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葬儀

2024.04.30

リゾート葬って何?費用・メリット・人気の候補地などをご紹介!

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近年、葬送の仕方は多様化しています。
リゾート葬は、そのうちの新しい形式として注目されているのです。

一見すれば「リゾート」という名ですし、どこかラグジュアリーな印象です。

では、リゾート葬って実際どんなものなのでしょう?
この記事では、リゾート葬の概要、費用やメリット等ご紹介します。

この記事で解決される疑問

リゾート葬とはどんなもの?

リゾート葬にかかる費用は?

リゾート葬の候補地は?
リゾート葬とは
沖縄の海
リゾート葬は、 主に風光明媚な土地や観光地近くの施設の事 です。
都市圏より郊外に立地している事が多く、見晴らしの良い自然環境の中にあります。

何より遺族にとっては、 お墓参りだけでなく周辺の観光ができるのです 。
例えば高齢の父母を亡くした人が、普段の住まいが遠地だったとします。

お墓が故郷にあると、頻繁のお墓参りが難しいのです。
しかし、リゾート葬だと『参拝+旅行』という2つの目的になります。

これは、多忙な人にとっても 旅行を兼ねているので足が向きやすくなる のです。
一般のお墓参りというと、亡くなった人を偲ぶどこか静的な物でした。

リゾート葬なら、観光というアクティブな要素が加わります。
自分の 悲しみも癒せ、情緒面の負担を軽くできるのです 。

リゾート葬は増えている
リゾート葬への需要は、2016年を境に2~3倍もの増加を見せています。
この背景には、お墓への価値観の変化が影響しているのです。

現代は家族構成が変化する事で

『お墓は一族が長年にわたって守り受け継ぐ物』
『1つの墓地に一族皆が入る』
上記の考え方が

『伝統ではなく、個人にとって大切な場所にお墓を建てたい』
といった、個別的なニーズへ変化したのです。
またリゾート葬を選択する人は、大半が大型連休に参拝しています。

大型連休の時期:5月のGW、8月のお盆、お彼岸、12~1月の年末年始
その時期のほとんどが、休暇または行楽シーズンにあたります。
遺族は休息地にお墓がある事で、毎年訪問を欠かさなくなり便利なのです。

リゾート葬の費用
お金 相場
リゾート葬は魅力がいっぱいのようですね。
では、実際に利用するといくらほどかかるのでしょうか。

富士河口湖霊園の料金体系を例に解説します。
このリゾート葬は、 最高値で180万弱、最安値で25万円 となっています。

具体的には、178万円、130万円、100万円程です。
これ以降の価格は、75万~40万円になります。

リゾート葬のメリット
メリット
リゾート葬の具体的なメリットをご紹介します。
主に大きく2つの魅力があるのです。

お墓参りに行きやすい
ペットと一緒に入れる
お墓参りに行きやすい
亡くなった人が高齢だった場合、 子どもや孫が独立して別世帯の事が多い です。
彼らの大半は都会に暮らしている為、居住地から行きやすいエリアを希望します。

そこでリゾート葬にすると、 アクセス良好な立地にお墓を建てられる のです。
若い世代でも、旅行という機会が加わる事でお墓参りがしやすくなります。

リゾート葬を検討するキッカケは

高齢の親は、先祖代々のお墓に入ると考えている
一方子どもは遠方だと訪ねられないので、都心近くのお墓をお願いする
といった物が多いです。
あるいは、 そもそも一族単位の墓を閉める傾向の増加 も関係しています。

昔の考え方では、自立した子どもが帰省した際に参るのが普通でした。
実家近くのお寺の墓地を訪れてから、近くの食堂等で食事するのが通例だったのです。

これは、 アクセスそのものに時間がかかり、お墓参りは労力を要していました。
リゾート葬はその常識を打ち破りました。

旅行と共に参拝できるという、全く新しい形を生み出したのです。

ペットと一緒に入れる
リゾート葬を選ぶ人は、何も高齢の夫婦だけではありません。
単身で動物を飼っている人に、ペットと共に入れるお墓 として注目されているのです。

理由は、後代にお墓の引き継ぎ手がいない場合がほとんどになっています。
リゾート葬の運営母体は霊園なので、永代供養サービスもあります。

自分のお気に入りの場所にお墓を建て、ペットと共に入れば 穏やかに眠れる のです。

リゾート葬で人気の場所
海と花
リゾート葬の良さがわかったところで、人気の環境を2つご紹介します。

温泉
プライベートビーチ
温泉
敷地内に、 墓地と露天風呂がある施設 です。
ちょっと意外なロケーションですが、立地環境がオーシャンサイドだと海を望めます。

現実温泉つきのリゾート葬は、まだ全国区では比較的多くありません。
しかし、都市圏の墓地は墓不足等の問題が深刻になっているのです。

その点を考慮すれば、将来的には増加の可能性が見込まれます。
主に、 墓地に余裕がある地方にこうしたリゾート葬が増える でしょう。

プライベートビーチ
こちらのリゾート葬も、ベイサイドの水と緑が豊かな場所です。
プライベートビーチというほどですから、 訪問できるのは墓地購入者のみ です。

霊園へは遺族だけが立ち入る事ができ、まさに『プライベート空間』になります。
故人に思いを馳せつつ、自身の心身も癒せるのです。

リゾート葬の候補
実際にリゾート葬を運営するエリアを4つご紹介します。
山沿いだったり海沿いだったり、その環境も様々です。

自身のお好みや希望にあわせて見てみて下さい。

南葉山霊園
富士河口湖霊園
石垣メモリアルパーク
千の風みらい園
南葉山霊園

リゾート葬は供養に加え観光も楽しめる
この記事の結論は以下の通りです。    

リゾート葬とは、観光地近くに埋葬してもらうことです。立地は温泉やプライベートビーチなどのそばとなっています。
リゾート葬には25万円から180万円ほどかかります。霊園によって料金プランは変動します。
リゾート葬の候補地としては南国風の南葉山霊園・自然豊かな富士河口湖霊園・千の風みらい園があります。また、沖縄の石垣メモリアルパークもあります。
リゾート葬は魅力がいっぱいです。
東京近くのロケーションという点だけでなく、自然豊かな環境でお墓参りができます。

霊園のほとんどが 海や山にあり、風光明媚な絶景を望める のです。
今回ご紹介したのは関東・甲信越エリアと沖縄でした。

それぞれの施設に、それぞれ異なるリゾート葬の魅力を持っています。
自身の希望や亡くなった人の嗜好等にあわせて選ぶと、満足度も違ってきます。

1つ共通している事は、全てのリゾート葬施設は 『参拝+観光』ができる事 です。
従来のお墓参りは故郷に帰省した時にする物でしたが、リゾート葬は違います。

長期休暇や大型連休の時に、旅行と共に参拝する という新しい形を作ったのです。
参られる側も、参る側も良い気分でいられるリゾート葬、お薦めします。
当記事が参考になれば幸いです。

❓ リゾート葬とは何?
観光地などの近くで葬儀をすることを指します。葬儀だけでなく観光がしやすいのが魅力です。詳しくはこちらをご覧ください。

❓ リゾート葬の金額相場は?
葬儀にかかる相場は100万円ほどです。プランによって25万円から180万円ほどと幅があります。詳しくはこちらをご覧ください。

❓ リゾート葬で人気の場所は?
温泉やビーチが人気です。特に地方の霊園で探すことができます。詳しくはこちらをご覧ください。

❓ リゾート葬の他にある珍しい葬儀・供養の方法は?
ダイヤモンド葬という供養の方法があります。遺骨をアクセサリーに加工するのが特徴です。詳しくはこちらをご覧ください。

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