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葬儀

2024.04.30

コロナ感染拡大により葬儀はどうなる?今注目の葬儀方法も紹介!

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コロナの感染が拡大している今日、葬儀はどうなるのでしょうか。
コロナ流行中の葬儀の実態を解説します。

また、コロナ感染拡大している中で、できる限り安全に葬儀を行いたいと考えている方もいることでしょう。
そんな方に向けて、今注目の葬儀方法も紹介しています。

この記事で解決される疑問

コロナ感染拡大の中葬儀は自粛すべき?

コロナの感染拡大を防ぐためにできる葬儀での対策とは?

コロナ感染拡大下におけるオススメの葬儀方法とは?
コロナ感染拡大で葬儀は自粛すべきか
葬儀会場
緊急事態宣言が発表され外出自粛が強く促されるこの世の中、葬儀は自粛するべきなのか迷われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結論からいうと、自粛する必要はありません。

葬儀場は、社会生活の維持に必要な施設として滞りなく運営できるのです。
ただし、葬儀を行う際は細心の注意が必要です。

多くの人が集まるとどうしても二次感染のリスクが高くなってしまいます。
葬儀社もさまざまなコロナ対策をしていますが、私たちもできる限りの対策をするよう心がけましょう。

コロナに対する葬儀社の対応とは
葬儀
葬儀社は、コロナに対して以下のような対応をとっています。

スタッフのマスク着用
「密閉」「密集」「密接」の三密を避ける
共同スペースのアルコール消毒
それではそれぞれの対応について詳しく見ていきたいと思います。

スタッフのマスク着用
多くの葬儀社では、スタッフがマスクを着用して業務を行なっています。
スタッフだけでなく、僧侶もマスクをする場合があるようです。

また、参列者にマスクの着用を推奨している葬儀社もあります。
感染拡大を防ぐための対策といえるでしょう。

「密閉」「密集」「密接」の三密を避ける
多くの葬儀社では「密閉」「密集」「密接」の三密を避けるためにさまざまな対策を行っています。
それぞれどのような対策を行っているのか詳しく見ていきましょう。

密閉
密閉空間にならないように葬儀場の 扉を開放 している場合が多いです。
また、こまめに 換気 をする葬儀社もあります。

どちらにせよ、密閉を避ける対策といえるでしょう。

密集
近頃 大型の葬儀場 に注目が集まっているのをご存知でしょうか?
大型の葬儀場ならではの広々とした空間を活かした、 ゆったりとしたレイアウト が人気なようです。

少人数であってもあえて大型の葬儀場を選び、隣同士の間隔をしっかりとあけて密集を避ける人も多いそう。

密接
多くの葬儀社では、隣の人との距離が近くなりすぎないように普段よりも 席の間隔をあけている そうです 。
密接を避ける対策といえるでしょう。

共同スペースのアルコール消毒
多くの葬儀社では共同スペースのアルコール消毒を徹底しています。
ドアノブなど多くの人が触れるところは 定期的に消毒 をしているそうです。

また、葬儀場に 消毒液を設置 している葬儀社もあります。
葬儀場のスタッフだけでなく、参列者にも手の消毒を推奨することで、感染リスクをできる限り減らしています。

このようにみんなの健康や公衆衛生を考慮した対策がなされているのです。

コロナ流行中に私たちができる葬儀での対策
葬儀参列
続いてコロナ流行中に私たちができる葬儀での対策を見ていきたいと思います。

マスクを着用する
参列者を減らす
通夜振る舞いを控える
マスクを着用する
葬儀に参列する際はマスクを着用するようにしましょう。
マスクを着用することで、コロナ感染拡大のリスクを減らせます。

葬儀社の対策のところでも少し述べましたが、 コロナに感染しないために葬儀中にマスクをつけることはマナー違反ではありません。
葬儀場がクラスターとならないためにも、細心の注意を払って参列する必要があります。

しっかりとマスクを着用してコロナ感染拡大防止に努めましょう。

参列者を減らす
できる限り参列者を減らして葬儀を行うようにしましょう。
集まる人数が多ければ多いほど感染拡大のリスクは高まります。

首都圏などコロナの感染者が多い地域に住んでいる人には参列を遠慮してもらっている人もいるそう。
また、ご高齢の方に参列を控えてもらっている人も多いようです。

感染拡大防止のためにも、このように参列者を減らして小規模で葬儀を行うのがいいでしょう。

通夜振る舞いを控える
コロナ感染拡大を防ぐためにできることの一つに 通夜振る舞いを控えること があります。
何人かで集まって食事をするのは感染拡大のリスクが高いといえるでしょう。

食事をする際はマスクを外すので衛生的に避けた方が良いと考えられます。
通夜振る舞いを控えるかわりに参列者にカタログギフトを渡している人も多いようです。

感謝の気持ちは通夜振る舞いという形以外でも伝えられます。
できるだけ感染拡大のリスクを避ける行動をとるようにしましょう。

通夜振る舞いの所要時間や料理は?喪主の挨拶や参加者のマナーも解説
第三人生編集部
コロナを理由に葬儀辞退はマナー違反?
義父の葬儀の欠席
コロナが流行している今、葬儀を辞退したいと考えている人も多いのではないのでしょうか。
そこで問題となってくるのが、コロナを理由に葬儀を辞退することはマナー違反にあたるのかどうかです。

結論からいうと、コロナを理由に葬儀を辞退するのはマナー違反ではありません。
コロナの感染が拡大している今、葬儀を辞退することは賢明の策といえるでしょう。

また、少しでも体調が優れないと感じた場合は、積極的に参列を辞退すべきです。
辞退する際は、相手に失礼にならないよう事前に参列を辞退することを伝えておきましょう。

葬式・葬儀のマナーまとめ!服装や香典の相場、お焼香や挨拶!
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コロナ拡大下で注目を集める後日葬儀
葬儀
コロナ感染拡大している今、注目を集めている後日葬儀をご存知でしょうか?
後日葬儀について以下の項目に沿って詳しく説明していきます。

後日葬儀とは
後日葬儀を行うメリット
費用の目安
後日葬儀とは
コロナが流行する中、何人かで集まるのは避けたいけれど、通夜や告別式は行いたいと思っている人も少なくないはず。
そんな方におすすめなのが後日葬儀です。

後日葬儀とは、先に火葬だけ行い、コロナの感染拡大が収束した後に通夜や告別式を行う葬儀形式です。
しっかりと故人との思い出に浸ったり、故人がお世話になった人にお礼を言いたい方にはおすすめな後日葬儀。

詳しくメリットや費用についてみていきたいと思います。

後日葬儀を行うメリット
後日葬儀のメリットは、多くの参列者とともに故人にお別れを告げられることです。
故人との思い出話に花咲せたり、参列者にしっかりとお礼を言えるのは後日葬儀ならではと言えるでしょう。

もちろんコロナの感染拡大がいつ収束か分からないという不安要素はあります。
しかし、故人との思い出にゆったりと浸れる機会はそう多くはありません。

葬儀を大事にしたいと考えている方、しっかりと故人とお別れしたい方は後日葬儀をすると良いでしょう。

費用の目安
全体の費用:およそ50万円〜90万円
火葬:およそ15万円
お別れの会:およそ35万円〜75万円
(参考)一般的な葬儀の費用:80万円〜120万円
後日行うお別れの会の規模や場所によっては一般的な葬儀よりも安い値段で行えます。
この後紹介する家族葬と比べてもあまり値段に変わりはないので、故人としっかりお別れしたい方におすすめな葬儀形式であるといえるでしょう。

コロナ拡大下で注目の葬儀方法である家族葬
葬儀
続いて家族葬について以下の項目に沿って紹介したいと思います。

家族葬とは
家族葬を行うメリット
費用の目安
家族葬とは
コロナ感染拡大を防ぐためにも、できる限り小規模で葬儀を行いたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが家族葬です。

家族葬とは、家族や親族、親しい友人を中心に少人数で行う葬儀形式です。
家族葬の明確な定義はないのですが、5人〜30人ほどで行うことが多いようです。

また家族葬は、故人と親しい人々で行うため充実した時間を過ごせるとして、コロナに関わらず一定の人気があります。
それでは家族葬のメリットや費用について詳しくみていきましょう。

家族葬の流れ!遺体搬送・安置から通夜・告別式、出棺・火葬まで解説
第三人生編集部

家族葬を行うメリット
家族葬を行うメリットを2つ挙げたいと思います。

コロナ感染拡大を防ぐ
家族葬を行うメリットの1つとして、コロナ感染拡大を防ぐことが挙げられます。
できる限り小規模で葬儀を行うことで、コロナ感染拡大を防げるのです。

コロナへの対策として参列者を減らすことを述べた通り、できるだけ少人数で葬儀を行うことがコロナ感染拡大の防止につながります。

充実したお別れの時間を得られる
コロナにかかわらず家族葬を行うメリットはあります。
それは、充実したお別れの時間を得られるということです。

故人と親しい人々に限って葬儀を行うことで、故人との深い思い出話をたくさん聞くことができます。

できる限り小規模で葬儀を行いたい、充実したお別れの時間が欲しいという方は家族葬を行うと良いでしょう。

費用の目安
全体の費用:およそ50万円〜90万円
(参考)一般的な葬儀の費用:およそ80万円〜120万円
コロナ感染拡大防止のために通夜料理を控えるとその分費用がさらに安くなります。
小規模で行うため、一般葬よりも費用が抑えられるという印象です。

しかし、一般葬に比べて香典の金額も少なくなるのでその点には注意が必要です。
先ほど紹介した後日葬儀とはあまり費用が変わらないので、 先延ばしにしたくない方や小規模で行いたい方は家族葬がおすすめである といえるでしょう。

家族葬を格安で行う!費用の相場やおすすめの葬儀社、注意点も
第三人生編集部

コロナ拡大により増加傾向のオンライン葬儀
葬儀
葬儀の新しい形、オンライン葬儀があるのをご存知でしょうか?
時代の流れとともに葬儀の形も日々進化しているのです。

オンライン葬儀について以下の項目に沿って詳しく説明していきたいと思います。

オンライン葬儀とは
オンライン葬儀を行うメリット
費用の目安
オンライン葬儀とは
葬儀は行いたいけど、コロナ感染拡大が怖いので人々が集まってやるのは避けたいと考える方もいるのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのがオンライン葬儀です。

近頃よくオンライン飲み会やオンライン診療などオンライン○○という言葉を耳にしますよね。
簡単に言えば、オンライン葬儀はそれらの葬儀版です。

つまりオンライン葬儀とは、葬儀の様子をインターネットにアップして参列者が自宅などそれぞれ離れた場所から参列する葬儀形式です。
早速、オンライン葬儀のメリットや費用の目安をみていきたいと思います。

オンライン葬儀を行うメリット
オンライン葬儀を行うメリットを2つ紹介します。

自宅から参列できる
オンライン葬儀を行うメリットの1つとして、人々が集まらず自宅から参列できることが挙げられます。
葬儀場がクラスターとならないためにも人々が集まらずに葬儀を行うのは大切なことであるといえるでしょう。

多くの方が参列できる
家族葬では葬儀を少人数で行うため参列者が限られてしまいますが、オンライン葬儀では多くの人が参列できます。
ご高齢の方など外出をできるだけ避けたい方も、オンライン葬儀なら安心して参列できます。

「多くの人に参列して欲しいので家族葬はちょっと…」という方はオンライン葬式が良いかもしれませんね。

費用の目安
気になる費用ですが、こちらは一概にいくらと言えません。
それぞれのサービスによると思いますが、葬儀費用プラス1万円でオンライン葬儀ができるサービスもあります。

実際の参列者がいないことを考えると、葬儀自体の費用は抑えられるのではないでしょうか。
ただ、多くのサービスで参列者の人数が多いことが条件となっており、法人を対象としているところもあります。

それぞれのサービスで異なってくるので、オンライン葬儀を行う際は、サービス内容や注意事項をしっかりと読むようにしましょう。

コロナで亡くなった方の葬儀と通常の葬儀の違い
葬儀場
コロナで亡くなった方の葬儀と通常の葬儀では異なる点があります。
感染症に感染している場合の葬儀方法や注意点について説明していきたいと思います。

感染症に感染している場合の葬儀方法
コロナによって亡くなった場合の葬儀について説明していきたいと思います。
通常の場合と何が違うのでしょうか。

コロナなど、感染症の病原体に感染した遺体は24時間以内に火葬できると法律で定められています。
そのため、コロナによって亡くなった場合はすぐに火葬されてしまいます。

通常の葬儀の場合、通夜や告別式をしてから火葬となります。
しかしコロナによって亡くなった場合は、通夜や告別式を行わずに火葬します。

コロナ感染拡大防止のための葬儀方法といえるでしょう。

注意点
コロナによって亡くなった場合の注意点は、納棺の時に遺体が非透明な納体袋に入れられることです。
コロナなどの感染症に感染している遺体は納体袋に入れないといけない、と法律で定められています。

そのため、亡くなるとすぐに中が見えない非透明な納体袋に入れられ、そのまま火葬場まで運ばれてしまいます。
とある大物有名人の方が亡くなられた時にも話題になりましたが、 遺族の方は故人の顔を見ることなく火葬されてしまうのです。

遺族の方にとっては辛いでしょうが、 安全を第一に考えた方法であるといえるでしょう。

葬儀を行う際はできる限りの対策を
この記事の結論は以下の通りです。

コロナ感染拡大の中でも葬儀を自粛する必要はありません。ただし、葬儀を行う際には二次感染が起こらないよう細心の注意を払いましょう。
コロナ感染拡大下で葬儀を行う時は、マスクを着用したり、参列者の人数を減らしたり、通夜振る舞いを控えるなどの対策をとりましょう。
コロナ感染拡大下では、後日葬儀や家族葬、オンライン葬儀などの葬式方法がオススメです。
コロナが流行している中でもお葬式を行わなければならない、そういった状況もあることでしょう。
その場合は、コロナの感染が拡大しないようにしっかりと対策をすることが大切です。

少人数で行ったり、マスクを着用したり、対策はいくらでも考えられます。
一人一人の配慮が重要となってきます。

健康第一の上で葬儀を行うことが、コロナ流行中の葬儀として大切になってくるでしょう。

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