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葬儀

2024.05.01

49日(四十九日)法要の食事とは?意味や流れ、会場・費用も紹介!

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仏教の教えでは、葬儀を済ませた後にもいくつかの供養をします。
初七日から四十九日まで、7日毎に供養をするのが習わしです。

49日目の四十九日に、この世を離れあの世に行くと考えられているため、49日の法要は特に重要な意味を持ちます。
49日法要と食事について、知っておくと役立つ情報をまとめましたので参考にしてください。

49日(四十九日)法要とは
49日法要については、次のような意味があります。

あの世に行くための準備期間
仏教の教えでは、亡くなってすぐにあの世に行くわけではありません。
亡くなってから7日毎に、生きていた間の行いを見直し裁きを行うとされています。  

7日毎に7回行われ、49日目に成仏できると考えられています。
この世では遺族が故人を偲び、成仏できる事を願うのです。

喪明け
49日までは喪に服しますが、49日を迎えて喪明けとしています。
喪明けにも法要を執り行うのが習わしとされているため、親族や故人が親しくしていた人を招き食事会をします。

49日に関しては、こちらも参考にしてみてください。

49日(四十九日)法要まとめ!費用・お布施は?挨拶や服装、香典も解説
第三人生編集部

49日(四十九日)法要の食事はなぜするの?
精進料理
なぜ49日法要で食事会をするのかについて解説します。

法要の後に食事が振舞われる
法要に参列してくれた人に感謝をする意味で、お斎をするのが古くからの習わしです。
お斎というのは、参列者や法事を手伝ってくれた人に食事を振る舞う事です。

49日の法要では納骨も同時に行うので、参列してくれた人だけでなくお坊さんにも感謝の意味を込めて食事を振る舞います。
振る舞うと言っても、ある程度の人数が集まる場合は手料理を振る舞うのが難しくなります。

レストランなどに予め予約を入れ49日法要の食事をするか、仕出し弁当を注文してお弁当を振る舞う事もあります。

食事の目的
49日の食事には、精進落しという目的があります。
仏教の考え方では、喪に服している間は肉や魚を食べません。

代わりに精進料理を食べます。
喪明けを節目に、精進落しをして通常の料理に戻すという目的があります。


49日(四十九日)法要の食事は省略される場合もある?
法要
49日法要では食事をするのが一般的でしたが、様々な事情から食事を省略するケースもあります。
食事をしないとマナー違反になるのでは?と思われがちですが、食事なしでもマナー違反にはなりません。

葬儀には駆けつけるけれど、49日法要は忙しくて参列できない事もあります。
法要に参列してくれた人にお斎をしたいけれど経済的な理由で食事を用意できない場合は、食事を省略してもいいのです。

参列者に高齢者が多い場合は、移動や長時間拘束される負担を考えて、あえて食事を省略する事も有ります。

49日法要で食事をしない時の対処法
49日法要の後に場所を移動して食事をするのに比べて、時間も短縮されます。
忙しい人にとっては、食事を省略するという選択肢もあるのです。

省略する場合は 折り詰めと小さい瓶に入った日本酒を手配します。


49日(四十九日)法要の食事にかける時間
時計
49日法要で食事をするのは何時頃?
亡くなった日からきっかり49日目に行うわけではありません。
参列者やお坊さんの都合もあるので、きっかりではなくてもOKとされています。

ただし 繰り下げるのはNGとなるため、日程調節が必要な場合は49日よりも前にスケジュールを組みましょう。
当日はいきなり食事をするのではなく、納骨を済ませてからとなるのが一般的です。

納骨に関する儀式を済ませた後、場所を移し食事をします。

食事にかける時間は?
食事をする場所に着いたら、すぐにいただきますではありません。
食事の前に簡単な挨拶や、お坊さんがいる場合は献杯や黙祷などを済ませてから食べ始めます。

食事会と言っても楽しくワイワイする雰囲気ではないので、厳かに故人を偲ぶ事を優先しましょう。
時間はだいたい1時間~長くても2時間くらいと見ておくといいでしょう。


49日(四十九日)法要の食事の内容は?
精進料理
以前は49日法要の食事には精進料理を振る舞うのが一般的でしたが、時代の流れとともに必ずしも精進料理でなくてはならないという事はなくなってきています。

精進料理とは
49日法要は仏教の教えに基づき執り行われるので、殺生を良しとしない仏教では肉や魚は食べません。
野菜が中心ですが野菜だけでは栄養が偏るので、豆類や穀類を取り入れます。

肉や魚に多く含まれるタンパク質は、三大栄養素でもあり人にとっても必要な栄養素です。
精進料理ではタンパク質が不足しがちになるため、大豆を取り入れる事で代用しています。

仕出し弁当や会席料理が出される場合も
昔は49日法要の食事に精進料理を振る舞うのが一般的でしたが、 今はあまり精進料理にはこだわらず会席料理を選ぶ事もあります。
自宅で行う場合は、仕出し弁当を注文してもいいでしょう。


49日(四十九日)法要の食事の場所の選び方
会食
49日法要での食事をどこで食べるかについてみていきましょう。

会場との距離
49日法要で食事をする場所としては、自宅・ホテルのレストランや日本料理店・葬祭場に併設されたホールなどがあります。
納骨を済ませてから食事をする会場まで移動する事になるので、会場までの距離を考えて場所を決める事が大切です。

葬祭場やホテルの場合は、バスで送迎が可能です。
各自で会場まで移動するような場合でも、会場までの距離は離れすぎない方がいいでしょう。

人数にあわせた規模
食事をする会場を決める際、人数に合わせたスペースがあるかどうかも重要です。
少人数なら小ぢんまりとした日本料理店などでも対応できますが、人数が多い場合は広い会場を押さえておく必要があります。

食事をしながら故人を偲ぶという意味もあるので、狭いところにすし詰め状態になるような場所は避けましょう。
会場の規模はベストでも、49日法要にふさわしい料理を用意できるかどうかも見極めポイントです。


49日(四十九日)法要の食事にかかる費用相場
金額
49日法要の食事にかかる費用についてみていきましょう。
参列する人数が多いほど費用がかかりますが、 食事の選択肢としては日本料理店・ホテルのレストラン・仕出し弁当の3種類から選ぶのが一般的です。

会場までの距離や人数に合わせて場所を決めますが、1人あたりにかける費用によっても総額が変わるので、無理のない範囲でベストな選択をしてください。

場所    料金相場
日本料理店    5,000円~10,000円
ホテルのレストラン    5,000円~10,000円
仕出し弁当    3,000円~5,000円
上記はそれぞれの選択肢別の、1人あたりにかかる金額の相場です。
あくまでも目安ですので、人数や予算に合わせて選んでください。

場所によっては、何名以上になると割安になる事もあるので、そういったサービスがあるところを選ぶのもいいかもしれません。


49日(四十九日)法要の食事の流れ
会食 法事
49日法要で食事をする場合は、どのような流れで進められるのかを解説します。

始まりの挨拶
献杯の挨拶・献杯
食事
引き出物を渡す
終わりの挨拶
①始まりの挨拶
49日法要での食事は、施主の挨拶から始めます。
参列してくれた人へきちんと供養できた事にたいするお礼と、故人を偲ぶ言葉を述べてから、用意した食事を食べてくださいと勧めるという内容です。

②献杯の挨拶・献杯
施主が始めの挨拶をしてからそのまま献杯の合図をすることもあれば、お坊さんに献杯の合図をお願いする事もできます。
献杯の挨拶については、施主やお坊さんでなければいけないという決まりはなく、故人と親交が深かった人でもOKです。

誰が合図をするかは、事前に打ち合わせをしておきましょう。
ちなみに 献杯は乾杯と違うので、グラスを合わせて音を立てるのはマナー違反となるので注意してください。

お酒は飲み干さず口を付ける程度にし、拍手は不要です。
献杯に関しては、こちらも参考にしてみてください。

献杯とは?意味は?乾杯との違いや挨拶の文例、マナーも解説
第三人生編集部

③食事
献杯の後に黙祷をして、食事を食べ始めます。
黙祷の後に施主が、事を勧める合図をしますので、それまで箸をつけない事が大切です。

49日法要の食事ではお酒も振る舞われますが、お祝い事ではないので静かに食べ、お酒は控えめにしましょう。

④引き出物を渡す
食事の時間はだいたい2時間以内となっています。
終わり間際に、施主から参列者に引き出物を渡します。

少人数の場合は、施主が参列者に挨拶を兼ねて引き出物を直接渡します。
人数が多いと全員に配り終わるまでに時間がかかるので、予め席に引き出物を置いておくという場合もあります。

⑤終わりの挨拶
食事を食べ終え引き出物を渡したら、施主が終わりの挨拶をして締めます。
お斎の流れについては、 地域による習慣などもあるので、習慣がある場合はそれを優先します。


49日(四十九日)法要の食事の挨拶例文
挨拶
49日法要の食事で施主を務める場合には、挨拶を考えないといけません。
どうしていいかわからない場合は、例文を参考にするといいでしょう。

始まりの挨拶
献杯の挨拶
終わりの挨拶
始まりの挨拶
本日はお忙しい中、〇〇(故人の名前)のためにお集まりいただきましてありがとうございます。
おかげさまで無事に49日法要を執り行う事ができました。
皆様からの温かいお心遣いに感謝します。

ささやかですが、お食事をご用意いたしました。
限られた時間ではございますが、どうぞごゆっくりとお寛ぎください。
献杯の挨拶
本日はお時間をいただきありがとうございます。
無事に喪明け法要が済み〇〇(故人の名前)も安心していると思います。

故人を偲び盃を捧げたいと思います、「献杯」。
終わりの挨拶
本日はお忙しい中お集まりいただきまして、ありがとうございます。
時間が参りましたのでここでお開きとさせていただきたいと思います。

ささやかですが、お礼の品をご用意いたしました。
お荷物になりますが、どうぞお持ち帰りください。

本日は誠にありがとうございました。

49日(四十九日)法要の食事での席順
法要
49日法要の食事は、飲み会とは違うので席順に注意が必要です。
お坊さんがいる場合は、お坊さんが上座に座ります。

お坊さんの次に親族が座りますが、席順は上座から親族(年長者から順に)、故人と親交が深かった友人、施主と家族は末席という順番になります。


49日(四十九日)法要の食事の注意点
! 注意
49日の食事は、お祝い事ではないのでいくつか注意点があります。

ご祝儀料理を入れないこと
陰膳は必須ではないこと
食べすぎや飲み過ぎに注意する
ご祝儀料理を入れないこと
最近は精進料理にはこだわらなくなっていますが、 慶事ではないので「鯛・海老・鰹節・昆布」などおめでたい事をイメージさせる食材は避けましょう。
お店に予約を入れる時は、49日法要の食事であると伝えておくと安心です。

陰膳は必須ではないこと
49日法要の食事では、陰膳を用意する事もありますが、喪明けという意味もあるので49日法要には陰膳必須とは限りません。
地域による風習等がある場合はそれに従いますが、家族や親族で話し合い陰膳を用意しないという選択もできます。

食べすぎや飲み過ぎに注意する
49日法要の食事では、お酒が振る舞われます。
故人を偲ぶという意味はあっても、ワイワイと騒ぎながら食べるのはマナー違反となります。

静かに思い出葉話をするのは問題ありませんが、大きな声で騒いだり、飲みすぎて酔っ払ったりするのは言語道断です。
お酒が好きでも飲みすぎないように注意してください。


49日(四十九日)法要の食事マナーを覚えておけばスマートに対処できます
亡くなってから7日毎に行う追善供養の締めくくりとなるのが、四十九日法要です。
49日であの世に行くので、故人が無事に旅立てるようにという願いと、喪明けというひとつの節目となる法要として重要な意味を持っています。

49日には食事会をするのが一般的ですが、初めての場合は戸惑うことも多いでしょう。
知識として頭の片隅に入れていくと、イザという時に役立ちます。

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