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葬儀

2024.05.01

ペットを土葬して良いの?埋葬の注意点と方法、関連する法律も紹介

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愛するペットを失った時、悲しみにくれて何も手につかなくなります。
しかしペットも人間と同じように、遺体を埋葬しなければいけません。

家族の一員として一緒に暮らしてきたペットを、身近で弔いたい時は土葬という選択肢があります。
ペットの土葬について、飼い主が知っておくべき事をまとめます。

ペットは土葬できるのか
結論から言えば、ペットは土葬できます。
しかしいくつか注意点はあり、それを知らずに土葬すると法律違反になるので注意してください。

法律の観点から
ペットを土葬する場合は、埋葬する場所によって法律上の扱いが変わってきます。
持ち家でも土地が借地の場合や賃貸物件の共有スペースの庭、公園など公共の場にペットを土葬するのは軽犯罪法違反に該当します。

飼い主にとっては愛するペットでも、法律上の観点では「不法投棄」となってしまうのです。

土葬できる場所
土地も家も自己所有又は家族が所有する私有地である場合は、
法律違反にはなりません。
法律違反になるのは、他人の土地や公共の場に土葬した場合です。


ペットを所有地以外に埋葬したら
骨壷 遺骨
ペットを土葬するにあたり、所有地以外に埋葬したらどうなるのか知っておく事が大切です。

廃棄物処理法
軽犯罪法
水源から離れた土地を選びましょう
廃棄物処理法
飼い主にとっては遺体であっても愛するペットであり、愛おしい存在です。
残念ながら現在の日本の法律では家族の一員であっても、一般廃棄物とみなされます。

法律で定められている以上、ルールを破ると罪に問われる事になります。
もしも所有地以外に土葬すると、廃棄物処理法違反になるので注意が必要です。

軽犯罪法
自分の家に庭がなくペットを土葬できない場合、あまり人が来ない公園の片隅に埋葬しようと考える事もあるかもしれません。
散歩でよく通っていた場所なら、ペットも寂しくないと思ってしまいそうです。

しかしこの場合は軽犯罪法違反となります。
山林や河原なら大丈夫かな?と思いきや、この場合は廃棄物処理法違反で処罰されてしまいます。

ただし飼い主が所有している山で他に人がいない場所なら、法律違反にはなりません。

水源から離れた土地を選びましょう
自宅の庭など所有している土地であれば、飼い主の判断でペットを土葬しても問題ありません。
ただしこの場合一つだけ例外があります。

もしも自宅が水源の近くでペットを土葬した事で水源汚染があった場合は、 たとえ所有する土地であっても、不法行為責任を問われる可能性があります。


ペットを土葬する場合のポイント
犬たち
ペットを土葬すると決めたら、次の事を覚えておくいいでしょう。

持ち物
深く掘る
遺体をタオルなどで包む
石灰を利用する
持ち物
ペットを庭に土葬する場合は、用意しておきたい物がいくつかあります。

・綿100%のタオルやシルク100%の生地
・シャベル
・ペットの体重分の石灰
・墓石や墓標となる板やプレートなど
ペットを失ってすぐは、気が動転しているので準備もままならないかもしれません。
予め用意する必要はありませんが、土葬するなら家族と協力して用意するといいでしょう。

深く掘る
ペットを庭に土葬する場合には、穴を深く掘る事が大切です。
あまり考えたくないと思ってしまいますが、遺体が腐敗すると悪臭を放ちます。

穴が浅いと周囲に悪臭が漂う可能性や、野生動物が嗅ぎつけ穴を掘り返す可能性があるからです。
最低でも1メートル、大きいペットの場合はもう少し深く穴を掘りましょう。

遺体をタオルなどで包む
遺体を土葬する場合は、そのまま直に埋葬するのが抵抗があるという人も多いでしょう。
遺体を守るという意味でも、綿100%やシルク100%の布やタオルで包んでから埋葬するようにしてください。

自然素材はやがて土に還るので、環境に配慮した埋葬ができます。

埋め戻す際は土を高めに積む
土葬する際の注意点として、意外に見落としがちなのが埋め戻す時です。
掘った分だけ戻せばいいように思えますが、土葬の場合は時間が経つと凹んでくる事があります。

埋め戻す場合は多少凹んでもいいように、少し多めに土を盛っておきましょう。

石灰を利用する
穴を掘ったらそこに石灰を巻いてからタオルなどで包んでから埋葬しましょう。
土を守る前に、遺体の上や周りにも石灰をまいておきます。

石灰には殺菌作用があるので、汚染を防ぐ効果が期待できます。
有機物の分解を促進させる働きもあるので、ペットを土葬する時に用意しておくといいでしょう。


ペットを土葬する場合の注意点
犬たち
愛するペットを土葬する際に注意しておきたい事柄を紹介します。

土に還るには時間がかかる
火葬してから埋葬する手段も
土に還らないものは埋葬しない
土に還るには時間がかかる
ペットを土葬してもすぐ土に還るわけではありません。
ペットの大きさや環境による違いはあるものの、土に還るまでには最低でも4年、場合によってはそれ以上かかると言われています。

ペットの存在を感じていたい場合は、土葬した場所に木を植えるのもおすすめです。
木が成長すればその分ペットを身近に感じられますし、目印にもなるのでどこに埋葬したか覚えていられます。

火葬してから埋葬する手段も
あまり考えたくない事ですが、土葬すると遺体は腐敗していきます。
身近で弔いたいが、土の中とはいえ遺体が腐敗するのが耐えられないなら一旦火葬して遺骨を庭に埋葬するという方法もあります。

この方法なら腐敗を心配しなくても済みますし、ペットのお墓も作りやすいでしょう。
費用はかかりますがペット専用の葬儀社などに依頼すれば、個別で火葬してもらえます。

土に還らないものは埋葬しない
飼い主やその家族が所有する土地なら、ペットを土葬できます。
ペットが寂しい思いをしないように、好きだったおもちゃやおやつを一緒に埋葬する事もあるでしょう。

食べ物なら土に還りますが、プラスティックや化学繊維は土に還りません。
ペットと一緒におもちゃやおやつを埋葬する場合は、土に還る物を選んであげてください。


愛するペットを身近に弔いたいなら土葬という選択肢も
ペットが亡くなった時の喪失感というのはとても大きく、死と向き合うという意味では人間もペットも同じです。
ペットを埋葬しなくてはいけないのは、とても辛く悲しい事ですが、ペットと一緒に暮す以上はいつかは通る道となります。

動物霊園で弔うという方法もありますが、自己所有か家族所有の土地に住んでいて庭があるなら、庭に土葬できます。
土葬してお墓を作れば、いつでも会いに行けますし、ペットが見守ってくれているような気持ちになれるのではないでしょうか。

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