮宗の仏壇を用意する時は、間違えないようにしましょう。
総本山
日蓮宗にはその中にも複数の宗派があります。
日蓮宗そのものの総本山は、山梨県にある身延山久遠寺です。
この下にそれぞれ宗派が存在し、その宗派ごとのご本尊が存在しています。
日蓮宗における自分の宗派が分かっている場合は、お寺やお墓を管理しているお寺に自分達の総本山がどこなのか、問い合わせてみるといいでしょう。
日蓮宗の仏壇の選び方
仏壇
次に、日蓮宗における仏壇の選び方を解説します。
ここでは日蓮宗の仏壇の選び方におけるポイントを、3つの点で取り上げていきます。
どれも簡単な特徴ですので、しっかり覚えておきましょう。
サイズ
種類
デザイン
サイズ
日蓮宗の仏壇は、サイズに関する規定は特にありません。
日蓮宗の仏壇を置く家の広さや、管理をする人の扱いやすさに合わせてサイズを選ぶようにして下さい。
種類
日蓮宗の阿合、仏壇の種類も特に決まりはありません。
強いて言うなら、金仏壇はあまり使用されない傾向にあります。
金仏壇以外の仏壇であれば、問題ありません。
サイズ同様、管理しやすいデザインの物を選ぶようにして下さい。
デザイン
日蓮宗の仏壇は、デザインでも特に決まりはありません。
ただ、日蓮宗において金仏壇はあまり使用されませんから、金仏壇やそれに近いデザインの物は避けた方が無難でしょう。
家での管理のしやすさや、予算等に合わせたデザインを選ぶようにして下さい。
どうしても仏壇選びに不安がある場合は、仏壇を取り扱うお店や菩提寺に相談するといいでしょう。
日蓮宗おすすめの仏壇
仏壇 タイプ
先程の選び方に沿って、実際に販売されている日蓮宗向けの仏壇の中から、いくつかの仏壇を選んでみました。
仏壇選びの参考としてお使い下さい。
なごみ工房 唐木仏壇
日蓮宗用の仏壇とご本尊、仏具、掃除道具が全てセットになった仏壇です。
これを一つ用意すれば、その日の内に仏壇を飾る事ができます。
小さいサイズなので、マンション等の賃貸住宅でも管理が簡単な仏壇です。
なごみ工房 仏壇 唐木仏壇 14号箱段 紫檀調 一式セット 本尊なし 幅32cm 高さ43.8cm 奥行き23.6cm 扉開き時幅43.5cm 上置き仏壇 ミニ仏壇 モダン仏壇 伝統
なごみ工房 仏壇 唐木仏壇 14号箱段 紫檀調 一式セット 本尊なし 幅32cm 高さ43.8cm 奥行き23.6cm 扉開き時幅43.5cm 上置き仏壇 ミニ仏壇 モダン仏壇 伝統
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松山神仏具店 ミニ仏壇
こちらもコンパクトサイズで日蓮宗で使用する仏具等がセットになっているタイプの仏壇です。
小さいですが、ちゃんと3段あり、必要な仏具をしっかり飾る事ができます。
引き出しも付いているので、その中に過去帳等を入れて管理する事も可能です。
仏壇を置くスペースをあまり確保できないけど、ちゃんとした物を用意したいという人に向いています。
松山神仏具店 ミニ仏壇14号 桜 上置き コンパクト 高43cmX幅34cmX奥23.5cm 仏具一式セット 浄土真宗東(大谷派)
松山神仏具店 ミニ仏壇14号 桜 上置き コンパクト 高43cmX幅34cmX奥23.5cm 仏具一式セット 浄土真宗東(大谷派)
45,000円
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日蓮宗の仏壇に飾るもの
次に、日蓮宗の仏壇に飾る物について解説していきます。
日蓮宗の仏壇に飾る物を大きく分けると、以下の3つに分類する事ができます。
仏像・掛け軸(ご本尊・脇侍)
仏具
位牌
それぞれ項目に分け解説していきますので、仏壇の知識と合わせてこちらもご確認下さい。
仏像・掛け軸(ご本尊・脇侍)
最初に解説した通り、日蓮宗のご本尊は大曼荼羅の掛け軸か宝塔になります。
まずはご本尊の種類を確認しましょう。
仏壇にはご本尊だけでなく、脇侍を置く場合もあります。
日蓮宗の仏壇では脇侍の置き方や種類が複数ありますので、自分の家の場合はどの様な置き方をするのかをしっかり確認するようにしましょう。
仏具
日蓮宗の仏具は多数あります。
仏具はいくつかのセットがあり、仏具のセット内容と日蓮宗専用の仏具についてまとめると、以下の3つに分ける事ができます。
花立・火立・香炉の三具足
三具足に仏器・茶湯器を足した五具足
その他の仏具
それぞれ解説していきます。
三具足は、花を生け入れる花立と、ロウソク立てである火立、線香を入れる香炉の3つを指しています。
これが必要最低限の仏具です。
三具足に限らず、セット販売されている仏具は、花立を基本サイズとして作られています。
その為、仏壇によって使える仏具のサイズが違うのです。
これは日蓮宗の仏壇も例外ではありませんから、注意して下さい。
三具足に仏飯器等の仏器と茶湯器を加えたのが、五具足です。
この他の仏具では、おりんやマッチ消し、線香差し等がそれに当てはまります。
また、日蓮宗でのみ使用する仏具も存在します。
それが、隅瓔珞(すみようらく)です。
もし、現在管理している仏具の中に隅瓔珞があれば、これも忘れずに飾るようにしましょう。
位牌
日蓮宗の位牌は、特に決まりがあるという訳ではありません。
使用している仏壇のデザインや、位牌で管理する故人の数等に合わせて適切な物を選ぶようにして下さい。
日蓮宗の仏像・掛け軸(御本尊・脇侍)の選び方
選び方
次に、日蓮宗の仏壇に置くご本尊とその脇侍の置き方、注意点等を解説していきます。
日蓮宗でお祀りすべきご本尊と脇侍と、そのサイズの選び方を取り上げていきますので、仏壇や仏具を用意する時の参考にして下さい。
お祀りすべきご本尊と脇侍
何度か触れてはいますが、日蓮宗のご本尊は2通りあります。
の2つです。
大曼荼羅の掛け軸
宝塔
御本尊によって脇侍の種類も変わりますから注意して下さい。
まずはご本尊がどちらかを確認する所から始めましょう。
日蓮宗は御本尊だけでなく、脇侍がある場合はそれぞれ種類や置き方に違いがあります。
脇侍を選ぶ場合は、この種類や置き方に沿って選ぶ必要があります。
少し複雑ですが、しっかり覚えておきましょう。
サイズ
日蓮宗に限らず、仏壇に合わせてご本尊を用意する時は、ご本尊が仏壇の中で一番大きなサイズになるようにしなくてはなりません。
その為、脇侍や仏具はそれよりも小さいサイズで用意しないといけないのです。
仏壇に合わせて日蓮宗のご本尊や脇侍の用意が必要な時は、このサイズの違いにも注意して用意するようにして下さい。
日蓮宗の仏具の選び方
仏具3
次に、日蓮宗の仏具の選び方について触れていきます。
日蓮宗の仏壇で使う仏具は、特に制限があるという訳ではありませんが、気を付けた方が良い点はあります。
しっかり覚えるようにしましょう。
種類
日蓮宗の仏壇は、仏具の種類に関して特に決まりを設けている訳ではありません。
ただ、日蓮宗における供養の五供を揃えられるよう、五具足の仏具を用意しておくといいでしょう。
もちろん、様々な事情で小さい仏壇しか用意ができず、五具足を置くのが難しい場合もあります。
その様な場合は以下の方法で対応して下さい。
3具足を用意し、その範囲で供養を行う
経机(きょうづくえ)を仏壇の前に置き、そこに五具足を置く
日蓮宗の仏壇においてベストな形はありますが、それに沿えない場合でも供養の気持ちがあれば十分です。
仏壇や自分が出来る管理の範囲内で扱える仏具を揃えるようにしましょう。
サイズ
仏具の中にはセット品もありますが、これらのセット品の仏具は花立の高さを基準に作られています。
日蓮宗の仏具をセットで購入する時は、花立の高さに注目しましょう。
購入の際は以下のサイズに適切かどうかを見極めて下さい。
仏壇の中に入れたり、近くに置いても問題が無かったりするサイズか
ご本尊よりも大きいサイズの仏具ではないか
この2つに気を付けていれば、問題ありません。
また、セット仏具は仏壇のサイズに合わせた物が販売されている事が多いです。
その場合、適切なサイズや仏壇の種類が明記されていますから、そちらも忘れずにチェックするようにしましょう。
日蓮宗の位牌の選び方
位牌
日蓮宗の仏壇に置く位牌も、基本的には決まりはありません。
それでも、注意した方が良い点はあります。
しっかり覚えておきましょう。
種類
先程も少し触れましたが、日蓮宗において位牌の決まりごとは特に決まってはいません。
ただ、位牌は仏壇の中に置く物ですから、仏壇のデザインとあまりにもかけ離れた物を選んでしまうと、違和感が強くなってしまいます。
日蓮宗の位牌を選ぶ時は、仏壇のデザインに合わせた位牌を選ぶようにしましょう。
サイズ
仏壇に置く位牌のサイズですが、日蓮宗等の宗派に限らずご本尊や脇侍よりも小さいサイズを選ぶ事になっています。
また、すでにご先祖様の位牌等がある場合は、新しい位牌はそれよりも小さいサイズである方が望ましいとされています。
日蓮宗の仏壇に位牌を置く場合は、仏壇とのサイズだけでなく、ご本尊や脇侍、すでにある位牌とのサイズも比べるようにして下さい。
日蓮宗の仏壇の飾り方
仏壇
次に、実際に日蓮宗の仏壇を飾る場合の飾り方について触れていきます。
仏壇の段に合わせて以下の流れで解説していきますので、仏壇を用意する時の参考にして下さい。
灯篭・瓔珞
上段
中段
下段
2段しかない場合
灯篭・瓔珞
仏壇によっては、灯篭や日蓮宗の仏具である隅瓔珞等を飾る場合があります。
まずはその飾り方について解説します。
まず、灯篭ですが、左右一対の灯篭を仏壇の外側に飾るようにして下さい。
仏壇の中やそこにいるご本尊様が明るく照らし出されれば問題ありません。
隅瓔珞はその内側に飾ります。
灯篭よりも内側に隅瓔珞が来るようにして下さい。
上段
次に、仏壇の中に移ります。
最上段にはご本尊である大曼荼羅か宝珠を中央に飾って下さい。
その前や左右に脇侍を飾りますが、飾り方がそれぞれ違います。
この脇侍の違いを分類すると、3つのパターンに分ける事ができます。それが以下の3つです。
一塔両尊(いっとうりょうそん)
一塔両尊四士(いっとうりょうそんしし)
日蓮上人と鬼子母神、大黒天を置くケース
それぞれのケースについて解説していきます。
一塔両尊は宝塔をご本尊として飾る場合の置き方です。
「一塔」は宝塔の事を指し、「両尊」はその脇に置く脇侍の仏像や掛け軸を指しています。
この場合の置き方は、左側に釈迦如来様を置き、右側に多宝如来様を配置します。
次は、一塔両尊四士です。
一塔両尊四士は、上記の置き方に四菩薩を加えた置き方です。
四菩薩の置き方は以下の通りになります。
左外側・上行菩薩
左内側・無辺行菩薩
右外側・安立行菩薩
右内側・情行菩薩
それぞれの菩薩様の位置が決まっていますので、注意して下さい。
次は最後のケースです。
これはご本尊の大曼荼羅と一緒に日蓮上人の仏像を置く場合の配置方法です。
それぞれ配置する位置が違いますので、以下の置き方で置くようにして下さい。
ご本尊の前に日蓮上人の仏像
左側に鬼子母神
右側に大黒天
この置き方は、一塔両尊や一塔両尊四士でも適応される場合があります。
この場合、脇侍に日蓮上人の仏像があり、脇侍がこの置き方における脇侍になっているはずです。
少し複雑ですので、どうしてもわからない時や迷った時は、菩提寺に確認するといいでしょう。
中段
次の段には位牌や仏具を飾ります。
まず、位牌の飾り方についてです。
位牌は右側に配置するのですが、この時ご本尊が隠れないように注意しながら飾るようにして下さい。
右側の、ご本尊の全体図がしっかり見える位置に飾りましょう。
中央にはきれいな水とご飯を仏器に入れて飾ります。
右側には茶陶器に入れた水を、左側には仏飯器に入れたご飯を飾るようにして下さい。
もし、仏器膳を持っているなら、これ等を仏器膳に入れた状態で飾るようにしましょう。
下段
もし、仏器膳に入れたお供え以外にもお供えがある場合は、この下段に置きます。
果物やお菓子は高坏(たかつき)という仏器に入れます。
この高坏は1対になっているので、それぞれの中に果物やお菓子が入っているようにして飾って下さい。
その外側には花立を飾ります。
花立も高坏同様、正式な飾り方だと1対で飾るようになっていますが、スペースや仏壇の規模によっては、片側の実の場合もあります。
その様な場合は、高坏の左端に仏花を入れて飾るようにして下さい。飾る仏花は生花を飾るようにしましょう。
経机がある場合は、そこに火立や香炉、おりん等を置きます。
無い場合は、高坏や花立と一緒に下段におきましょう。
2段しかない場合
コンパクトサイズの仏壇を使用している場合、段が2段しかない場合もあります。
その様な場合は、以下の置き方で置いて下さい。
御本尊を中央に置き、脇侍はその外側に置く
下段に仏器膳や高坏等に入れて飾るお供えを置く
その外側や下側に、火立や香炉、おりん等を置く
この他、経机等を活用する、三具足のみ置き、その範囲での供養を中心に行うといったやり方でもいいでしょう。
仏壇のサイズに合わせて、適切な置き方や仏具を選択するようにして下さい。
日蓮宗の仏壇の飾り方(お盆・お彼岸・法事)
お盆
日蓮宗に限らず、お盆やお彼岸、法事の際には特別な供養として仏壇に飾りをする事があります。
この飾り方についても解説していきます。
特別な時の仏壇の飾り方についても押さえておきましょう。
お霊供膳
お霊供膳とは、ご先祖様や故人の命日や法事の際に用意するお供えの事です。
お供えはご先祖様や故人の分としての1膳と、無縁仏の人に捧げる為の1膳の、計2膳の用意が必要になります。
仏器膳に精進料理を盛り、お供えするのですが、使う仏器と料理が決まっています。
それぞれの内容をまとめると、以下の様になります。
飯椀(名前の通りご飯を盛る。上が丸く盛り上がったように盛り付ける)
汁椀(お吸い物やお味噌汁を入れる。出汁や具は植物性の物のみ使用して作る)
平椀(煮物料理を入れる。人参、蒟蒻、イモ類やシイタケ等のキノコ類、油揚げや高野豆腐等の大豆製品、えんどう豆等から複数選んで作る。出汁を使う場合は植物性のみ)
高坏(この時は漬物を入れる。たくあん等を2切れほど入れて飾る)
壺椀(和え物や煮物を入れる。煮豆や胡麻和え、酢の物等が多い。)
それぞれ小山ができるように、高さを意識して飾り付けるようにして下さい。
また、ご霊供膳は基本の並べ方があり、それに宗派ごとの並べ方を併せて飾ります。
日蓮宗の場合の置き方をまとめると、以下の様になります。
左側に飯椀
右側に汁椀
左上に平椀
右上に壺椀
真ん中に高坏
お盆やお彼岸、法事等の時に日蓮宗の仏壇にご霊供膳を置く場合は、この置き方で置くようにして下さい。
打敷
ご霊供膳を置く場合、打敷という物を置き、その上にご霊供膳を置きます。
打敷は仏壇の前にある経机等の上に置きかけ、飾る為の物です。
お盆やお彼岸、法事の際に使用します。
形が複数ありますが、日蓮宗の場合は四角型の打敷を使用するようにして下さい。
日蓮宗の仏壇の向きは決まっていない?
疑問
仏壇の向きは基本として、湿度の高い所や北向きに置かないという作法がありますが、これに加え、宗派ごとに望ましいとされる仏壇の向きも存在しています。
日蓮宗も例外ではありません。
日蓮宗の場合は、南向きか西向きが良いとされているのです。
南向きは中国の言い伝えが関係しています。西向きは日蓮宗の要である法華経において、お釈迦様と多方如来が干菓子を背にして西を向いている事からきています。
日蓮宗の仏壇を置く時は、出来るだけ南か西に仏壇が向くようにおいて下さい。
日蓮宗の仏壇のお参り作法
お参り
日蓮宗では毎日のお祈りをささげる事が供養であり、区徳を積む方法であるとされています。
ここでは、日蓮宗の一般的なお参りの作法を解説します。
もし、より詳しくお参りの作法を知りたければ、菩提寺に相談してみて下さい。
お参りの流れ
日蓮宗のお参りの流れを簡単にまとめると、以下の様になります。
仏壇にロウソクと線香、茶湯(お水)とご飯をお供えする
姿勢を正し、法華経の読誦を行う
その後「妙法蓮華経」「南無妙法蓮華経」等の題目を唱題する
こちらは日蓮宗の基本的なお参りの仕方になります。
より詳しく、正しいやり方で行いたい場合は、菩提寺等に相談するようにしましょう。
お参りするタイミング
日蓮宗のお参りは毎日朝夕1回ずつ行います。
日蓮宗のお参りの流れの中では、茶湯とご飯をお供えする事がありますから、それらを用意する時に行うようにするといいでしょう。
とはいえ、現代の生活で朝夕毎回お参りするのは難しい時もあります。
朝夕お参りするのが一番ですが、普段の生活に負担がかからない頻度で行うようにして下さい。
日蓮宗の仏壇は決まりを守って飾ろう
日蓮宗の仏壇は、仏壇そのものに細かい決まりがあるというよりは、その中に入れるご本尊や脇侍に決まりが多いです。
日蓮宗の仏壇選びだけに注力せず、その中に入れるご本尊や脇侍、仏器や位牌にも注意するようにしましょう。
また、仏壇は普段のお参りだけでなく、お盆や法事等の特別な時にも使用します。
この時にはこの時だけの飾り方や注意点があり、日蓮宗独自のやり方がありますから、こちらも忘れないようにして下さい。