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趣味

2025.02.27

子供夫婦と過ごすお正月。初孫にお年玉をあげたいけれど「どれくらいの金額が適切なんだろう」と疑問に思いますよね。

子供夫婦に気を遣わせるのを避けるためにも、きちんと相場を理解しておくことは大切です。

この記事では、初孫にあげるお年玉の相場金額や、お年玉をあげる際のマナーについてご紹介していきます。

初孫にあげるお年玉の金額はどう考える?

お年玉を孫に手渡す
初孫にあげるお年玉の金額には、マナー的に避けるべき額はありますが、推奨される金額などのルールはありません。

自分の子供にあげていたお年玉と同様に、お孫さんの年齢をベースに金額を考えるのがいいでしょう。

また、お孫さんが乳幼児の場合は自身でお金の管理ができないため、子供夫婦がお金を預かることになります。

預かったお年玉をお孫さんのために貯金したり、養育費として使用したりと、家庭によって扱い方が異なるため、渡した後の用途を事前に確認して金額を決めるのもおすすめです。

お年玉の相場を年齢別に紹介

ここからは、年齢別にお年玉の相場の金額をご紹介していきます。

お孫さんの年齢に合わせてチェックしてくださいね。

0~3歳(乳幼児)

0〜3歳のお年玉は、0〜500円が相場です。

まだお金の概念を理解できる年齢ではないため、金額を重視するよりも「お年玉をあげた」ということを重視して低額を渡すようにしましょう。

また、お金の代わりに絵本やおもちゃなどを渡すのもおすすめです。

3~6歳(幼稚園)

3〜6歳のお年玉は、0〜1,000円が相場です。

この頃はお金の概念を理解し始めてくる頃ですが、自分で買い物に行ける訳ではないため、そこまで高額のお年玉を渡すのは避けるのが無難です。

また、自分ではお金の管理ができないため、親の前で渡して最終的に預かってもらうようにしましょう。

6~12歳(小学生)

6〜12歳のお年玉は1,000〜5,000円が相場です。

小学生の頃はお小遣いをもらうなど、自分でお金を管理し始める年齢です。
低学年のうちは1,000円。中学年からは3,000円など、年齢に合わせて金額を増やしていくのがいいでしょう。

また、お年玉を渡して、そのお金でお孫さんの欲しいものを買いに行くのもおすすめ。
反抗期に入るとそういった外出などは断られることも多いため、思い出を作っておくといいでしょう。

12~15歳(中学生)

12〜15歳のお年玉は5,000円が相場です。

この頃になると欲しい物があったり、友人と出かけたりと、お金を使うことが多くなっています。自分でお金を稼げる年齢ではないため、金額を増やすと喜ばれるでしょう。

15歳~18歳(高校生)

15〜18歳のお年玉は5,000〜10,000円が相場です。

中学生の頃よりさらに自分でお金を使うタイミングが増え、場合によっては欲しいもののためにアルバイトで貯金をしているケースもあるでしょう。

お金の管理については問題がない年齢のため、渡したいと思う金額を渡して問題ありません。

19歳~(大学生以降)

19歳~のお年玉は10,000円が相場です。

早ければ働いている年齢のため、18歳を超えてからは家庭によってお年玉を渡さなくなる場合もあります。

「18歳まで」「20歳まで」「働き始めるまで」など、事前にいつまでお年玉を渡すのかを決めておき、お孫さんにも伝えておくといいでしょう。

そのほかの考え方

これまでご説明したように学校や年齢帯で金額を考える以外にも

・年齢×金額(500~1,000円)で考える
・くじ引きなどのミニゲームを用意して、当てた金額を渡す

など、金額を工夫するのもおすすめです。

ぜひ家計に問題のない範囲で、喜ばれる金額を渡してあげてくださいね。

あげる際のマナーは?お年玉に関するQ&A

孫へお年玉を渡す祖母
ここからはお年玉に関する疑問にお答えします。

1. お年玉をあげる際のマナーは?

お年玉としてお金を用意する際は、なるべく新札を用意しポチ袋などの袋に包むようにしましょう。

新札を用意することは、お正月というおめでたい場に適していることに加え、お祝いのために準備していた(お正月に会うことを楽しみにしていた)ことを伝えることができます。

また、ポチ袋にお金を入れる場合は三つ折りにして入れましょう。

2. 避けるべき金額は?

4,000円や9,000円など「4」や「9」がつく金額は避けたほうがいいでしょう。

日本のお祝いの場でお金を渡す際、「死」や「苦」を連想するとして上記の金額は避けられています。

3. お年玉の由来は?

お年玉という風習は「御歳魂(おとしだま)」という言葉が由来になっています。

御歳魂はお正月に年神(正月に家に迎える神で、豊作や幸福を司る)を迎えるために用意していた鏡餅のことを指しており、お供えした後家族や家人に分け与える風習がありました。

その風習が変化し、現在ではお金を渡す行事になっています。

4. 喪中の場合は渡してOK?

喪中の場合でも、お年玉を渡すことは問題ありません。
かつてはお年玉をお祝いのお金として、喪中に渡すことを避ける考えもありましたが、現代は考えが変化し問題ないと捉えられています。

気になる場合は「お年玉」ではなく、「お小遣い」として渡すといいでしょう。

5. ポチ袋のおすすめは?

小学生くらいまでのお孫さんの場合はキャラクターもののポチ袋。中学生以降の場合はキャラクターデザインのほか、シンプルな柄のものがおすすめです。

お子さんの好みのキャラクターがあるなら、事前に子供夫婦に聞いて用意しておくと喜ばれるでしょう。

中学生以降からはキャラクターものは子どもっぽいと恥ずかしがられる場合もあります。迷った場合はシンプルなデザインのものを選んでおくのが無難です。

また、上司や仕事先の方のような他所のお孫さんに渡す場合は、水引が付いたものなどを選ぶと礼儀正しくなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。お年玉の金額に関しては、紹介した下記の相場を参考にしてください。

◆年齢別お年玉の相場
 0~3歳(乳幼児):0~500円
 3~6歳(幼稚園):0~1,000円
 6~12歳(小学生):1,000~5,000円
 12~15歳(中学生):5,000円
 15歳~18歳(高校生):5,000~10,000円
 19歳~ (大学生以降):10,000円

ぜひ相場を参考に適切な額のお年玉を渡して、お孫さんや子供夫婦とお正月を楽しんでくださいね。

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