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葬儀

2024.05.01

49日(四十九日)の意味とは?行う意味や49日の準備、流れを解説

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仏教の教えでは、お葬式を済ませてからもいくつかの追善供養をします。
49日法要はお葬式の後最初に迎える重要な追善供養です。

やっと葬儀を終えたと一段落した頃に行われるため、初めての経験というような場合には戸惑う事も多いでしょう。
49日とはどういう意味がありなぜ行われるのか、49日法要に関するマナーについて解説します。

49日(四十九日)の意味とは?
なぜ49日法要を執り行うのか、その意味についてみていきましょう。

7日×7回の裁判を受けるため49日
仏教では人が亡くなると、生前の行いについて7日おきに7回の裁判を受けるという意味があります。
裁判が行われその結果次第で、浄土に行けるかどうかが決まるのです。

7日間を7回続けるので、49日間は中陰という場所に留まり結果を待ちます。
7回の裁判はそれぞれ異なる王によって裁かれ、審判が下されます。

行状について裁く秦広王
殺生について裁く初江王
不貞について裁く宋帝王
罪について裁く五官王
嘘について裁く閻魔王
罪と嘘について裁く変成王
最終審判を下す泰山王
このように7回の裁判を受け、49日目に最終的な審判が下るのです。

六道という考え
そもそも7回に渡り裁判を受け審判が下るのを待つのは、六道の考えに基づくという意味から来ています。
仏教では人が死ぬと輪廻転生により、また生まれ変わるとされています。

転生する世界は6つあり、どこに行くかは7回の裁判で決まるという仕組みです。
6つあるとされる世界の意味をみていきましょう。

天道
人間道
修羅道
畜生道
餓鬼道
地獄道
名前を見るとわかるように、 天国から地獄まで生前の行いによって転生先が決まるとされ。それぞれに意味が異なります。
天道を天国とするなら、人間道は楽しみの苦しみもある世界です。

修羅道は苦しみや争いがあり、怒りだらけの世界という意味があります。
畜生道は動物として本能に従い生きる世界で働かされ、救いはない世界という意味です。

餓鬼道はその名の通り餓鬼が住み、飢えと渇きに苦しむという意味です。
地獄道は最も厳しい世界で、 罪を償う意味 が込められています。

法要に関する詳しい記事は以下を参考にしてください。

【専門家監修】法事・法要とは?違いや種類を解説!服装・お布施・お供えも
第三人生編集部

49日(四十九日)に法要を行う意味
法要
次に、49日法要を行う意味について解説します。
四十九日法要に関する詳しい記事は以下を参考にしてください。

49日(四十九日)法要まとめ!費用・お布施は?挨拶や服装、香典も解説
第三人生編集部

49日法要を行い故人がより良い所に転生できるように祈りを捧げる
亡くなってから最初に迎える追善供養は、初七日です。
7日毎に二七日・三七日と続き、七七日まで遺族は僧侶に依頼して読経してもらいます。

読経は故人の功績となるので、仮に故人が過ちを犯してしまったとしても、功績として認められれば良い世界に転生できるという意味です
49日目に結果が出ると、故人は六道の中から選ばれた世界に転生するのでこの日を喪明けとしています。

49日までの7回の法要は身内だけで執り行いますが、節目と鳴る49日には故人と親交のあった友人を招いて行われます。
遺族は49日までは喪に服しますが、この日を境に故人が無事に転生する世界へ旅立ったと考え参列者や僧侶をもてなすために、精進落しの料理やお酒を振る舞います。


49日目(四十九日)の意味【浄土真宗】
浄土真宗仏殿
49日法要は仏教の教えに基づくのですが、仏教にも宗派があり浄土真宗では49日に対する意味合いが違います。

浄土真宗での49日とは?
浄土真宗では、生前の行いにかかわらず信者は死後すぐに極楽浄土に行けると考えられています。
49日間かけて裁判をしないので、中陰や六道という考えもありません。

49日法要はありますが、一般的な49日法要とは意味合いが大きく違うのが特徴です。

浄土真宗の49日は、故人のためではなく遺族のために行われる法要という意味があります。
愛する家族を失った悲しみを癒やしつつ、故人を偲べるように遺族のために49日法要を執り行います。

意味合いは違いますが49日法要では会食もあり、集まった人々が故人を偲ぶ時間を共有します。
浄土真宗の49日法要でも、参列者は喪服を着用しお供え物と香典を持参するのがマナーです。

浄土真宗の四十九日に関する詳しい記事は以下を参考にしてください。

浄土真宗の49日(四十九日)法要の流れ・服装・挨拶!香典も解説
第三人生編集部

【コラム】49日(四十九日)の準備
法要
49日法要の具体的な準備について解説していきます。

日取り
法要の場所
喪服
お布施
日取り
本来であれば、亡くなってから49日目の法要です。
しかし家族以外に親族や、故人と親交のあった友人などにも参列してもらうので平日は難しい場合があります。

そのため日取りを決める際に、 きっかり49日目ではなく直前の週末や祝日を選ぶのが一般的です。
参列者の都合などもありますが、あまり繰り上げすぎるのも、先送りにするのもよくないとされます。

日取りとして選ばれるのは、49日の直前の週末や祝日です。
葬儀の場合は六曜にこだわりますが、49日法要は 特に六曜を気にせず日取りを決められます。

法要の場所
49日法要を執り行う場所については、自宅・菩提寺・葬祭場などがあります。
場所を決めるポイントは、参列者の人数や交通アクセスの利便性という意味を考えて決めます。

49日に納骨をする場合は、菩提寺で49日法要をすればあちこち移動しなくて済みます。
参列者が少なく自宅でも間に合うようなら、自宅でも問題ありません。

葬祭場は送迎バスがあり、49日法要から会食まで同じ場所でできるという意味で、高齢者が多い場合には葬祭場で49日法要をするという選択肢もあります。

喪服
49日法要は葬儀ではないものの、 遺族や親族はもちろんのこと参列者も喪服を着用するのがマナーです。
喪服を着用するので、派手なアクセサリーやカバンはNGとなります。

海外出張などやむを得ない事情で通夜や告別式に参列できなかった場合でも、 49日法要に参列できるなら喪服を用意しておくといいでしょう。
靴や女性のストッキングなども、全て葬儀の時とマナーは同じです。

学生は制服でOK、幼児の場合は年齢にもよりますが、迷惑になってしまう場合は連れて行かないのが一般的です。
参列する場合には、 黒や濃紺の地味な服 がベストです。

20代の喪服に関する詳しい記事は以下を参考にしてください。

20代向け喪服を男性・女性別に!購入場所や注意点、カバンやアクセサリーも
第三人生編集部

お布施
49日法要で僧侶に読経してもらう場合は、お布施が必要です。
お布施は気持ちとされているので、明確にいくらとは決まっていません。

ただし相場はあるので、相場を大きく外れなければ問題ないでしょう。
読経に対してのお布施は3万円~5万円前後が相場です。

食事会に僧侶も招く場合は、お車代として1万円前後用意します。
僧侶が食事を辞退する場合は、お膳料として1万円前後用意するのが一般的です。

お布施に関する詳しい記事は以下を参考にしてください。

お布施の渡し方や包み方は?金額相場や渡すタイミングを解説!
第三人生編集部

49日法要の意味やマナーを覚え厳粛に臨みましょう
遺族にとってお葬式後に迎える法要が49日です。
仏教の教えに基づき行われる重要な節目となる49日法要は、 お葬式を終えてしばらくしてから少しずつ準備を始めておくと安心です。

お布施は半紙と奉書紙に包むのが理想ですが、準備できない場合は白い無地封筒でもいいでしょう。
表書きはお布施と書いてもいいですし、何も書かずに渡す事もあります。

悲しい気持ちが大きくなかなか思うようにいかない事もありますが、直前になって慌てるよりも少しずつ準備しておけば厳粛な気持ちで49日法要に臨めます。
基礎知識として覚えておけば、いざという時にスマートな対応ができます。

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