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葬儀

2024.05.01

密葬とは?家族葬との違いと流れ、注意点・マナー、服装も解説

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密葬とは、故人の遺族や近しい親類、または特に親しい間柄の友人のみで執り行われる葬儀のことです。
家族葬とは違い、そのあとに本葬がセットになっていることが多いですが、最近では本葬を行わないケースも存在します。

この記事では、密葬の流れや、密葬ならではの注意点やマナーを解説していきます。
密葬は普通のお葬式とは異なる点も多いので、注意すべき点に注意し、失礼に当たらない振る舞いを心がけましょう。

密葬とは
お墓
密葬とは、故人の遺族や近しい親類、または特に親しかった友人のみで行われる葬儀のことです。

密葬では多くの参列者を求めないため、葬儀があること自体を周知しません。
ですから、一般的なお葬式と比べて、費用や葬儀内容が異なります。

本来は、多くの参列者が見込まれ準備に時間のかかる大規模な本葬の前に内輪だけで小規模で行う葬儀のことを指します。
しかし、本葬を行わず密葬だけを執り行うケースも増えてきているようです。

家族葬や直葬と混同されがちですが、実際は少しずつ意味が異なります。
家族葬は本葬を行わず、内輪のみで執り行う葬儀のことです。
直葬とは、お通夜や告別式を省き、火葬のみを行う形態の葬儀を指します。
直葬式の形態を取る密葬も存在します。

よく混同されがちの家族葬についても下の記事にて解説しているので参考にしてください。

【終活カウンセラー監修】家族葬とは?参列者・費用・流れを解説!体験談も
第三人生編集部
密葬と家族葬の違い
違い
密葬と家族葬は、どちらも周知しない少人数での葬儀、という点では大きく異なることはありません。

しかし、家族葬が内輪だけで終わるお葬式なのに対し、 密葬はそのあとに対外的に行われる本葬やお別れ会があることを前提としています。

また、遺体は密葬の際に火葬されるため、本葬やお別れ会は「骨葬」として、祭壇の上にお骨を置いて執り行われます。

本葬を行わない場合は、密葬と家族葬の違いはさほど無いと言えるでしょう。

家族葬よりもさらに小規模で行う葬儀、といった意味で「密葬」と呼ぶこともあります。

密葬と家族葬の違いを解説!特徴と混同する理由や香典、マナーの違いも
第三人生編集部
密葬の流れ 
密葬 流れ
密葬を行う場合の大まかな流れは、このようになります。

家族葬の形態をとる場合、基本的には一般的な葬儀と流れは変わりません。
しかし、 本葬を行う場合は密葬が終わった後に本葬の案内を出す点に注意します。

①遺体のお迎え、安置
遺体を亡くなった場所から自宅へと搬送し、安置します。

②葬儀社への連絡
故人が亡くなったら、まず葬儀社へ連絡します。葬儀社と一緒に葬儀の形式を決めたり、日程調整などを行います。

③葬儀の準備
葬儀に呼ぶ人数や精進落としの内容などを決め、その準備をします。

役所への死亡届の提出も忘れずにします。
この申請を忘れると火葬許可証がもらえず、遺体を火葬できなくなってしまいます。

また、参列者へ日程等の連絡を行います。
密葬の場合は親族などと相談し、あらかじめどの範囲の人まで呼ぶのかを決めておきましょう。

火葬許可証はとても大切なためぜひこちらの記事も参考にしてください。

火葬許可証とは?申請方法や紛失した時は?埋葬許可証との違いも解説
第三人生編集部
④葬儀
一般葬の流れと変わりません。
納棺、お通夜、告別式、出棺、火葬を執り行います。

⑤本葬の案内
密葬の葬儀後は、以下の内容を盛り込みながら、一般会葬者に向けた本葬の案内を出しましょう。

故人の名前
本葬の場所・日程
喪主の連絡先
密葬にて葬儀がすでに終わっている旨の記載
訃報連絡が遅くなったことに関するお詫び
案内には本葬の場所や日程の他に、密葬にて葬儀が済ませていることや、訃報の連絡が遅くなったことについてのお詫びなどを記載してあると良いでしょう。

密葬の注意点・マナー 
マナー
一般葬とは異なって注意しなければいけない点やマナーが存在します。
順番に見ていきましょう。

遺族側の注意点・マナー
密葬に際しての遺族側の注意点・マナーは以下の通りです。

葬儀の通知はできるだけ最小限に
遺体の安置場所には注意
葬儀後は早めに関係者に訃報の通知をする
葬儀の通知は出来るだけ最小限に
密葬の場合は、一般葬とは違い、訃報を広く周知することはしません。
葬儀の通知は、亡くなった方の遺族や親戚、関わりの深い友人など必要最小限の人のみに送ってください。
また、通知を送る人を少なくすることで、大切な方への声をかけ忘れが無いよう十分気をつけましょう。

訃報のお知らせをする際、特に大事なのは、 葬儀は関わりの深い家族と親族のみで執り行う旨を記載しておく ことです。

この一文を加えておくことで、関わりの浅かった人たちは遺族側の密葬の意思を汲み取り参列を控えますので、葬儀を小規模に行うためにはこの記載が必要になってきます。

香典や供花、弔電などを辞退する場合、その旨はしっかり記載しておきましょう。

また、 本葬を行わない場合はその旨も記載しましょう。
「本葬があると思っていたのに無かった」「先に葬儀を済ませているとは思っていなかった」等の誤解から生まれるトラブルを避けるために必要な文面となってきます。

詳しい通知の仕方については以下の記事を参考にしてください。

死亡通知とは?届けるタイミング・内容・通知方法まで!注意点も
第三人生編集部
遺体の安置場所に注意
自宅に遺体を安置するとなると、どうしてもご近所の目に触れてしまうことになります。
ご近所の方にも家族が亡くなったことを知られたくない場合は、自宅以外の場所に遺体を安置した方が良いです。
葬祭場や葬儀社が手配できる安置所がありますので、そちらを利用することをお勧めします。

また、遺体安置の方法も以下の記事にて解説しています。

遺体安置の方法とは?場所や手順、料金、面会のマナーを解説!
第三人生編集部

葬儀が終わったら、早めに故人の関係者にも訃報を伝える
密葬が終わったら、改めて故人の訃報を周知します。
弔問を遠慮する場合、その旨も記載します。
葬儀の後は色々やることもありばたばたとしているかもしれませんが、なるべく早めに、 四十九日までを目処に通知するようにしましょう。

訃報に関しては以下の記事を参考にしてください。

訃報とは?伝えるタイミング・範囲まで!書き方や対応の仕方も解説
第三人生編集部

会葬者側のマナー
密葬に際しての会葬者側のマナーは以下の通りです。

呼ばれない限り参列しない
供花を贈る際は遺族に確認を取ってから
弔電は送らない
密葬には、呼ばれない限り参列しない
密葬や家族葬を行う理由は、身内だけで故人を見送りたいという気持ちがあったり、費用面を抑えたいという考えがあったりします。

もし密葬が行われることを聞いたとしても、 連絡を受けていない限りは参列を控えるのがマナーです。

また、密葬が行われることをどこかで耳にしても、他言はできるだけ避けてください。

供花を贈る際は遺族に確認を取る
供花
供花(くげ・きょうか)とは、故人に添える花のことを指します。

供花は、密葬では送らない方が無難です。
故人を静かに弔いたいという想いから密葬を選ぶ遺族の方が多いので、供花を送ることでかえって遺族に手間をかけることになってしまうこともあります。

ただ、中には供花を遠慮していない遺族もいらっしゃいます。
供花を贈りたいと思った場合は、遺族側に一度連絡して確認を取ってみましょう。

【終活カウンセラー監修】供花とは?金額相場や注文方法、札名を解説
第三人生編集部

弔電は送らない
弔電(ちょうでん)とは、なんらかの理由で葬儀に出席できない場合に、喪主に対して辞退の旨をお伝えする電報のことです。

密葬では、弔電は送らないのがマナーです

密葬はひっそりと周知せず行うものですので、弔電を送ることでかえって遺族に不愉快さを感じさせてしまうことがあります。

また、 密葬の通知が自分に来ていないにも関わらず弔電を送ることは失礼な行為に当たるので、絶対にしないようにして下さい。

弔電の送り方は?どんな時に送ればいい?料金、文例、注意点も
第三人生編集部

密葬に香典は必要?
持ち物 香典2
葬儀の際は香典を用意される方が多いでしょう。
しかし、密葬の場合の香典はどうするのが正解なのでしょうか?

以下の順に解説していきます。

密葬に参列しない場合
密葬に参列する場合
喪主側が香典を辞退した場合
密葬に参列しない場合、香典は必要無い
密葬は連絡を受けた人以外は参列を控えます。
参列しない場合、香典を用意しなければいけないということはありません。

ですが、生前故人にお世話になっていたので、香典をどうしても渡したいというような方もいるかもしれません。
そのような場合は、葬儀が終わった後、遺族側が落ち着く頃合いを見計らって、遺族の自宅に持参しても良いでしょう。

また、本葬が執り行われる場合は、そちらに香典を持参すると良いでしょう。

【アンケート】香典辞退は4割?喪主側の伝え方と参列者側の対応!欠席時は?
第三人生編集部

密葬に参列する場合
参列する場合、辞退の旨を伝えられていない限り、香典は一般葬と変わらず用意するものと考えて構いません。
また、密葬の香典の場合、一般の葬儀よりは少し多めの金額を用意するものとされています。
これは一般葬と比べ、密葬は参列者が少ないためです。

喪主側が香典を辞退した場合
喪主が香典を辞退した場合、香典を送るのは控えるのがマナーです。

喪主側が香典を辞退する理由はいろいろですが、香典返しの手間を省きたいという考えある場合が多いようです。
遺族の負担にならないよう、無理に行動は起こさず、香典辞退の意思は尊重するようにしましょう。

また、一般葬でも密葬でも、香典返しの相場は変わりません。
基本的には、いただいた香典から3分の1から半分程度となっています。

密葬に香典は必要?費用相場とマナー、渡し方・タイミングを解説
第三人生編集部

密葬の服装
49日の参列者の服装
身内だけで行う規模の小さいものだからといって、お葬式の場であることに変わりありません。
密葬でも一般葬と変わらない服装マナーを遵守しましょう。

密葬の場合、喪主も参列者も準喪服を着用するのが一般的です。

男性の場合
喪服 メンズ ダブル 準喪服
男性は上下黒の礼服に黒のネクタイを着用しましょう。

【図解】メンズの喪服!スーツはダブル、シングル?おすすめメーカー
第三人生編集部

女性の場合
女性 準喪服
女性は上下黒の礼服やワンピースなどを着用しましょう。

【図解】女性の喪服を年齢別に解説!スーツの注意点やNGな服装も
第三人生編集部

密葬をする際は、一般葬とは違う点に注意!
この記事では、以下のことに関して見てきました。

密葬とは
密葬と家族葬の違い
密葬の流れ
密葬の注意点とマナー
密葬に香典は必要か?
密葬の服装
密葬の家族葬との違いや流れについて知らない方も多かったのではないでしょうか。
記事で見てきたように、密葬は普通の葬儀とは変わらないこともありますが、異なる点が多く存在します。
注意すべき点や守るべきマナーも、普通の葬儀とは少しずつ変わってきます。
自分が喪主側になっても会葬者側になっても、失礼に当たること無く振る舞えるようにしましょう。

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