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葬儀

2024.04.24

お盆の帰省におすすめの手土産を紹介!費用・渡し方・のしの有無など解説

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夏の恒例行事・お盆は、ご先祖様を迎えて共に過ごすという日本の良き風習の一つです。
普段なかなか帰れない実家に、家族揃って帰省することも楽しみですね。

普段できない会話に花を咲かせるのは、お盆ならではの光景です。
そこで今回は、お盆に持っていく手土産の価格の相場を解説します。

また具体的なおすすめの品物や渡す際のマナーもご紹介します。
併せてお供え物についても触れていきますので、どうぞ最後までお読みください。

この記事で解決する疑問

お盆の手土産の価格相場は?

お盆の手土産におすすめのものは?

お盆の手土産に熨斗は必要?

お盆の手土産とお供えは分けるべき?

お盆の手土産の価格相場

お盆というと関東では盂蘭盆といって7月15日のことをいいますね。
しかし、他の地方ではの8月15日のことをお盆といいます。

この違いを不思議に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
7月15日は農家の繁忙期にあたる為、8月15日をお盆としている地方が多いのです。

お盆の里帰りを毎年楽しみにしている方も多いことだと思います。
相手の喜ぶ顔を思い浮かべながら手土産を選ぶのは楽しいものですね。

さて、ここではお盆の手土産の相場について解説していきたいと思います。

3千円~5千円が一般的
一般的には3千円から5千円というのが相場です。

ご実家の風習や地域の習わしによって手土産の相場に多少違いはあるでしょう。
又、金額の高い手土産を持っていくと、逆に先方に気を使わせてしまう事にもなります。

やはり先方に負担のない、相場に見合った手土産を準備することをおすすめいたします。

初盆の場合は、もう少し高額でもよい
初盆の場合においては手土産の他にも現金を御仏前にお供えします。
なので基本的には一般的な手土産の相場と同じ3千円から5千円の範囲で構いません。

但し、それぞれの故人への想いや、その地域の風習や習わしもあることと思います。
又、初盆後に振舞われる食事の席への配慮もあることでしょう。

初盆の場合、相場より多少高額の品物を準備をしても、先方の負担にはあたりません。

お盆の手土産におすすめのものは? 

それではお盆の手土産には、
ここではお盆の手土産に適している以下の3点をご紹介したいと思います。
日持ちがするお菓子
帰省土産では先方の家族構成や環境などに応じて、先方の喜びそうな品物を選びます。

その中でも日持ちがするお菓子が手土産におすすめです。
日持ちがするお菓子だと、先方が好きなタイミングで食べることが可能です。

最初から小袋に分けられた手土産なら、なおさら先方に喜ばれることでしょう。
おすそわけとしてご近所に配ったり、職場に持っていくことができます。

果物
お盆の手土産として、果物も喜ばれることでしょう。
果物であれば、これはダメという決まりはありません。

先方の好まれる果物や、近しいご先祖様や故人の好きだった果物もとても喜ばれます。
夏の旬の果物としてスイカや桃、さくらんぼやマスカット、マンゴー等がありますね。

特に果物は色が鮮やかで、見栄えもよく、お盆の手土産として持っていくには最適です。

お酒
お酒などの嗜好品を好む方なら、ビール・ウイスキー・ワイン等も良いでしょう。
珍しい地酒・その土地にしかない銘柄のものお酒を選んでも喜ばれます。

相手の好むお酒を毎年の帰省土産として決めておくのもおすすめです。
お盆には、またあの銘柄のお酒が飲めると、先方のちょっとした楽しみにも繋がります。

普段の何気ない会話の中から、好みのお酒の種類を聞き出しておくのもいいですね。
お盆のお供え物に関しては、こちらも参考にしてください。

お盆の手土産の渡し方

手土産の渡し方にはマナーがあるのをご存じでしょうか?
ちょっとしたことですが、知っておくといざという時に役に立ちます。

ここでは手土産の渡し方を以下の流れでご説明いたします。

①紙袋から出してから渡す
お盆の手土産を先方に渡す場合には、品物を紙袋から取り出して渡しましょう。
紙袋とは、持っていく際に汚れやほこりがついてしまわないように使うものです。

紙袋を入れたまま渡すということは、ホコリがついたまま渡すようなものなのです。
紙袋に入れたまま渡してしまうことは、失礼にあたります。

手土産を入れるのに使った紙袋は、持ち帰るのがマナーです。

②向きに注意
手土産を渡す際にもマナーがあります。
紙袋から品物を取り出したら、一度自分の方に向けます。

理由は、手土産などに傷がついていないか、包装紙に破れた跡はないか確認する為です。
確認が済めば、今度は時計周りで90度廻しを二回行います。

そして品物の正面が相手の方に向くようにして手土産を渡します。

③渡すタイミング
お盆の手土産なら、挨拶を済ませた後に渡すのが通常です。
部屋に通されて後、挨拶を済ませた後のタイミングで手土産を渡すのがベストです。

その際、要冷蔵の手土産なら、その旨を一言付け加えるようにしましょう。
家の中に上がらないのなら、玄関先での挨拶の後に手土産を渡すようにします。

直接お渡しする場合
お盆の手土産を直接渡す場合は、前述の通り、まずはきちんと挨拶を済ませます。
その後、手土産を渡すようにします。

その際の言葉添えとして以前は「つまらないものですが」の慣用句が使われていました。
しかし最近ではその慣用句はあまり使わない傾向にあります。

「○○がお好きと伺いましたので」「お口に合えば嬉しいのですが」と添えましょう。

お仏壇にお供えする場合
仏壇への手土産をお供えする場合にもマナーがあります。
「お供えさせて頂いても、よろしいでしょうか?」と声をかけるようにします。

さらに重ねてお供えする場所を確認するようにします。
「こちらにお供えさせて頂いてもよろしいでしょうか?」と一言伺います。

親しき仲にも礼儀ありです。
いくら親族であっても、まずは先方の事を考え、一言添えていくことがマナーです。

お盆の手土産にのしは必要?

ここではお盆の手土産につけるのしについて説明いたします。
手土産をお供えするかどうかで有無が変わってきます。

手土産にのしは必要ない
手土産にものしが必要では?と思われる方もおられることと思います。
しかしこの場合の手土産は、帰省土産にあたりますので、のしは必要ありません。

のしを付けるのはどんな場合かというと、仏壇へのお供えものになります。
ただ、決してのしをつけてはいけないというのではありません。

のしをつけた方が見栄えがすると思う方もおられるでしょう。
その場合には、のしをつけても大丈夫です。

掛け紙の表書き
正しくは、のしではなく掛け紙といいます。
それではお盆の手土産に掛け紙をつける場合は、表書きには何を書くのでしょうか?

御挨拶・御土産・暑中見舞い・残暑見舞い・暑中御伺・暑中御伺になります。
又「暑中見舞い」が使えるのは8/7までで、その日を過ぎると「残暑見舞い」になります。

お盆の時期は8/13~8/15になりますから、この場合は「残暑見舞い」ということになります。
また目上の方に御見舞いを使うのはタブー、その場合は残暑御伺を使うようにしましょう。

お盆は手土産のほかにお供えも必要?

お盆の時期の帰省なので、手土産だけというわけにはいきませんね。
ご供養の品物を準備して、まずはご先祖様に心を運んでいくのが経道といえます。

ここでは、手土産の他に持参するお供えについてご説明いたします。
手土産とは別に線香やろうそくを持参したほうがよい
手土産の他に、お供え物を持参するように心がけましょう。
もちろん持参した帰省土産をそのままご供養するご家庭や地域もあります。

しかし一般的には、手土産とお供え物は別であるといった考え方になります。
お供え物はろうそく・お線香といった品物が主流です。

いろんな種類が販売されているので、それぞれの好みに合わせて選ぶと良いでしょう。

お供えは熨斗をつける
先ほども述べましたが、手土産にはのしは不要ですが、お供え物にはのしをつけます。
そもそもお盆とは、あの世に行ったご先祖様が家に戻り、共に過ごす期間のことです。

帰ってこられたご先祖様をもてなすという意味でお供えものをお捧げします。
心を込めて、ご供養をさせて頂きたいものです。
熨斗の書き方
それでは次にのしの書き方についてご説明していきたいと思います。
表書きには仏教であれば、御供・御仏前、神道であれば御供・奉納と書きます。

この場合、不祝儀用ののしが一般的です。
墨で書くのであれば、薄墨ではなく通常の墨を使っても大丈夫です。
水引の選び方
水引とは、のし紙についている紐飾りの事です。
水引も関東と関西では、使用する色が異なります。

一般的に、関東では白黒の水引、また関西では黄白の水引となります。
お供えを持参する際には、配偶者の実家の地域に応じた水引を使うようしましょう。

わかりにくい場合は事前に確認し、くれぐれも間違えないよう気をつけましょう。
のし紙の水引に関しては、こちらも参考にしてください。

お供えの渡し方

必ず一言添えてから、お供えするようにしましょう。
先述のように、先方の許可をもらわずにお供え物を供えるのは、マナー違反にあたります。

先方の喜ぶ手土産を持参し、楽しいお盆のひと時を過ごそう

この記事の結論は以下の通りです。
お盆の手土産の価格相場は3千円から5千円程度です。

お盆の手土産におすすめのものは、日持ちするお菓子や果物、お酒などです。

お盆の手土産に熨斗は必要ありません。仏壇にお供えする場合はかけ紙があると良いです。

お盆の手土産とは別にお供えを持参する方がよいです。線香やろうそくを選ぶとよいでしょう。
親族が集まってご先祖様をお迎えする、日本の伝統行事・お盆。
古きよき習わしであるお盆には、皆でお墓参りをしたり、仏壇に手を合わせたりします。

皆で近況報告をし合ったり、大勢での食事も楽しいものです。
ご先祖様や親を大切に想うを心を、子供さんたちに伝えていく大事な期間ですね。

お盆の手土産には喜ばれる品物を持参し、ぜひとも楽しいひと時をお過ごしください。
お盆に関しては、こちらも参考にしてください。

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