icon-sns-youtube icon-sns-facebook icon-sns-twitter icon-sns-instagram icon-sns-line icon-sns-tiktok icon-sns-etc
SEARCH

葬儀

2024.04.30

お墓選びの6つのポイントとは?お墓の種類や選ぶ際の流れも解説!

  • facebook
  • twitter
  • LINE

お墓選びの時に何に注意してどんなポイントをチェックするべきでしょうか?
こちらではお墓選びのときに大切となる6つのポイントをあげ、詳しく解説しています。

また、お墓選びにあたってどのような流れでいけばスムーズに行えるかもご紹介。
お墓選びの際に参考になさってください。

お墓の種類
お墓
お墓選びは慎重に行いたいものです。
しかしお墓選びにあたっては 色々と注意しておきたいポイント があります。

まず、お墓の種類には、主に 次の4つのタイプ があります。

一般墓
納骨堂
樹木葬
永代供養墓
一般墓
一般墓とは、「お墓」と言われて一番最初に思い浮かべるもの、 黒い四角い墓石のスタイルのお墓 のことを言います。
近年、 お墓のスタイルもさまざまになってきたため にそれらと区別するために「一般墓」と呼ぶようになりました。

一般墓は 一つのお墓を家族代々が利用し、子孫へと受け継がれていくタイプ 、すなわち、 継承者が必要 となります。
また、墓石やデザインもある程度自由に決められるお墓でもあります。

納骨堂
納骨堂
納骨堂とは、 建物の中の棚やロッカーのようなスペースに遺骨を納める形式 のことを言います。
特に最近、 都市部では土地不足や土地が高くて買えない 、という人たちからのニーズは高いです。

そのため、 現在では一般的なものとして浸透 しています。
納骨堂は 継承者の必要はなく、いつでも気軽にお参りができる という点、そして管理や手入れが簡単、という長所があります。

しかしながら最近は需要が高まり、希望しても抽選、というケースも多いようです。

納骨堂に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

【専門家監修】納骨堂とは?費用・値段相場や永代供養などの特徴、選び方を解説
第三人生編集部

樹木葬
樹木葬は 故人を自然の中に還そう、という考え方から生まれた もので、日本では最近多く取り上げられるようになってきました。

シンボルツリーと呼ばれる大きな樹木の周りに納骨するスタイル や、 お墓の代わりに樹木を植える 、といったタイプもあります。

樹木葬は 自然を保護する 、といった観点からも最近見直されています。
また、遺骨を自然に返す、という意味で 自然回帰の意味もある ため、人気も高まっています。

継承者も必要なく、自然の中でお参りできる 、ということからも話題です。

樹木葬に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

樹木葬とは?費用相場や種類、埋葬方法の流れを解説!後悔しない選び方も
第三人生編集部

永代供養墓
永代供養のお墓は、 お墓の継承者がいなくても、お寺などが責任を持って管理してくれる ものを言います。

永代供養の場合は色々パターンがありますが、一般的には ある程度の期間遺骨を納めたあと、他の方の遺骨とともにお墓に おさめられます。

現代ではライフスタイルもさまざまになり、 継承する人がいない、お墓を建てる土地がない 、という方も多いです。
永代供養もそういった方々のニーズにより生まれた形式です。

永代供養墓に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

【専門家監修】永代供養墓とは?費用が安い?墓じまいからの永代供養墓への流れも解説
第三人生編集部

お墓の場所
墓地
お墓の場所は次の3つがあります。

寺院墓地
民間墓地
公営墓地
寺院墓地
寺院墓地は 経営、管理ともに寺院が主体となって行っている墓地 です。

お寺ですから 常に僧侶がいらっしゃる、という安心感や、法要の際にそのお寺で執り行っていただけるというメリット があります。

しかしお寺ですと宗派が限定されることがほとんどなので、 ご自身の宗派と合った寺院を選ぶ ことが必要になります。

また、当たり前ではありますが、 寺への寄付やお布施など、金銭面でも少々負担 することになります。

民間墓地
民間墓地は、 宗教法人などから委託を受け、民間企業が管理や運営を行っている ものです。
宗派などにこだわりがない ところが多く、申し込みの際の条件は寺院墓地に比べると緩いです。

しかし民間墓地は 土地の開発や整備の面においてお金をかけている ため、 若干利用料金が割高 なところが多いです。

公営墓地
公営墓地は 市町村や都道府県が主体となって運営、管理 されている墓地です。
運営が自治体なので、倒産などでなくなる可能性は低いですし 上記の2つに比べて料金も安い ところが多いです。

しかしそのため 人気も高く、抽選になることが多い 、というのがデメリットでもあります。
また、利用するにあたっては遺骨があるか、や、継承者がいるかどうかなと条件は多少厳しいです。

お墓選びにあたっては上記の3つのことをまず頭に入れておきましょう。

お墓選びのポイント①【立地】

お墓は選んで終わり、というわけではなく、 お墓選び後も定期的に通ってお参りをする ことが大切です。
ですからお墓選びの際には 住んでいるところから通いやすいところ、近いところを選ぶ のがおすすめです。

また、 お墓周辺の交通の便 なども調べておきましょう。

お墓選びのポイント②【種類】
墓誌
お墓には主に次の3つの様式があります。

和式墓石
洋式墓石
デザイン墓石
和式墓石
和式墓石とは、見かけることがもっとも多い、ポピュラーな形のお墓で、 黒く四角い形 をしています。
このお墓の形式は 江戸時代から使われており 、親しみやすい形状、タイプともいえるでしょう。

最近では 洋風なテイストを取り入れて圧迫感をなくす ような、柔らかいイメージを持たれるようなお墓を選ぶ方も多いようです。

洋式墓石
洋式墓石は、 西洋のお墓で見かける、横長の墓標 のものです。
従来の和式のお墓ですと、 高さがあるので圧迫感がある と感じる方も多いようです。

また、洋式のお墓は モダンなデザインのものが多く、おしゃれ だということで選ぶ方も多いです。

デザイン墓石
デザイン墓石とは、 自分の好みの墓石をデザインし、造ってもらう というものです。

たとえば

ピアノが好きならピアノの形のお墓
ネコが好きならネコの彫刻をかたどったもの
好きな野球チームの応援歌を刻む
などユニークなものまでさまざまです。

従来の「お墓」という概念をかなり変えた もので最近人気も高まっているようです。

しかし 墓地、霊園、また宗派によってはデザイン墓石が許されない というところもありますので、お墓選びの際には注意しましょう。

お墓の種類に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

お墓の種類やデザインは?樹木葬や納骨堂、供養の種類と墓地形態も!
第三人生編集部

お墓選びのポイント③【費用】
費用
お墓選びの際には、やはり 費用についても考える必要 があります。
お墓選びにかかる費用として主に次の3つがあります。

永代使用料
墓石代
管理料
永代使用料
お墓選びの際には費用のことも気にかかるでしょう。
永代使用料とは、そのお金を払うことで土地(墓地)を永代にわたって使用することができる 、というものです。

しかしこれは 土地を買った、ということとは異なります ので意味を取り違えないようにしましょう。
そしてその場所は 墓地としての利用の他には許可されず、転売なども基本的には禁止 されています。

永代使用料は墓地によって、また地域によって価格は様々ですが、 一度支払えば相続時に料金が発生するということはありません。

墓石代
null
お墓選びの際にかかる費用の中で、 もっとも大きな割合を占めるのがこの、墓石代 と言えるでしょう。
墓石代は簡単に言えば お墓の石にかかる費用 ですが、さらには 設置費用や墓石に文字を彫刻する 、なども含まれます。

墓石代は 墓石の選び方や地域によっても大きく変わってきます。

お墓選びの際には いくつかの石材店に見積もりなどを出してもらって比べる のがおすすめです。

管理料
お墓選びにかかる費用、 3つ目は管理料 です。
管理料は 墓地や霊園の管理のためにかかる費用 のことで、大体は1年に一度、支払いをします。

管理料は墓地や霊園によってさまざまですが、 大体1年2千円から1万円ほど 、となっています。
お墓選びの際には管理料に関しても事前に調べておくと良いですね。

お墓の費用に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

お墓の費用相場や内訳、購入方法を解説!費用の抑え方、管理費も
第三人生編集部

お墓選びのポイント④【周辺の環境】

お墓選びの際には 周辺の環境についても調べておきましょう。
大きくわけて次の3つのポイントに注目してみてください。

日当たり
地盤
樹木
日当たり
お墓選びの際、まず気にする周辺環境として、 日当たりがいいかどうかは大切なポイント です。
お墓は外にあるものがほとんどですからやはり 日当たりがよく、風通しのいいところ が良いですね。

また、日当たりが良いほうがご先祖さまたちにとっても嬉しいことでしょう。

地盤
そしてお墓選びには 地盤についても注目 しましょう。
水はけが良く、地盤がしっかりしているかどうか など、事前にチェックしておきましょう。

地盤が緩いところですと、 地震や大雨の際に崩れてしまったり します。
お墓選びには重要なポイントです。

樹木
お墓選びの際、見落としがちなの 樹木が生い茂りすぎていないかどうか 、です。

ある程度樹木があったほうが夏には木陰もできていいのですが、あまりに生い茂っていると 根っこが墓石の方にまで影響を及ぼす可能性 もあります。

きちんと手入れがされているかどうか、チェックしておきましょう。

お墓選びのポイント⑤【設備】
お墓参り
お墓選びのときには次の3つの設備についても注目です。

駐車場
バリアフリー
送迎バス
駐車場
特に郊外の場合、 駐車場が完備されているかどうか は大切なポイントになります。
大きな法要などの場合、 親戚などを大勢招くときに駐車場はやはりあったほうが色々と便利 でしょう。

お墓選びの際は駐車場の有無もチェックしておきましょう。

バリアフリー
また、 お年寄りや車椅子の方にとっても来やすいようにバリアフリー化されているかどうか もチェックしてみてください。

特にスロープなどがなかったとしても、 階段や坂道が多かったりする場所ですとお参りに行きづらいと感じる 原因にもなります。

お墓選びの一つの目安にしてみてください。

送迎バス
都市部のお墓選びですと駐車場がない 、というところも多くあります。
最寄りの駅から近いのであれば別ですが、 なるべく送迎バスがあるところ を選びましょう。

お墓選びのポイント⑥【宗派・宗教】
宗教
お墓選びの際には 宗教も大きく関わってきます。
特に、 寺院墓地の場合には、多くはその宗派でなければお墓をたてられない 、のが原則です。

どうしてもその寺院墓地を選びたい、というのであればほとんどのところで 改宗が必要となります。

同じ宗派の寺院墓地が近くにない、キリスト教信者である、あるいは無宗教であるという方もいらっしゃいますよね。

そういう場合には 宗教を問わない民間墓地あるいは公営墓地を選びましょう。

お墓選びの流れ
流れ
お墓選びの際には次のような流れに沿っていくとスムーズにすすみます。

親族に相談する
予算を決める
霊園などを選ぶ
石材店に連絡する
親族に相談する
まず、お墓選びの際には 家族間でしっかり話し合いをし、考えを決めて おきましょう。

ご家族だけで解決しない場合には ご親族の方などに相談をするのもおすすめです。

予算を決める
お墓選びの流れとして次に 予算の見積もりをしましょう。

上記、色々とまとめてきましたが、 お墓を建てるのに実際どれだけ費用がかかるのか、大体の見積もりをすることは大切 です。

墓地によって管理料なども変わりますし墓石によっても変わってきます。
それぞれのケースを比較し、ご自分たちの予算にあったお墓選び をしましょう。

霊園などを選ぶ
次に お墓を建てる場所、霊園などを決めましょう。

立地やアクセスなどの他、宗派などにも気を付けて、 ここならご先祖さまも喜ぶ、また自分たちもお参りに来やすい 、と思える場所を選びましょう。

場所によっては抽選などが必要なところもありますので、 いくつかピックアップしておく ことをおすすめします。

石材店に連絡する
そして次にどのような墓石にするかを決め、 予算と合わせて石材店を選び ましょう。
分からないことがあれば 石材店に出向いて色々とアドバイスを貰う のもおすすめです。

アフターケアまでしてくれる石材店 ですとなお良いですね。

お墓選びの違い
違い
寺院
霊園
寺院
寺院墓地は 寺院が管理するため、近くに僧侶がいらっしゃる、という点などで安心感 もあります。
しかし寺院墓地の場合は 宗教など限定されるケースがほとんど です。

さらにはその お寺の檀家となる必要 もあります。
寺院墓地を選ぶのであればご自分の家の宗教と合った寺院墓地を選びましょう。

霊園
霊園とは、 寺院の中ではないところにある墓地 を言います。

上記しましたが 自治体や宗教法人などが経営をしているので、基本、宗教については問われない 、自由な傾向があります。

ですからお墓選びの際、 特に決まった宗教などがない場合には霊園を選ぶ のがおすすめです。
しかしその分人気も高いので抽選になったりするケースもあります。

お墓選びは色々比較してご自分に合ったものを
お墓選びに際して考えなければならないポイント、注目するべき事柄 を取り上げました。
昨今、土地不足や継承者がいない、などの理由から 昔のようなお墓を持つことも難しく なりました。

時代に合わせて それぞれが無理なく持てるお墓の新しい形式 が生まれています。
ご先祖さまを大切に思う気持ちは皆同じ です。

お墓の様式が変わったからといってその気持ちがなくなるわけではありません。
ご自身の現在の事情、そしてご予算に合わせて、ぴったりのお墓 を探してみてください。

RELATED