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葬儀

2024.05.01

遺骨から宝石を作れる?種類や製作方法・期間・値段も解説

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遺骨はお墓に納骨するのが一般的ですが、葬儀スタイルの多様化に伴い供養の仕方にも種類が増えています。
大切な家族を身近に感じていたいという理由から、手元供養が注目されています。

手元供養にもいくつかの方法があり、遺骨を宝石に加工して身につけ供養するという方法があります。
遺骨を宝石にする方法や、遺骨宝石で供養するメリットや注意点に付いて解説します。

遺骨の宝石化による供養
骨壷 遺骨
遺骨を宝石に加工して供養するのも「手元供養」の一種です。
手元供養の意味や遺骨宝石という選択をするメリットについてみていきましょう。

手元供養とは
遺骨宝石化のメリット
自宅での供養が可能
宗派を問わない
手元供養とは
生活環境や生活スタイルの変化によって、お墓を建て供養するというのが難しくなっている傾向が見られます。
そのため、お墓を持たずに供養する方法を選択する人が増えています。

その名の通り、 遺骨を身近で管理し供養するのが手元供養です。


遺骨の宝石化のメリット
メリット
遺骨宝石の最大のメリットは、故人を身近に感じられることです。
遺骨を自宅に置いたり、宝石にするために分骨したりすると成仏できないのではないか?

と思ってしまう方もいることでしょう、しかし大切なのは供養する気持ちです。
故人を身近に感じられる事で、遺族の癒やしになるのも遺骨宝石のメリットになります。

自宅での供養が可能
遺骨宝石という選択をすると、自宅で供養できるようになります。
どんなに立派なお墓を建てても、お墓参りに行けなかったり管理ができなかったりすれば本当の意味での供養にはなりません。

常に身近に感じられ故人を想える事こそ、供養と言えるのではないでしょうか。
自宅で遺骨を管理するのに抵抗がある方も、宝石にすれば抵抗なく供養できます。

手元供養とは?骨壷・アクセサリーなどの種類や費用・口コミ、遺骨の扱いを解説
第三人生編集部

宗派を問わない
遺骨宝石は、宗派に関係ないのもメリットです。
供養の仕方としてはまだ歴史は浅いものの、 宝石の種類や身につけ方には明確な決まりやルールはありません。

自由が思うように供養したい場合は、遺骨宝石がおすすめです。


ペットの遺骨でも宝石化は可能?
ペット 遺骨
近頃は、ペットを家族の一員として大切にし可愛がる方が増えています。
愛するペットが亡くなった場合、自宅の庭に埋葬したり、動物霊園に遺骨を預けたりと供養の仕方もいくつかあります。

しかし身近に感じていたいという場合は、ペットを感じられる物がないと喪失感が大きくなってしまいがちです。
工程は、人もペットも同じなので可能です。

宝石に加工すれば、いつまでも美しく輝き、いつも身につけていられるのでペットを想いながら供養もできるというメリットにもなります。


遺骨で作れるアクセサリーの種類
骨壷 遺骨
遺骨から作れるアクセサリーには、大きく分けて次の3種類があります。

メモリアルペンダント
指輪
ブレスレット
メモリアルペンダント
ペンダントトップに遺骨を納め首から下げておくので、いつも身に着けていられます。
仕事柄指輪やブレスレットができないという方も、ペンダントなら肌見放さず持っていられるので安心です。

金属アレルギーの場合には、チタンなど素材を選べますし、デザインも豊富に揃っています。

指輪
デザインが豊富で、言われなければ遺骨アクセサリーとわからないのがポイントです。
モチーフの中に遺骨を納めネジで留めるタイプや、樹脂などで封印する完全防水タイプがあります。

指にはめておけるので、手元供養をしたいという時の選択肢として注目されています。
指輪の内側に名前や命日を刻印できるのもポイントです。

ブレスレット
カロートにチェーンが付いたブレスレットの他に、バングルタイプもあります。
デザインは豊富に揃うので、自分の好きな物を選べます。

女性だけでなく男性にも身に着けやすいので、ペンダントや指輪をしないという方も取り入れやすいでしょう。


遺骨からできる宝石①ダイヤモンド
遺骨人2
遺骨宝石の種類として、ダイヤモンドが注目されています。

ダイヤモンド葬
制作方法
品質・色
必要な遺骨の量
製作期間・値段
ダイヤモンド葬
お墓の代わりに遺骨から作るダイヤモンドで供養する事から、ダイヤモンド葬とも呼ばれています。
欧米発祥のサービスですが、最近になって日本でも注目され取り入れられる様になっています。

遺骨から作る宝石という事から、メモリアルダイヤモンドと呼ぶのが一般的です。

制作方法
遺骨や遺灰から炭素成分を抽出し、高温と高圧状態を作る専用の機会で結晶化させます。
この時遺骨に不純物が含まれていると、きれいに輝かないので不純物は最初に取り除かれます。

加工には少し時間がかかりますが、時間をかけるほど大きくなるのも特徴的です。

品質・色
種類では、合成ダイヤモンドです。
人工ダイヤモンドとは違うので、高品質と言えます。

色については、天然ダイヤモンドと同じ無色透明な物もあれば、青みがかったブルーまで実に様々です。
理由についてはホウ素が関係していると言われていて、 ホウ素が少ないほど無色透明に近く、ホウ素が多いほど青みが強くなります。

色も個性として受け止めるといいでしょう。

必要な遺骨の量
どのくらいの量の遺骨が必要なのか?ここが気になるという方も多いのではないでしょうか。

業者により異なるものの、 だいたい70~400g前後必要とされています。
骨粗しょう症や病気で骨が少ない場合は、遺髪でも代用可能です。

すでにお墓に納骨してから時間が経過している遺骨からも制作可能となっています。

製作期間・値段
遺骨宝石にダイヤモンドを選んだ場合は、 完成までに約半年かかります。
ただし希望するダイヤモンドの大きさや、遺骨の状態によっても変わるので依頼する場合にはしっかりと確認しておくと安心です。

製作期間はルースダイヤモンドを作る期間となるため、遺骨宝石を使って指輪などに加工する場合には、そこからさらに日数がかかります。
金額については、1カラットで200万円前後とされており、天然ダイヤモンドよりも少し高めです。

0.2カラットくらいなら、40万円前後で制作できます。

ダイヤモンド葬の口コミ・詳しい内容に関しては、こちらも参考にしてみてください。

【口コミ有り】遺骨からダイヤモンドを作るダイヤモンド葬とは?値段や作り方も解説
第三人生編集部

遺骨からできる宝石②サファイヤ
遺骨人
遺骨から作る宝石にはサファイアという選択肢もあります。

制作方法
品質・色
必要な遺骨の量
製作期間・値段
制作方法
遺骨宝石でサファイアを作るには、遺骨からカルシウムを抽出します。
抽出したカルシウムに天然サファイアを融合させて宝石にします。

天然サファイアにはカルシウムが含まれないため、特許を取得した特殊な技術で宝石に加工するのが特徴です。

品質・色
天然サファイアよりも少し明るめのブルーです。
加工の段階でピンクサファイアにすることもできるので、お好みで選べます。

鑑別書も発行され、品質は保証されています。
遺骨と天然サファイアから作るので、色も品質も世界に一つだけの宝石というのがポイントです。

必要な遺骨の量
遺骨宝石にサファイアを選びたい場合は、メーカーによる違いはありますが、 小指の先2本分くらいの遺骨があれば作れます。
ペットの遺骨を宝石にしたい場合にも、サファイアという選択肢があるので手元供養したい時にいかがでしょうか。

製作期間・値段
価格相場は1カラットで60万円前後、0.2カラットで25万円前後です。
天然サファイアを使う事や、特殊な技術を必要とするのため妥当な価格と言っていいでしょう。

制作期間については、8週間ほどかかります。


遺骨からできる宝石③麗石
ご遺骨
遺骨宝石には麗石を選ぶ事もできます。

制作方法
品質・色
必要な遺骨の量
製作期間・値段
制作方法
遺骨と石英という鉱物の一種を高温で溶かしてから、冷やし結晶化させた人工宝石が麗石です。
麗石となってからも、再度溶かして型に流し込むことで様々な形の宝石になります。

麗石はオブジェなどに加工できるのがメリットです。

品質・色
人工宝石ですが世界に一つだけの宝石になり、着色して好きな色を付けられます。
色の選択肢はメーカーによって異なりますが、故人の好きだった色や、遺骨宝石として身につけたい方の好きな色にできるのはメリットです。

加工しやすいので、ペンダントや指輪などのアクセサリーの他にも、数珠にして使うという方法もあります。
強度はありますが万一割れても、再度加工できるので安心です。

必要な遺骨の量
他の遺骨宝石比べて約2gと少量でも作れるため、病気などで遺骨が少ない場合にも選びやすい宝石となっています。
ペットの供養にも選ばれています。

製作期間・値段
麗石は、 10万円~15万円と手が届きやすい範囲です。
製作期間は約1ヶ月ほど、アクセサリーに加工する場合でも更に1ヶ月ほどで完成します。


遺骨からできる宝石④遺骨真珠

遺骨から真珠を作る事もできるようになっています。

制作方法
品質・色
必要な遺骨の量
製作期間・値段
制作方法
真珠の生産が盛んな伊勢志摩で開発された方法です。
遺骨を粉末状にしてから粘土と混ぜ、7mm前後のセラミック核を作ります。

核を母貝に入れ真珠の養殖と同じ工程で遺骨宝石を作るという仕組みです。
ただし全てがきれいな宝石になるとは限らないため、遺骨宝石として使えるのは1割~2割り程度です。

品質・色
仕組みは真珠の養殖と変わらないので、品質は高いと言っていいでしょう。
色については青みがかったグレーや黒真珠に近いものまで、実に様々です。

必要な遺骨の量
作りたい宝石の数によっても必要量は変わってきますが、 90珠の真珠を作るのに約15gの遺骨が必要です。
真珠の養殖と同じ方法で作るので、自然環境によっては赤潮などの影響で宝石が作れない事があります。

念の為同じ量の遺骨が必要になる場合もあります。

製作期間・値段
核入れが5月ごろに始まり、浜揚げが12月ごろになるので完成して宝石として手元に来るのは1月ごろです。
約8ヶ月くらいみておくといいでしょう。

値段は30万円前後となっています。


遺骨を宝石に加工する手元供養なら故人を身近に感じていられます
葬儀スタイルや供養の仕方が多様化している背景には、少子高齢化という社会問題も関係しています。
お墓を管理する人はいない場合は、墓じまいや永代供養の事も考えないといけません。

やむを得ない事情があり遺骨の管理ができない場合には、遺骨を宝石にして身につけて供養することもできるようになっています。
手元に置いて宝石として輝き続けるという、新しい供養の仕方です。

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