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葬儀

2024.04.30

愛犬が亡くなった後のペットロスとは?向き合い方や解消法をご紹介

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長年一緒に生活をしてきた愛犬の死は、言葉では表せられなほどの悲しみとお察しします。
愛犬が亡くなった後に陥ることがあるのがペットロスです。

この記事では、ペットロスがどのようなものなのかを説明していきます。
愛犬の死に対してどう向き合ったらよいのかとともに、ペットロスの解消法についても見ていきましょう。

愛犬が亡くなったらペットロスに注意
! 注意
ペットロスは愛犬が亡くなったときに、誰にでも起こる可能性があります。
ペットロスになりやすい時期や適切な対処法 について詳しく紹介します。

ペットロスとは
ペットロスになりやすい時期
適切な対処でペットロスを軽減!
ペットロスとは
愛犬を失うことによる悲しみや、それによって現れる心身の症状をペットロスと言います。
ペットロスは、愛犬の死以外にも、愛犬が行方不明になったときなども発症することがあります。

愛犬を失ったことで心にぽっかりと穴が開き、仕事も手に付かず食欲もないなど、 日常生活に支障をきたすことも少なくありません。
長年一緒に暮らしてきた愛犬は家族です。

愛犬の死に対して、つらく悲しい気持ちになるのは当たり前でしょう。

ペットロスになりやすい時期
愛犬が亡くなった直後は「死」を受け入れることが難しく、死を否定する気持ちがわいてくるものです。
愛犬が亡くなったことを実感するまでの期間には、個人差があります。

死後10日ほどで愛犬が亡くなったことを実感するようになり、 この頃からより深い悲しみに襲われつらい気持ちになることが多いようです。
自らの感情に不安を抱く人も多いですが、家族同然で暮らしてきた愛犬のに死を乗り越えるのには時間が必要でしょう。

適切な対処でペットロスを軽減!
ペットロスは適切な対処をすれば軽減できます。
悲しみの渦の中でずっと過ごしていると、出口が見えず苦しい思いをする一方です。

間違った対処をしてしまうと、 ペットロスの症状が重症化してしまう場合もあります。
ペットロスは人によって症状はさまざまですす。
複数の症状が次々に出てきたり治っては再発したりを繰り返す可能性もあります。

1日でも早く愛犬が亡くなった悲しみから抜け出せるよう、適切な対処をしましょう。

愛犬が亡くなった悲しみの対処法4選
犬たち
愛犬が亡くなったときの悲しみは計り知れません。
「愛犬のいない毎日をどう過ごせば良いのか」と悩んでいる方も多いでしょう。

愛犬が亡くなった悲しみを乗り越えるための対処法 を紹介します。

無理に立ち直ろうとしない
涙やつらい気持ちを我慢しない
理解を示さない周囲の人々は気にしない
後悔で過去の自分を否定しすぎない
無理に立ち直ろうとしない
愛犬が亡くなった悲しみを乗り越えるまでの期間は、家族であっても異なります。
気分が落ち込んでもがいているときに、家族から「いつまでも落ち込んでいたらだめだよ」といった言葉をかけられることもあります。

家族は励ますつもりでかけたつもりでも、 その言葉の数々に再び追い詰められることもあるのです。
無理に立ち直ろうとすると、心と体のバランスは崩れ余計に落ち込んでしまうでしょう。

自然に立ち直るときが来るまで、ゆっくりと向き合いましょう。

涙やつらい気持ちを我慢しない
愛犬が亡くなったことによる、悲しい気持ちやつらい気持ちを我慢しないでください。
泣きたいときは、思い切り涙を流しましょう。

つらい気持ちはつらいと声にだしてください。
我慢せずに自分の気持ちをさらけ出すことが、亡くなった愛犬の供養にもつながるでしょう。

理解を示さない周囲の人々は気にしない
愛犬が亡くなったという悲しみは、同じ経験がなければ理解されにくいのが現状です。
とくにペットを飼っていない人に、気持ちを理解してもらうのは難しいでしょう。

心ない言葉に対してさらに傷つき、 愛犬が亡くなった悲しみから立ち直るのが遅くなってしまったという人もいます。
理解を示さない周りの人々は気にしないのが1番よいでしょう。
何を言われても受け流すのが最善策です。

後悔で過去の自分を否定しすぎない
愛犬を看病しているときや、愛犬に対しての愛情表現など、自分の行動に後悔していませんか。
「早く病院に連れていけば助かったかもしれない」「あのとき出かけていなければ」などと、 過去の自分を責めてはいけません。

自分のことをそれほどに思ってくれる飼い主の気持ちだけでも、亡くなった愛犬の供養になっているはずです。
自分のことを否定しすぎないでください。

愛犬が亡くなった時に適した行動3選
犬 お墓 注意点
愛犬が亡くなったときは、何も手に付かず落ち込んでしまうものです。
ここでは、 気持ちが前向きになるおすすめの行動 を紹介します。

悲しい気持ちを聞いてもらう
仕事に励みすぎず簡単な作業から始めてみる
亡くなった愛犬に手紙を書く
悲しい気持ちを聞いてもらう
愛犬が亡くなった後、出かけることが無くなり部屋に閉じこもってしまうことがあります。
「誰とも会いたくない」「話したくない」と思うかもしれません。

そんなときは、 自分の悲しい気持ちを人に話すだけでも心が軽くなるものです。
同じく愛犬をなくした経験のある人や、犬を飼っている友人など、自分の気持ちを理解してもらえる人に、話を聞いてもらいましょう。

悲しみをわかってくれる人に話を聞いてもらうことで、少しずつ前向きな気持ちに向かっていくはずです。

仕事に励みすぎず簡単な作業から始めてみる
家に閉じこもっているだけではダメだと仕事に没頭する方もいるでしょう。

しかし、 初めからがんばりすぎてしまうのは禁物です。
悲しい気持ちを忘れるために仕事に励むのことは、根本的な解決になっていないため、あとで大きなストレスを感じることがあります。

まずは簡単な作業から始めてみましょう。
愛犬のアルバムを整理するなど、負担のかからない範囲でできることがおすすめです。

手先でできることからはじめて、少しずつ体を動かすことで、 心と身体のバランスがとれるようになっていきます。

亡くなった愛犬に手紙を書く
愛犬が亡くなったときは、愛犬への思いを手紙に綴るのもおすすめです。
愛犬への思いを紙に書き出すことによって、 自分の気持ちを整理することができます。

誰にも言えない気持ちを文字に書き起こすことで、一歩踏み出せることもあるでしょう。

愛犬が亡くなった飼い主への言葉は?

親しい友人や職場の方の愛犬が亡くなったときに、どんな言葉をかけたらいいのでしょうか。
安易に慰めの言葉をかけてしまうのは逆効果な場合があります。

ここでは、愛犬が亡くなったことで悲しんでいる人にかける言葉をみていきましょう。

永眠や冥福と言うとショックを与えやすい
亡くなったペットがテーマの虹の橋の詩
虹の橋だけでなく空も表現におすすめ
例文
永眠や冥福と言うとショックを与えやすい
人の死に対しては、「安らかな永眠をお祈り申し上げます」「ご冥福をお祈り申し上げます」といった言葉を使うのが一般的です。
しかし、愛犬が亡くなったばかりの人にこれらの言葉を使うと、更に傷つけてしまう可能性があります。

愛犬が亡くなったことを受け入れられず、 「永眠」という言葉に抵抗を感じる人も少なくありません。
また宗教・宗派によっては、「冥福」という言葉を使わないので注意が必要です。

亡くなったペットがテーマの虹の橋の詩
最近では、愛犬が亡くなったときに「虹の橋を渡った」と表現している人が増えています。
これは、虹の橋という詩からきているものです。

虹の橋は神秘的な場所とされていて、 亡くなった愛犬の魂が、そこで飼い主との再会を心待ちにして天国へ向かう というものです。
虹の橋のたもとでは、亡くなった愛犬が病気や怪我から回復した元気な体で楽しく過ごしていると言われており、ペットロスに苦しむ人たちの心の支えとなっています。

虹の橋だけでなく空も表現におすすめ
中には虹の橋の詩を知らない方もいます。
この詩を信じていない方もいるかもしれません。

そのような場合は、「空」という表現もおすすめです。
虹は空に架かるものなので、繋がりもあります。

言葉選びに困ったときは、 空・お空などに言い換えるといいでしょう。

例文
愛犬が亡くなった人に対して使いたい、 「空」という言葉を使った例文を紹介します。

○○(愛犬の名前)ちゃんがお空で元気に過ごしていらっしゃることを願っております。
○○(愛犬の名前)ちゃんが、お空に旅立ったと聞きました。
どうか安らかにと願っております。
○○(愛犬の名前)ちゃんは虹の橋から、あなたのことをずっと見守っていてくれてると思います。
大切なことは、愛犬を亡くした方を思いやる気持ちです。
自分らしい言葉で伝えるのが1番よいでしょう。

飼い主の相談した方が良い症状は?
犬たち
愛犬の死から時が経つと、少しずつ気持ちも回復していきます。
しかし中には症状が重症化してしまうケースもあるようです。

症状が悪化するようであれば、 カウンセラーや医療機関に相談しましょう。

どのような症状の場合に相談するべきなのか紹介していきます。

体重が極端に増えたり減る
睡眠時間が増減しやすい
1か月経っても気持ちが沈み込んでいる
生きていく気力がなくなっている
愛犬が亡くなった際の記憶が繰り返される
重症が続く場合医療機関への相談も必要
体重が極端に増えたり減る
極端に体重が増えたり、減ったりする場合は注意が必要です。
1ヶ月で3kg以上の増減、または体重の5%以上の増減があれば、医療機関を受診したほうがよいでしょう。

また、 食欲不振や過食が続く場合 も医療機関へ相談することをおすすめします。

睡眠時間が増減しやすい
睡眠時間が増減するのも、カウンセラー・医療機関へ相談するサインの1つです。
眠れなかったり、 眠りが浅く何度も目がさめてしまうのは、睡眠障害の症状です。

睡眠過多といって、ずっと眠っているような状態も心配です。
睡眠障害が長く続くと、精神的、身体的にもつらくなってしまうため注意しましょう。

1か月経っても気持ちが沈み込んでいる
愛犬の死から1か月以上たっても、気持ちが沈んだままの状態なのもSOSの合図です。
人によって回復期間はさまざまですが、愛犬の死直後より気持ちが沈み込んでいる場合は、とても深く傷ついている状態と言えます。

自分で気付くことは難しいため、 周りの方の気付きが必要不可欠です。
これ以上ひどくならないようにサポートが必要でしょう。

生きていく気力がなくなっている
自宅にこもりきりになっていると、悲しみ・怒り・罪悪感・後悔など愛犬の死に対してさまざまな感情が生まれます。

「死にたい」「生きている意味がない」と考え口にだすようになるのは重症化している証拠 ですから注意が必要です。

愛犬が亡くなった際の記憶が繰り返される
愛犬が亡くなった直後では、愛犬の死を受け入れるのは中々難しいことです。
そんな日々の中で、愛犬との思い出が繰り返されるのは、当たり前といえるでしょう。

しかし以下のような状態が繰り返される場合は、注意が必要です。

愛犬が見える(幻覚)
愛犬の鳴き声が聞こえる(幻聴)
愛犬と触れ合った(幻触)
このような症状が頻繁に起こった場合は、深刻なペットロス症状といえます。

重症が続く場合医療機関への相談も必要
ペットロスの症状が、長期化・重症化していると感じた場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。
心療内科やカウンセラーなど、専門家に相談することによって回復への近道となります。

電話でペットロスの相談を受けているところもあります。
直接相談することに抵抗があるという人は利用してみましょう。

愛犬が亡くなった後のペットロスは定説な対処法で乗り切ろう
愛犬が亡くなったことによるペットロスは、誰の身にも起き得ることです。
つらい気持ちを我慢したり、頑張りすぎることで、 心と体のバランスが崩れることもあります。

無理をせず、今回紹介した対処法を試しながら、つらいペットロスの症状を乗り越えましょう。
症状が悪化するようであれば、医療機関やカウンセラーに相談することも必要です。

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