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2024.07.10

シニア向け一泊二日の国内旅行ガイド|旅行を楽しむコツとは?

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「60代になっても、国内旅行を楽しみたいけど、どこに行けばいいのかわからない」「体力的にハードな旅行はちょっと…」そんな悩みをお持ちではありませんか?
本記事では、60代の方向けの国内旅行の選び方、楽しみ方、注意点を解説するとともに、おすすめの旅行先をご紹介します。
ご自身の興味や体力に合わせたプランを見つけて、充実した一泊二日の旅を満喫しましょう。

60代の旅行のポイント

60代向けの旅行では、以下のポイントに注意することが重要です。
POINT
体力に配慮する
60代になると体力に不安を覚える方もいるのではないでしょうか。そのような方でも旅行を楽しむためには、無理せず長時間の移動や過密なスケジュールは避け、余裕を持ったプランニングが必要です。例えば徒歩での移動が少ないスポットを選ぶ、訪問先の数を絞るなど、負担の少ないプランを考えると良いでしょう。

交通手段とアクセスの良さ
目的地までの交通手段は、できるだけ直行便や乗り換えが少ないルートを選ぶことが大切です。また、宿泊施設や観光地が駅やバス停から近いことも重要なポイントです。タクシーやシャトルバスのサービスを利用すると、移動がさらに楽になります。

バリアフリーに対応しているか
宿泊施設や観光地がバリアフリー対応であることは、非常に重要です。車椅子対応の部屋やエレベーターの有無、手すりの設置状況などを事前に確認しておきましょう。また、スタッフの対応や介助サービスが充実している施設を選ぶと安心です。

60代におすすめの国内旅行スポットとは?

60代ともなると、これまでの人生で様々な経験を積んできて、旅への価値観も変化してきているのではないでしょうか?「自然と触れ合い、ゆったりと過ごしたい」「美味しいものを堪能したい」「歴史や文化に触れてみたい」など、それぞれの希望や興味に合わせて、旅行先を選ぶのがおすすめです。

そこでここからは、テーマ別におすすめの旅行先を紹介します。

自然を楽しむ旅行先

森林浴
日本国内は雄大な山々、青い海、緑豊かな森など、大自然のパワーを感じながら、心身のリフレッシュを実現できる場所ばかりです。ぜひ自然を楽しむ旅に出かけてみてはいかがでしょうか?

例えば、屋久島の縄文杉や白神山地のブナの森など、原生林の神秘的な美しさに圧倒されるような場所がおすすめです。
自然の中に身を置いた後は、温泉にゆっくりと浸かって日々の疲れを癒したり、新鮮な海の幸を味わったりと、五感を刺激するような旅を楽しむこともできます。

日々の喧騒から解放され、自分自身と向き合う時間を持つこともできるでしょう。
ただし、60代は自分が思っている以上に体が疲れやすくなっている年代でもあります。大自然の中では長距離を歩く必要があったり、中には険しい道もあるでしょう。くれぐれも無理はしないように、そして同行者の体力も考慮して行き先を決めるようにしましょう。

己の成長の一環にも⁉文化芸術に触れる国内展覧会巡りの旅

60代 夫婦
人生経験豊富な60代にぴったりな旅として、文化芸術に触れる展覧会巡りの旅もおすすめです。
美術館や博物館で素晴らしい作品の数々に触れることで、感性が刺激され、新たな発見や感動を得られます。著名な画家の作品から、現代アートまで、様々な作品を鑑賞することで、今までとは異なる視点や価値観にも触れることができるでしょう。
例えば、東京国立博物館では、国宝や重要文化財を含む、日本の美術史を網羅したコレクションを見ることができます。他にも、京都国立博物館では、平安時代の仏像や絵画など、貴重な文化財を鑑賞できます。
さらに、地方都市の美術館では、その土地ならではの作品や文化に触れることができ、新たな発見に繋がるでしょう。
美術館や博物館での音声案内を利用したり、ガイドツアーに参加すると、作品についてより深く理解することができますので積極的に活用したいですね。
展覧会巡りの旅の計画を立てる際には、興味のあるテーマや作品、展示・催し物の情報を事前に調べておくことが大切です。博物館や美術館のWEBサイトからも簡単に情報を得られるのでぜひチェックしてみましょう。

心地よい温泉と美食を満喫できる旅先

日々の疲れを癒し、心身をリフレッシュできる温泉にゆっくりと浸かり、地元の新鮮な食材をふんだんに使った美味しい料理を堪能する、至福の時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。ここでは、人気の温泉地を紹介します。
群馬県 四万温泉
四万温泉は、群馬県の山奥に位置し、古来から湯治場として親しまれてきた温泉街です。
飲泉と呼ばれる飲むことができる温泉水があり、その効能を楽しめるのが特徴です。
また、どこか懐かしさを感じさせるレトロな雰囲気の街並みが魅力で、ゆったりとした時間を過ごせます。
温泉街は5つの地区に分かれており、新湯地区のメインストリートや飲食店が並ぶ落合通りが特におすすめです。

散策に疲れたら、飲泉所や共同浴場に寄ってひと休みするのも良いでしょう。
四万温泉は山奥にあるため、「行きにくいのでは」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、四万温泉には往復の高速バス付きの宿泊プランがある旅館や、東京からの直通バスが運行されており、交通の便が充実しています。高齢者でも移動の負担を抑えて快適に訪れることができます。

大分県 別府温泉
大分県に位置する別府温泉は、源泉数と湧出量が日本一の温泉地として知られています。
市内8つの代表的温泉地の総称「別府八湯」は、各温泉の泉質や雰囲気が異なるため、湯めぐりを楽しむのに最適です。
別府市の中心に位置するため、温泉地の懐かしさを味わいながらも、繁華街の賑やかさも楽しめます。
蒸気で蒸した「温泉ゆでたまご」やせいろ蒸しなどの絶品料理は、温泉地ならではの料理で人気です。
同じ市内で複数の温泉を楽しみながら観光できるので、60代の夫婦や友人同士でゆっくりと楽しみたい方には特におすすめです。

足腰に不安がある方や車椅子利用者のための温泉旅行のポイント

車椅子
足腰に不安がある方や車椅子を利用する方が温泉旅行を計画する際には、温泉や大浴場への道のりを確認することが何よりも大切です。
旅館自体がバリアフリー対応であっても、途中に階段しかなくて辿り着けないということもあり得ます。旅館によっては温泉や大浴場は別館にある、あるいは少し離れた場所まで歩いていかなければならないなど、足腰に不安がある方にとっては不安になるポイントがあるかもしれません。

また、転倒のリスクがある温泉や大浴場には、手すりや入浴補助用のスロープ、シャワーチェアーが設置されているかどうかも重要ポイントです。これらの設備が整っていると、介助が必要な場合でも安心して温泉を楽しむことができます。

さらに、貸切風呂があれば、家族で気兼ねなく温泉を楽しむことができ、特におすすめです。
お子さんやお孫さんとの旅行でも、家族全員で楽しめますね。

宿泊する前には温泉や大浴場の設備だけでなく、館内全体のバリアフリー状況を宿泊先のホームページや直接電話で問い合わせしておくと安心です。

まとめ

60代になると、まだまだ健康!と思っていても、思った以上に疲れてしまいがちです。旅行を楽しむためには、「負担にならない旅行」をキーワードに、まずは移動の負担を減らす計画が重要です。
長時間の移動は疲れやすく、旅行の楽しさを損なう可能性があるため、事前に無理のない計画をしっかりと立てましょう。

バリアフリーの施設を選び、必要に応じて電動車いすやシニアカーを利用すれば、安心して旅を楽しめます。
添乗員付きのツアーや高齢者向けの旅行プラン、外出支援の専門家の力を借りれば、国内外問わず旅行を満喫できます。

時間があるシニアこそ、思いっきり旅行を楽しむチャンスです。
旅行を計画すると、旅行にむけて「リハビリを頑張る」、「体力をつけるために毎日運動をする」など、日々の生活にもハリが生まれるかもしれません。
本記事を参考に、まずは一泊二日の国内旅行から計画してみてはいかがでしょうか。

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