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葬儀

2024.04.30

提灯の作り方!画用紙・ペットボトル・牛乳パックなど材料別に解説

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お盆やお祭りなどで提灯を目にすることがあると思います。
専門店で売られている、竹でできた本格的な提灯を目にすることの方が多いかと思います。

今回の記事では、専門店ではなく提灯を自身で作る方法について見ていきます。
画用紙やペットボトルなど様々な材料別の作り方について見ていきます。

牛乳パックの提灯の作り方を見ていきます。
今回は作り方を2つご紹介します。

提灯とは?

皆さんご存知の通り、 提灯(ちょうちん)とは竹などできた枠組みに紙を貼り、中にロウソクを入れたもの のことです。

最近ではロウソクではなく電気による光源のものもあります。
提灯とは「手に提げる灯」という意味で、 現在でいう懐中電灯の役割を担っていました。

現在では日常ではほとんど目にすることは少なく、お祭りやお盆の際や仏前のお供え物などに使用されます。

提灯の素材

現在売られている提灯の素材は主に以下の2つです。
和紙
ビニール
伝統的な提灯といえば竹などの枠組みに和紙が張られたものでした。
最近では、雨風に強いビニールが張られた提灯もあります。

提灯の種類

提灯の種類は大きく以下の3つに分けることができます。
看板用の提灯
皆さんが提灯の中で最もめにするのがこの看板用だと思います。
居酒屋などの店の前などに飾ってあることもあります。

看板用の提灯には縦長の楕円形をした長型や丸形、桶型などいくつか種類があります。

弓張提灯
弓張提灯とは他とは異なり竹弓の取手が付いているのが特徴です。
取手があるので簡単に持ち運ぶことが可能です。

以前の懐中電灯としての役割があります。
形は円筒型や丸形など種類があります。

盆提灯
字の通り、お盆用の提灯です。
お盆には先祖や故人の霊が浄土から帰ってくると考えられています。

その際に、霊が迷わないようにと提灯が目印となるように飾ります。
盆提灯は脚の付いた安置型や吊るす下げ提灯などいくつか分かれています。

盆提灯に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

提灯を手作りする事は可能?

上でも申しました通り、提灯は竹を用いて作られます。
私たち素人にとって、竹を用いて作ることは容易ではありません。

本格的な提灯を考えていらっしゃる方はより専門に調べることをオススメします。

今回の記事では画用紙や折り紙、ペットボトルなど簡単にできるものをご紹介します。

提灯の作り方【画用紙】

最初に紹介するのは画用紙の提灯の作り方です。
こちらは他に比べて少し難しいので作る際は大人の方と一緒に作るといいかと思います。

材料・道具

材料は以下の3つです。
  • 色画用紙(B4サイズ)2枚
  • 黒画用紙(B4サイズ)1枚
道具は以下の5つです。
穴あけパンチはキリ・千枚通しやカッター・ハサミなどでも代用可能です。
  • カッター・ハサミ
  • 鉛筆
  • 定規
  • のり
  • 穴あけパンチ

作り方

作るパーツは以下の4つに分けられます。
外側用紙(色画用紙1枚目)
  1. 5.5cm 間隔で左から縦に線を6本引く
  2. 最後の線の端から1㎝に同様に縦線を引く(のりしろ部分)
  3. 線より右側は切り取る
  4. 上下からそれぞれ 2㎝ で横線を引く
  5. 上下の横線に囲まれた縦線にカッターで切り込みを入れる
  6. 残った線に折り目を付けて置く
  7. 外側用紙の完成
内側用紙(色画用紙2枚目)
  1. 5.3cm 間隔で左から縦に線を6本引く
  2. 最後の線の端から 1㎝ に同様に縦線を引く(のりしろ部分)
  3. 線より右側は切り取る
  4. 上下からそれぞれ 1㎝ で横線を引く
  5. 上下の横線からで切り取る
  6. 残った線に折り目を付けて置く
  7. 内側用紙の完成
帯(黒画用紙)
  1. 縦2㎝、横36.4cm (B4サイズの一番長い辺)でカットする
  2. 上記のものを2本作る
  3. 帯の完成

ストッパー(黒画用紙)

  1. 残った黒画用紙のスペースで縦1.5㎝、横10㎝の帯状のものを1本カットする
  2. ストッパーの完成

組み立て

  1. 内側用紙ののりしろ部分を左側にして右から2本目の折り線の位置、上から 3㎝ 程度にストッパーを貼り付け、内側用紙を閉じる
  2. 内側用紙を外側用紙の下側に合わせて貼り付け、外側用紙を閉じる
  3. 外側用紙の上下に帯を貼り付ける
  4. 筒状になるように広げ、外側用紙が広がるように形を整える
  5. 穴あけパンチで上部に穴をあけ紐が通せば完成

提灯の作り方【折り紙】

続いて、折り紙の提灯の作り方です。
小さいころに作ったことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
材料・道具
材料は以下の2つです。
  • 折り紙2枚(色違い)
道具は以下の3つです。
  • はさみ
  • のり
  • 穴あけパンチ
作り方
パーツは以下の2つに分けられます。
本体に関しては作業が長いので2段階に分けてご紹介します。
  • 本体
本体①
  1. 表(色付きの方)にして下から 1㎝ 程で横に折り目を付ける
  2. 裏を上にして上側の端(折り目の反対の辺)を折り目に合うように横に折る(このとき下が 1㎝ 白い部分が見えるように)
  3. 再度ひっくり返して、折り目側(開かない方)から 1㎝ 程で横に折る
  4. 上の状態で横長の長方形ができる
  5. 長い辺を半分に縦に折る
  6. 同じように再度半分に折る
  7. 再度半分に折り、合計3回に折る
  8. 全部開き、中心付近の横線周りにのりで貼り付ける(2の横線で折る)
  9. 上の状態で長さの異なるカーテンが重なったようになる
本体②
  1. 長さの長いカーテンについた縦線に沿ってハサミで切り込みを入れる
  2. 最後の2列分は切り取る
  3. 切り込みを入れた複数のひらひら部分の先を反対のカーテンの端に貼り付ける
  4. 全体が提灯の形になるように巻いて貼り付ける
  5. 本体の完成

1. 幅1㎝の横長の帯を2本切り取る
2. 帯の完成


組み立て
1. 本体の上下に帯を巻き付けて貼り付ける
2. 穴あけパンチで上部に穴をあけ紐を通せば完成

提灯の作り方【ペットボトル】

1つ目の提灯は光源となるライトを入れない提灯です。
ペットボトルの中にテープや折り紙などでデコレーションし、自分好みの提灯を作ることができます。

材料・道具
材料は以下の4つです。

ペットボトル提灯①

ペットボトルの提灯の作り方を見ていきます。
今回は作り方を2つご紹介します。
2Lペットボトル2本(形は同じもの)
デコレーション用のテープ・折り紙など
ビニールテープ
  • 2Lペットボトル2本(形は同じもの)
  • デコレーション用のテープ・折り紙など
  • ビニールテープ
道具は以下の3つです。
  • カッター・ハサミ
  • 印鑑登録証明書
  • キリ・千枚通し
  • ペン
作り方
  1. ペットボトルの半分の位置でカットする(2本とも)
  2. キャップの付いた方を使用する
  3. 一方のキャップにキリ・千枚通しで穴をあけて置く
  4. ペットボトルの中にテープや折り紙などを詰めデコレーションする
  5. 切り口を合わせビニールテープで止める
  6. テープやペンで外側をデコレーションする
  7. 先ほど穴をあけた部分に紐を通せば完成

ペットボトル提灯②

2つ目に紹介するのは光源となるライトを入れる提灯です。
暗いところで使うと、おしゃれでオススメです。

材料・道具
材料は以下の3つです。
  • 500mlのペットボトル2本
  • 光源となるライトなど
  • お花紙
道具は以下の3つです。
  • カッター・ハサミ
  • ボンド
  • ライター
作り方
  1. ペットボトルに四角い穴をあける(光源用のライトを入れるため)
  2. 別のペットボトルをリング状にカットする(手持ち部分)
  3. ライターでリングをあぶり持ちやすいように変形させる
  4. リングをもう一方にボンドで貼り付ける
  5. お花紙をボンドで貼り付ければ完成

提灯の作り方【風船】

次に紹介する風船を使って作る提灯です。

これは型を取る際に風船を用いますが、風船が提灯の役割を果たすのではないので注意してください。

ランプシェードとしても使えますので、お子さんだけでなく大人の方にもオススメです。
材料・道具
材料は以下の3つです。
  • 風船
  • 麻ひも・毛糸など
  • 光源となるライト
道具は以下の4つです。
  • ボンド
  • 刷毛(はけ)
  • 油性ペン
  • セロテープ
作り方
  1. 風船を膨らませる(風船の大きさが提灯の大きさになります)
  2. 風船に油性ペンで光源となるライトよりも大きな○を描く(光源となるライトを入れるスペースの目印)
  3. 上で書いた〇にかからないように麻ひもまたは毛糸などを風船にぐるぐると巻いていく( 巻く際にテープなどで止めながらやってくとやりやすいです)
  4. ボンドを水で溶かして刷毛で麻ひもなどに塗る
  5. ボンドが固まるまで乾かす
  6. 固まったら風船を取り出す
  7. 穴から光源を入れて紐を通せば完成

提灯の作り方【牛乳パック】

牛乳パック提灯①

一つ目の牛乳パックは上で紹介した折り紙の作り方に似ています。
材料・道具
材料は以下の2つです。
  • 牛乳パック1つ
道具は以下の4つです。
  • ペン
  • ハサミ
  • ホチキス
  • 穴あけパンチ
作り方
  1. 牛乳パックをハサミで四角く開く(牛乳パックの底の部分は切り取ります)
  2. 開いた内側に提灯の大きさ分、四角くペンで下書きする(のりしろとなるように大きさと別に端に1㎝余分にしておきます)
  3. 下書きに沿ってハサミでカットする
  4. 左右の端から3㎝程度の真ん中部分に好みで模様を描く
  5. 模様が描かれていない左右の端の辺で山折する
  6. 描かれていない3㎝程度のスペースを上にして、上3㎝まで等間隔に縦に切り込みを入れる
  7. 開いて提灯の形になるように丸めてホチキスで止める
  8. 穴あけパンチで穴を開けて紐を通せば完成

牛乳パック提灯②

こちらは牛乳パックの形をそのまま使った提灯です。
作業も少なく簡単にできるので、時間をかけずに作りたいという方にはオススメです。

材料・道具
材料は以下の2つです。
  • 戸籍謄本
  • 印鑑登録証明書
  • 身分証明書
  • 印鑑
  • 申込書
  • 使用許可願書
道具は以下の4つです。
  • ペン
  • 色セロハン、お花紙などデコレーションできる薄い紙
  • カッター
  • のり
作り方
  1. 牛乳パックの上の部分だけ開く
  2. 牛乳パックの外パッケージをカッターで剥がす(牛乳パックの継ぎ目に切り込みを入れると簡単に剥がせます)
  3. 外側に絵を描いたり色セロハンなどを貼ったりしてデコレーションする
  4. 光源となるライトを入れれば完成

提灯の作り方【ガチャガチャ・ガシャポン】

ガチャガチャ・ガシャポンの容器を使ったオバケ提灯の作り方を見ていきます。
こちらは作業も少なく非常に簡単ですので、小さなお子さんにオススメです。

また、カッターやハサミなども使いません。
道具は以下の4つです。
  • ガチャガチャ・ガシャポンの容器1個
  • ティッシュ
  • ボンド
作り方
  1. ガチャガチャ・ガシャポンの容器に紐をボンドで止める(可能であればキリ・千枚通しで穴をあけて紐を通す方が丈夫です)
  2. ティッシュをオバケのようにかぶせてボンドで貼れば完成

提灯を作る時の注意点は?

提灯を作る時の注意点は以下の点です。

カッター・ハサミやキリ・千枚通しなどを使う際はケガに気を付ける
何よりも注意してほしいのがケガです。
提灯を作るのは、お子さんが多いかと思います。

カッター・ハサミやキリ・千枚通しを使う際は十分に注意して行ってください。
物によってはライターを使うものもご紹介しました。

小さいお子さんの場合は大人がいる際に行ったり、危ない作業は大人がやったりと対応しましょう。

外に飾った後は片づける
お盆などの家の外に飾ることもあるかと思います。
画用紙や折り紙などで作ったものは飾りっぱなしにしておくと、雨風によってせっかく作ったものもゴミになってしまいます。

外に飾った後はきちんと片づけましょう。

色などのデザイン
最後は皆さんの好み次第なのですが、色などのデザインを工夫するとより素晴らしい提灯になるかと思います。

具体的には、 黒や紺、グレーなどの暗めの色は避け明るめの色を使う ことが挙げられます。

自分好みの提灯

今回の記事では提灯に関して以下の流れで見てきました。
提灯は昔の懐中電灯の役割
簡単なものであれば提灯を手作りできる
画用紙の提灯の作り方
折り紙の提灯の作り方
ペットボトルの提灯の作り方
風船の提灯の作り方
牛乳パックの提灯の作り方
ガチャガチャ・ガシャポンの提灯の作り方
作る際はケガに十分注意を
様々な材料別に合計8種類の作り方をご紹介してきました。
これはあくまで一例です。

他にも様々な作り方があるかと思います。
また、デコレーションも色々とチャレンジしてみてください。

十分のケガに注意して、自分好みの提灯を作ってみてください。

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