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葬儀

2024.04.23

お通夜でタイツは履いてもいい?適した色・デニールや販売場所も解説

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急な訃報を受けてお通夜に駆けつける場面でも最低限の服装マナーは守った上で参列したいものです。今回はお通夜でタイツは履いてもいいのか?という疑問から喪服の種類やマナーまで解説します。マナー違反で失礼にあたることの無いように適切な装いで参列しましょう。

お通夜でタイツは履いてもいいの?

お通夜に参列する際には、故人を偲ぶという気持ちを表すため喪服を着用するのがマナーです。しかし、スカートにストッキングという装いでは季節によっては足元から冷えることもあります。そんな場合には防寒対策としてタイツを履きたいものですよね。果たしてタイツの着用はマナーとして許されるのでしょうか。

お通夜に参列するときは 原則として黒のストッキングを着用するのがマナー とされていて、カジュアルとみなされてしまうタイツの着用は避けたほうが良いとされています。

しかし一般的には、冬のお通夜であればタイツの着用もOKという認識があります。実はストッキングやタイツは戦後に普及したものなので、それに関するマナーも比較的新しく作られたものであり、伝統的なルールが設けられている訳ではないのです。

実際に冬のお通夜でタイツを着用している人も少なくありません。

ただし告別式ではやはりタイツよりストッキングの方が無難と言えます。タイツを履けない場合の防寒対策としては、ストッキングの2枚履きやパンツスーツを着るといった方法があります。

女性の喪服に全体に関して詳しくはこちらに記載しています。

【図解】女性の喪服を年齢別に解説!スーツの注意点やNGな服装も
第三人生編集部

お通夜に適したタイツ
冬の季節や寒い地域では防寒対策としてお通夜でタイツを履くこともできますが、着用OKな色やデニールの目安が決まっています。どのようなタイツが適切なのか解説していきます。

お通夜でのタイツの色
お通夜でのタイツのデニール
お通夜でのタイツの色
お通夜ではタイツの色は黒を選ぶようにしましょう。

お通夜は急いで駆けつけた方が良いとされており、その場合は原則として ストッキングの色は黒またはベージュ とされています。

しかし、中には黒以外の色はマナー違反と考える人もおり、また周りの人は黒のなのに一人だけベージュで目立ってしまうというのも問題です。したがって、タイツを履く場合も基本的には黒を選ぶのが無難です。

ただし、ラメ入りのものや柄の入っているものは避ける必要があります。緊急で用意が間に合わなかった場合などはベージュでも良いようなので、覚えておくと役に立つかもしれません。

お通夜でのタイツのデニールの目安は?
お通夜でタイツを着用する場合は、ストッキングのような 透け感のあるタイプ を選ぶとよいでしょう。

ストッキングとタイツの違いはその糸の太さです。糸の太さはデニールという単位で表され、30デニールまでがストッキングでそれ以上のものがタイツとされていますが、お通夜で履くものであれば60デニールくらいまでが目安です。

極厚のリブタイツなどは見た目がカジュアルになりすぎてしまうので避けなければなりません。

お通夜のタイツはコンビニでも購入できる
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最後の一枚のタイツが毛玉だらけだった場合など、急なお通夜でタイツの用意がない状況でも焦る必要はありません。 タイツはコンビニでも購入することができます ので大丈夫です。

ただしラメやワンポイントの刺繍が入っているものはNGなので購入の際には注意が必要です。忙しくても落ち着いて支度をしてお通夜に相応しい服装で参列しましょう。

お通夜でのタイツは略喪服に入る
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一口に喪服といっても実はいくつか種類があります。正喪服、準喪服、略喪服の3つの格式に分かれているのです。

名前はなんとなく聞いたことがあっても正確な役割の区別はあやふやな方も多いのではないでしょうか。

場面ごとに最適な服装を選ぶためにも、それぞれの役割を明確にしていきましょう。

正喪服を着るべき場面
正喪服は最も格式の高いとされる装いになります。葬儀では喪主側が着用し、一般参列者は着用しません。黒色の光沢感の無い素材で作られ、派手なデザインは避けられるのが定規です。

女性の洋装であれば、黒色のワンピースやアンサンブル、スーツが基本となります。流行りのデザインが取り入れられたものなどはマナー違反となります。 ストッキングの色は黒です。

準喪服を着るべき場面
準喪服の本来の役割は、正喪服に準ずる喪服として遺族や親近者より格式を下げたい場面で着用するものです。したがって、主に一般参列者が着用するものとされてきました。

しかし最近は一般参列者だけでなく喪主側も着用することが多く、さまざまな場面で幅広く着られることから、準喪服のことを一般的な喪服として扱うことが多いです。準喪服は葬儀においては平服として扱われます。

女性は黒のワンピース、アンサンブル、パンツスーツなど。レースやフリルやリボンなどのデザインもOKとされている点が正喪服とは異なります。

略喪服を着るべき場面
略喪服とは喪服に準ずる服装にあたるもので、ブラックフォーマル以外の地味な色のスーツやワンピースなどです。略喪服に関しては無地であれば色は黒でなくてもいいとされています。着用する場面はお通夜や三回忌以降です。略喪服も葬儀の場では平服として扱われます。

女性はオーソドックスであればデザインに制約はほとんどなく、無地に近い織り柄、チェック、ストライプ、水玉などもよいとされています。 お通夜でのタイツの着用もOKです。 ただし喪に服すための装いであることに変わりないので、派手すぎて失礼にあたらないように注意が必要です。

お通夜は略喪服で
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お通夜は訃報を聞いて急いで駆けつけるものなので、略喪服の方がより相応しいとされてきました。

準喪服を着ていくと死に対して前もって準備していたとみなされ不適切とされていましたが、最近では事前にお通夜の連絡があったりするので一般的に着用されているのは、むしろオールマイティの準喪服の方が多いようです。

ただ本来は取り急ぎの略喪服で駆けつけることになっていますので、 黒タイツの着用も略喪服として受け入れられています。

おすすめのお通夜用タイツ
お通夜に履いていくのにおすすめのタイツを紹介します。中には、発熱するタイツや保湿するタイツもあるようなので参列するお通夜の状況に応じで選ぶとよいでしょう。

まず最初に紹介するのは、しっかり暖かさを保ちつつもカジュアルになりすぎない透け感の60デニールのタイツです。
毛玉になりにくいのも嬉しいポイント。

[アツギ] タイツ 60D アツギ タイツ (ATSUGI TIGHTS) 60デニール 〈2足組〉 FP88602P レディース ブラック 日本 M~L (日本サイズM-L相当)
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1,380円
www.amazon.co.jp
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このタイツは30デニールなのでよりストッキングに近い感覚で履くことができます。
寒さの度合いによってはこちらを選ぶのも手です。

(デイリーマンゾク)fukuske(フクスケ) デイリー満足 30デニール オペイク 3P タイツ 590-1511 090 ブラック L2L(ヒップ:90-103cm、身長:155-170cm)
(デイリーマンゾク)fukuske(フクスケ) デイリー満足 30デニール オペイク 3P タイツ 590-1511 090 ブラック L2L(ヒップ:90-103cm、身長:155-170cm)
1,100円
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こちらは60デニールのタイツに保湿機能を持たせた商品です。
冬は乾燥するので保湿機能が活躍する場面は多そうです。

(マンゾク)MANZOKU 2足組 満足 60デニール 保湿タイツ 740Q5211 090 ブラック ML(ヒップ:85-98cm、身長:150-165cm)
(マンゾク)MANZOKU 2足組 満足 60デニール 保湿タイツ 740Q5211 090 ブラック ML(ヒップ:85-98cm、身長:150-165cm)
1728円
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【コラム】女性のお通夜に着て行くべき服装は?
女性喪服
お通夜や告別式はマナーやしきたりが多いですが、故人に喪を服するためには相応しい振る舞いをしなければなりません。恥をかかないためにもお通夜での服装全体についてのマナーを解説していきます。

なるべく肌の露出を控える
派手な化粧やマニキュアは避ける
アクセサリーは結婚指輪とパールのみ
エナメル素材などを避ける
靴は黒のパンプスを選ぶ
ヒールのコツコツ音に注意
毛皮ものを避ける
ハンカチは黒か白
派手な色の傘は避ける
雨靴は履き替える
女性のお通夜に着て行く喪服全体についてはこちらを参考にしてください。

お通夜の女性の服装は?喪服の種類やマナーも解説!アクセサリーは?
第三人生編集部

なるべく肌の露出を控える
お通夜ではなるべく肌の露出を控える服装が基本です。女性であれば胸元が開きすぎているものは避けましょう。また、スカートの丈は膝が隠れるくらいからくるぶしまでが目安となります。

派手な化粧やマニキュアは避ける
派手すぎるメイクは適切ではありません。女性はシンプルなメイクをこころがけるようにし、ネイルやマニキュアは避けましょう。

アクセサリーは結婚指輪とパールのみ
基本的に光沢のあるものは避けなければならないのでアクセサリー類は身に着けないようにしましょう。ただし例外的に結婚指輪とパールは身につけてもよいとされています。パールは涙の象徴とされているそうです。

エナメル素材などを避ける
アクセサリーと同じ理由で、黒でも光沢のあるエナメル素材の靴なども避けるべきです。また派手な装飾が付いている靴もNGとなります。

靴は黒のパンプスを選ぶ
葬儀では靴は派手なデザインを避け、シンプルな黒のパンプスを履きます。光沢のあるものを避けるという意味合いで素材は布がよいとされていますが、実際にはつやのない本革や合皮の靴を履いてる方がほとんどです。お通夜での略喪服での靴の色は黒でなくてもかまわないとされていますが、サンダルやブーツは完全にNGですので履かないようにしましょう。

ヒールのコツコツ音に注意
弔いの場ではヒールのコツコツ音は悪い意味で目立ってしまいます。靴底にゴムを貼るなどして対策しましょう。

毛皮ものを避ける
殺生を連想させるという理由から、毛皮や爬虫類柄の革製品などは避けるべきとされています。

ハンカチは黒か白
見落としがちですが、ハンカチも持つ場合も色は黒か白にするように気をつけましょう。涙を拭くのに必要となるかもしれませんが、そのときに取り出したハンカチの色が派手では場に相応しくありません。

派手な色の傘は避ける
天気が悪く傘を持つ場合は傘の色にも気をつけましょう。傘の場合は地味な色ならよいとされていますが、黒にするほうが無難です。

雨靴は履き替える
天気が悪い日は雨靴を履いて会場に向かうことは大丈夫です。ただし、会場に着いたら適切な靴に履き替えて参列するようにしましょう。

マナーを身につけて適切な装いで
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今回の記事ではお通夜でのタイツ着用の可否、喪服の種類とマナーについて解説しました。
黒のストッキングが原則ですが、寒い季節はタイツもOKでしたね。また、喪服には正喪服、準喪服、略喪服がありそれぞれ適切な場面で着用する必要がありました。最低限のマナーを身につけて場に相応しい装いでお通夜に参列しましょう。

❓ お通夜でタイツは履いてもいい?
もともと黒のストッキングを用いるのがマナーです。しかし、冬場などにはタイツの着用が許される場合もあります。詳しくはこちらをご覧ください。

❓ お通夜に適したタイツの色や厚さは?
黒い色を選ぶことが大切です。また、60デニールほどまでの厚さに抑えると良いでしょう。詳しくはこちらをご覧ください。

❓ お通夜でのタイツの販売場所は?
服飾用品売り場だけでなく、コンビニでも購入可能です。柄が入ったものは選ばないのもポイントです。。詳しくはこちらをご覧ください。

❓ お通夜でタイツ以外に服装で気を付けるべきマナーは?
髪は黒のヘアゴムで束ねることが大切です。また、ネイルはなるべく付けないようにしましょう。詳しくはこちらをご覧ください。

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