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葬儀

2024.04.23

香典を夫婦連名で出す場合の書き方や渡し方!別々で出す場合も解説

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まず初めに、香典とはどのようなものか知っていますか?
香典とは、不祝儀袋に現金を包んだものことを指します。

こちらの記事では、実際に100名以上の方にとった、「香典を夫婦連名で出すときに包む金額」に関してのアンケートなども紹介しながら、詳しく見ていきます。

この記事で解決される疑問

夫婦連名で渡す香典の相場は?

夫婦連名の香典袋の書き方は?

夫婦別々の香典を渡す場合は?

【100名アンケート】香典を夫婦連名で渡す時の金額は?

香典は、相手との関係性で包む金額が変化してきます。
夫婦一緒出す場合にはどれほどの金額を包めば良いでしょうか?

そこで、118名の方に、「夫婦連名で香典を出す時はいくら包みますか?」というアンケートを実際にとってみました。
最も多い人数の方が答えたのは、5000円〜1万円という結果になりました。

夫婦での連名で香典を出す時の金額の相場との違いはどうなっているのでしょうか。

ここからは、そもそも香典とは何か、更に表書きの書き方などにも触れながら、香典を夫婦連名で出す場合に関してをより詳細に解説していきます。

香典とは

まず初めに香典とはご存知ですか?
香典とは、不祝儀袋に現金を包んだものことを指します。

不祝儀袋とは、御霊前などという文字が記載された袋で、コンビニなどで手軽に入手可能です。
香典は故人の霊前に供えるものになります。

香典のマナーは事前に確認を
また、最近ではお供え物の購入のための弔慰金の意味合いにもなっています。
そのため、 お通夜やお葬式の際に渡すのが正しいタイミングです。

しかし、宗教や地域などによって異なるケースもあります。
そのため、間違えないよう注意が必要になってきます。

マナーを理解していないままお葬式に参列することはやめましょう。
分からない方は、事前確認をしておくようにしてください。

香典は郵送も可能
また、お通夜にもお葬式にも参列できない場合もあるかと思われます。
そのような場合は、香典を郵送する事も可能なため検討して見てください。

その際は、お葬式に参列できなかったお詫びのメッセージを添えると良いです。

香典を夫婦連名で出す場合の相場

香典は、相手との関係性で包む金額が変化してきます。
夫婦一緒出す場合は、どのように出すのが正解でしょうか?

実は夫婦一緒に包む場合でも、1人分の場合と金額は変化しません。
よって、故人との間柄を考え、お金を包めば問題ありません。

また、入れる金額は、4や9のつく金額は包まないことが重要になります。
理由としては、4や9は「死」や「苦」を思わせるためです。

下記では、故人との関係別に包む金額の目安を見ていきます。
  • 祖父・祖母の葬儀の場合
  • 両親・兄弟の葬儀の場合
  • 叔父や叔母、いとこの葬儀の場合
  • 仕事関係の葬儀の場合
  • ご近所さんの葬儀の場合
これらを順に紹介します。

祖父・祖母の葬儀の場合

年代 金額
20代 3千円~5千円
30代 3千円~1万円
40代 3千円~1万円

両親・兄弟の葬儀の場合

年代 金額
20代 5万円程度
30代 5万円~10万円
40代 5万円~10万円

叔父や叔母、いとこの葬儀の場合

年代 金額
20代 3千円~1万円
30代 3千円~2万円
40代 3千円~3万円

仕事関係の葬儀の場合

年代 金額
20代 3千円~5千円
30代 3千円~1万円
40代 5千円~1万円

ご近所さんの葬儀の場合

年代 金額
20代 3千円~5千円
30代 3千円~1万円
40代 3千円~1万円
その他、香典の金額に関して知りたいという方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

香典の夫婦連名の書き方

夫婦連名の場合の書き方について見ていきます。
書き方は、参列者によって変化してきます。

夫婦一緒に参列する場合
妻が参列する場合


これらについて解説します。

夫婦一緒に参列する場合

基本的には、夫婦一緒に参列する場合が多いかと思います。
そのような場合には、2つの書き方があります。
  • 夫の名前を書く
  • 夫婦2人の名前を書く
夫の名前を書く
夫婦一緒にお葬式へ参列する場合は、夫の名前を記載することがマナーになっています。
その際に、夫婦一緒に参列するにも関わらず、妻の名前を書かないのは失礼なのではないかと思う方もいらっしゃると思います。

しかし、葬儀自体は家と家の間で行われる儀式になります。
そのため、 夫の名前のみを記載しても全くもって失礼ではありません。

また地域によって、夫婦の名前を一緒に記載することは失礼だと思われる場合もあります。
そのため、迷った場合には、夫婦の名前ではなく、夫の名前だけを記載すると安心です。

夫婦2人の名前を書く
基本的には、香典には夫の名前のみを記載します。

しかし、例外として夫婦両方の名前を記載する場合もあります。
場合としては、夫婦どちらとも故人と親しくしていた場合や、妻側の親族にお亡くなりになった場合などです。

夫婦連名にする際には、夫の名前を香典の下段中央に記載します。
妻の名前は、夫の名前の左に名字を省略して記載します。

妻が参列する場合

訃報はいつ何時くるか予測できません。
そのため、突然すぎて夫が仕事を調整できず、葬儀に参列できない場合も考えられます。

そのような場合は、夫の代わりとして妻が参列します。
妻が夫の代わりに葬儀に参列する場合は、名前の書き方が上記で説明したものとは変化してきます。

まずは、香典には夫の名前だけを記載します。
そして、夫の名前の左に内と記載しましょう。

「内」とは、夫の代わりに妻が葬儀に参列したという意味があります。
そのため、記載することを忘れないように注意しましょう。

葬儀に参列した際には、受付で記帳します。
その際にも夫の名前を記帳するようにしましょう。

香典の場合と同様に、夫の名前の左に「内」と記載します。

香典袋の書き方に関しては、こちらを見て下さい。

香典を夫婦連名で出す場合の渡し方 

基本的には、夫婦で参列する場合でも渡し方はさほど変化しません。

葬儀に参列する場合
大事な用事があり参列できない場合


これら2つに分けて見ていきます。

葬儀に参列するとき

渡し方は、場合によって変化してきます。

受付で渡す場合
祭壇に備える場合
遺族に渡す場合


ここでは、3つの場合に分けて見ていきます。
受付で渡す場合
一般的には、お葬式やお通夜が催される際は、受付が設置されています。
そのような際は、受付の方に渡すのが良いです。

手順は以下のようになります。
  1. お悔やみの言葉を述べる
  2. ふくさから香典を取り出す
  3. ふくさの上に香典をのせ、受け取る側が読みやすいように上下を反転させ、一言述べながら差し出す
  4. 芳名帳に記帳する
  5. 記帳した後に、再び一礼する
自宅でお葬式を行う場合には、受付がない場合もあります。
そのような場合には、親族の方へ渡すようにしましょう。
祭壇に備える場合
祭壇に備える場合は、受付で渡す場合と異なる場合があります。
間違えないように注意するようにしましょう。

手順は以下のようになります。
  1. 遺影に向かって一礼する
  2. ふくさから香典を取り出す
  3. 香典を出したまま祭壇に備える
  4. 焼香を行う
  5. 焼香が終わった後に、再び一礼する
遺族に渡す場合
受付がない場合は、遺族に直接渡すことのなります。
失礼がないように気をつける必要があります。

手順は以下のようになります。
  1. ふくさから香典を取り出す
  2. 受け取る側が読みやすいように上下を反転させる
  3. 一言述べながら静かに差し出す
香典の渡し方に関しては、こちらの記事も見て下さい。

葬儀に参列しないとき

夫婦どちらも大切な用事があり、お葬式に参列できない場合はどうしたらいいのでしょうか?
参列できない場合は、一般的には代理の者をたてるようにしましょう。

信頼できる方に渡すのが1番いいと思います。
お葬式の際に、参列して香典を渡すことが1番いいです。

しかし、 後日に郵送で送ることも可能 になります。
そのため、仕事などで忙しく代わりの人を見つける時間がない人は郵送を利用しましょう。

この場合には、一般的に 現金書留で郵送する 方法が多いです。

後日香典を渡す際のマナーに関しては、こちらの記事を見て下さい。

香典を夫婦別々で出す場合

香典を渡す場合は、夫婦で1つが理想になってきます。
理由としては、香典を集計する方の手間や香典返しをする際に手間がかかってしまうからです。

しかし、どうしても夫婦別々で出したいという場合もあるかと思われます。
そのような場合は、 1人の際の出し方を参考にして出す のが良いです。

ここでは、40代の平均の金額を記していきます。
年齢によって多少前後しますので、友人などと相談しながら決めるようにしましょう。

金額は以下のようになります。
親族の場合
故人との関係 金額
祖父母 2万円~3万円
5万円~10万円
兄弟姉妹 3万円~5万円
おじ・おば 1万円~2万円
上記以外の親戚 1万円~2万円
友人・ご近所の場合
故人との関係 金額
友人・その家族 5千円~1万円
隣人・近所 5千円
その他のお付き合い 5千円
職場・仕事関係の場合
故人との関係 金額
勤務先の上司・部下 5千円
勤務先社員の家族 5千円
取引先関係 5千円~1万円
香典の年齢別の詳しい金額相場については、以下の記事を見てください。

香典を夫婦で出す時のマナーに注意を

この記事の結論は以下の通りです。    
夫婦連名で香典を渡す時の相場は、1人で渡す時の額と同じです。両親兄弟なら5万~10万円、祖父母なら3千〜1万円程度が一般的です。

香典は基本は夫の名前をフルネームで記入します。妻の名前も添えたい場合は夫の名前の左側に下の名前だけ書きます。妻が夫の代わりに参列する場合は夫の名前の横に内と記入します。

基本は夫婦で一つの香典を渡します。ただし妻の友人などの場合は別々に渡しても構いません。
上記を参考に、状況に応じて臨機応変に対応するようにしてください。
香典については以下の記事も参照して下さい。
夫婦連名で出す香典の金額の相場はいくら?
香典は年齢や故人との関係によって3000円から3万円包みます。4や9の数字にならないようにすることが重要です。

夫婦連名で香典を出す際の名前の書き方は?
夫婦2人で参列する場合は夫の名前のみ・夫婦両名の名前という2通りがあります。妻のみ参列する場合は夫の名前に内と付け足して書きます。

夫婦連名の香典はどのように渡す?
受付でお悔やみの言葉を述べたら袱紗から香典を取り出して渡します。祭壇に供える場合・遺族に直接渡す場合は渡し方が変化します。
夫婦別々で香典を出す際にはどのように渡すのが適切?
別々に香典を出す場合は、1人分香典を包むのと同じ方法になります。故人との関係や年齢によって包む金額も変わってきます。

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