100均ノートをエンディングノートに活用！書き方や重要項目を解説

エンディングノートは100均に売っているのか
エンディングノート
100均ショップには、残念ながら専用のエンディングノートは売っていません。
しかし、書き込む内容や使うノートについての決まりはありませんので、100均商品でエンディングノートを作ることは可能です。

100均にはエンディングノートにぴったりなシンプルで見やすい商品が沢山揃っています。
また、エンディングノートは定期的に見直しが必要なので、その都度記述し直す事も多いアイテム。

そのため、 気軽に購入できる100均ノートを練習用や下書き用にするのも良いでしょう。
練習や下書き用に100均商品を購入する場合は、書き込みやすく見えやすい大学ノートのセットアイテムなどがおすすめです。

もちろん、清書用に100均商品を使うのも良いでしょう。
どうしても市販の専用アイテムが欲しい方は、オンライン通販や書店で探します。

100均のノートをエンディングノートに
エンディングノート
100均で販売されているノートには、エンディングノートとして活用できる商品も多くあります。
記述すべき内容を把握すれば、専用アイテムを使う必要はありません。

しかし、100均のノート全てがエンディングノートに向いているとは言えないでしょう。
100均商品を使う場合は、書きやすく読みやすいシンプルデザインのノートを選びます。

もちろん、自分の好きな外観の商品を選ぶことも大事ですが、自分以外の人も読みやすいノートを選びましょう。
何を書いたら分からないと言う方は、インターネットで見本やひな形を検索して参考にするのがおすすめです。

また、100均ノートに書き込む内容に決まりはありません。
万が一の場合に備えて、家族や親戚、知人などに自分の情報や希望、思いなどを伝えるための項目を設定してノートに書き込みます。

例えば、 医療や介護、葬儀やお墓についての希望、万が一の場合に連絡して欲しい友人の氏名や住所、電話番号などです。
また、 自分の銀行口座やクレジットカード、不動産、有価証券、保険、年金などの情報を記述しておくと家族の混乱が少なくなりますよね。

さらに、 借入金やローン、毎月の引き落としなどについても書いておくと良いでしょう。
100均商品を利用する方は、下記記事内で詳しい記述内容について紹介していますので参考にしてください。

100均のエンディングノートの注意点
！　注意
100均商品に書き込む場合の注意点は、終活の一環でもありますので、毎日の行動や思いを書き込む日記帳にならないようにすることです。
つまり、日々の出来事や気持ちでは無く、自身の終焉や家族への思いなどを100均商品に記述しましょう。

また、 残される家族のために自分の情報を100均商品に書き込む事も大事です。
そのため、日記帳とは異なる作業であることを認識しておきましょう。

100均商品を利用した場合だけでなく、エンディングノートには法的効力が無いことも理解しておきましょう。
相続などに関する詳しい事柄は、法的効力のある遺言状などに記述するのがベストです。

さらに、定期的に100均商品に書き込んだ内容を見直すことも大事。
人によって見直すタイミングは異なりますが、最低でも1年周期で内容を見直し、変更したい部分がある場合はその都度修正しましょう。

万が一の場合には、家族にエンディングノートを見つけて読んでもらう必要があります。
そのため、万が一の場合に家族に見てほしい書き込みをした100均アイテムがあることを伝えておくことも大事です。

保管場所を伝えるのに抵抗がある方は、 書き込みをした100均商品の保管場所を示すメモを封筒などに入れて封を閉じておきます。
さらに、 万が一の場合には封筒を開閉して欲しいと伝えておきましょう。

100均のエンディングノートに書くべきこと
文字を書く
100均のノートを使う場合は、自分で項目を設定して100均商品に書き込んでいきましょう。
項目に決まりはありませんが、以下の基本となる6項目については100均の商品に記述するのがおすすめです。

自身の個人情報
友人の情報
葬儀やお墓
財産について
遺品について
ネット契約について
続いて、 項目別に100均商品に記述する事柄について詳しくご説明していきます。

自身の個人情報
自分の氏名や住所、本籍地、血液型、免許証や年金の番号、銀行口座などを書き込みます。
また、公共料金やクレジットカードなどの契約内容、支払い方法、ID、パスワードなどを記述するのがおすすめです。

友人の情報
自分に万が一の場合に、連絡して欲しい友人や知人の氏名や住所、電話番号などを書き込みます。
また、知り合ったきっかけや付き合い年数なども記述しておくと、ご家族がご友人とスムーズに会話できるでしょう。

葬儀やお墓
葬儀の規模や場所、お墓の場所の希望などを書き込みます。
また、費用を準備している場合やお墓を購入している場合は、そのことについても記述しておきましょう。

財産について
所有している不動産や有価証券などの資産を書き込みましょう。
また、借入やローンなどの負債についても記述するのがおすすめです。

遺品について
遺品の処分方法や誰に何を譲りたいかなどを書き込みます。
エンディングノートには法的効力が無いので、指定人物に必ず遺品を譲りたい場合などには法的効力のある遺言状などに記述しましょう。

ネット契約について
インターネットの契約内容や引き落とし方法、ID、パスワードなどを書き込みます。
携帯電話も同様の内容を記述しておきましょう。

エンディングノートの書き方に関しては以下をご覧下さい。

エンディングノートの書き方は？内容やコツ、注意点も解説！
第三人生編集部

100均以外のエンディングノートも
書く
100均以外でエンディングノートを探す場合は、有料と無料の2つの方法から選択可能です。
以下で詳しく説明していきます。

専用のエンディングノート
コクヨ エンディングノート もしもの時に役立つノート
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有料の専用アイテムには、最初から項目が記載されています。
そのため、項目に沿って書き込んでいくだけで簡単にエンディングノートが完成できますよ。

また、様々な会社が有料の専用アイテムを販売しています。
有料のエンディングノートは、ネット通販や書店で購入可能です。

無料のエンディングノート
無料専用アイテムは、葬儀関連会社がサービスで提供しているケースが多いです。
そのため、無料の専用アイテムが欲しい方は、事前にエンディングノートを無料提供している会社かどうかを調べてから資料請求をしましょう。

すると、無料の資料やエンディングノートを郵送してくれますよ。
また、 インターネットで無料提供されているエンディングノートをダウンロードする方法もあります。

ダウンロードした専用アイテムをプリントアウトし、ノートなどに貼って使うやり方もおすすめです。

エンディングノートはいつから
カレンダー
エンディングノートを始める時期は人それぞれで、明確な決まりはありません。
そのため、終活をしたいと感じたときにノートの書き込みを始めるのも1つの方法です。

また、 退職したときや体調を崩したときなどに始める方も多いですよ。
しかし、万が一の場合に備えて20代や30代からエンディングノートの記述を始める方もいます。

エンディングノートは見直しを定期的におこなうアイテムです。
見直しの際に書き直しもできますので、やりたいと感じたときに始めてみましょう。

エンディングノートを書く意味
祖父母
エンディングノートを書く意味は、自分の終焉を迎える準備です。
自分の気持ちの整理にも役立ちますし、家族への感謝や希望を深く考える機会にもなります。

また、 これまでの自分の人生を振り返る機会にもなるでしょう。
さらに、自分が体調を崩したときのことや亡くなった後のことを真剣に考える時間にもなりますよね。

エンディングノートは、家族などに読まれることを前提に書き込むアイテムです。
そのため、自分が家族や友人のために終焉までに何ができるか、伝えたいかなども熟考できますよ。

もちろん、 自分の情報を管理するのにも役立つアイテムです。

エンディングノートのアプリに関しては以下をご覧下さい。

エンディングノートのアプリとは？使い方や長所・短所、選び方も解説
第三人生編集部

100均のノートをエンディングノートに活用しよう
コスパに優れる100均のノートは、エンディングノートにも利用できますよ。
また、項目の下調べをして置けば、100均商品を使った場合でもスムーズに作成できるでしょう。

さらに、作業をすることで自分の気持ちを見直す機会にもなります。
家族への感謝の思いを再確認し、万が一の場合の家族への要望を熟考するタイミングにもぴったりです。

上記で紹介した基本項目を参考にしながら、ぜひ100均商品を使ってエンディングノートの作成に挑戦してくださいね。

❓ 100均のノートをエンディングノートではどのような物を選ぶ？↵
書きやすさと読みやすさを重視してデザインを選ぶと良いでしょう。他の人から見て見やすいかも重要なポイントです。詳しくはこちらをご覧ください。

❓ エンディングノートを買ったら書くべきことは？
個人情報や友人の情報・葬儀やお墓の希望などを書くことが大切です。また、財産の情報や契約について記入するのもポイントとなっています。詳しくはこちらをご覧ください。

❓ 100均以外でおすすめなエンディングノートはどんなもの？
エンディングノートとして販売している冊子であれば、項目が印刷されていて書きやすいです。また、インターネットでひな形を印刷すればコストを削減できるのもポイントです。詳しくはこちらをご覧ください。

❓ エンディングノートはいつから書く？↵
書き始めるのに適した時期は特に定められていません。若い世代であっても人生の振り返りができ有効です。詳しくはこちらをご覧ください。