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葬儀

2024.04.23

赤ちゃんを葬式に参列させる?準備やお母さんの服装、抱っこ紐は?

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突然のお葬式やお通夜、法事が行われる際知っておきたいということをまとめました。小さな赤ちゃんがいるお母さんは特に悩んでしまうことが多いのではないでしょうか。
赤ちゃんをお葬式に参列させても良いのか、参列させる場合どういった服装をしていけば良いのか、授乳室はちゃんと完備されているのか、抱っこ紐を使用しても良いのか等をご紹介していきます。

赤ちゃんを葬式に参列させるべき?
赤ちゃん
結論から言いますと、そのお葬式の 種類 や 立場 によって赤ちゃんを連れていくべきかどうかは異なってきます。

自分の会社関係や旦那様の会社関係といった関係性がある葬式の場合ですと、やはり赤ちゃんは連れていくべきではありません。
では、どういった関係性であれば連れて行っても良いのか、それは 親戚関係の葬式 です。

特に 故人がいつも可愛がっていたり、いつも会いたがっていたりしていた場合 はむしろ 積極的 に 参加 するべきです。
泣いて迷惑になってしまうのではないかと必要以上に考えすぎなくても良いでしょう。

身内だけのお葬式の場合も同様です。
ある程度の礼儀さえしっかりしていれば、特に差し支えることがないことがほとんどです。

ただ、まだ赤ちゃんが小さすぎて外出することが難しい場合や、体調がすぐれない場合は無理に連れていく必要はありません。
そのような場合は欠席するか赤ちゃんを預かってくれる方に頼みましょう。

赤ちゃんを葬式に参列させる時の準備
赤ちゃんを葬式に参列させる時には、前もって準備する必要があります。

事前に葬儀社に連絡
赤ちゃんを見てくれる人に連絡
以上の説明をしていきます。

事前に葬儀社に連絡
当然赤ちゃんをお葬式に参列させるとなると周りに気配りしていくことも必要になってきます。
大人と違って小さな赤ちゃんですと泣いて意思表示することでしか伝えることができません。

葬式中、授乳やおむつ交換等で席を離れるなんてこともあると思います。
そういった場合、お母さんとしては 授乳室 がないとだいぶ不便だと思います。

そういった場所を 事前に確保 しておくことも必要です。
最近はどんどん赤ちゃんが過ごしやすい環境が増えてきているので授乳室等が無いところのほうが珍しいところですが、一応、念のため確認しておくことも大事ですね。

万が一に備えて赤ちゃんを見てくれる人に連絡
葬式中やむを得ない事情により退席しなければならないことってありますよね。
例えば急に赤ちゃんが具合悪くなってしまうケース等、様々です。

大体は周りの方も考慮してくれると思いますが、親しい関係性の方の葬式を行っている場合、お母さんも見送ってあげたい気持ちでいっぱいですよね。
そういった時に備えていつでも 赤ちゃんを途中で引き取りに来てくれる方 に連絡をいれておくことも頭に入れておきたいところです。

葬式での赤ちゃんの服装
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派手な色を避ける
男の子と女の子の服装
装飾品にも気をつける
靴下をはかせる
以上を説明していきます。

派手な色を避ける
幼稚園等で 制服 を持っている幼児であれば問題ないのですが、赤ちゃんとなるとそうはいきませんよね。
赤ちゃんだからといって何でもかんでも着せていくのはマナー違反です。

それなりに 葬式に適した格好 をしなければなりません。男の子、女の子によっても服装は異なってきます。

男の子の服装と女の子の服装
男の子の場合であれば、 白いワイシャツにジャケットを羽織りズボン を履かせるのが好ましいです。
女の子の場合ですとできるだけ 無地のワンピースやスカート が好ましいです。

色は 黒や紺などシックな色 で決めるのが一般的です。

装飾品にも気を付ける
気を付けなければいけないのは服装だけではありません。
キラキラしたアクセサリーをジャラジャラ身に着けたり、派手な色や光沢のあるエナメル生地等のバッグ も好ましくありません。

靴下を履かせる
赤ちゃんだからと言って素足は好ましくありませんので、 靴下 を履かせましょう。
できれば ハイソックス で色は 黒か紺で無地のもの が良いでしょう。

赤ちゃんを葬式に参列させる時のお母さんの服装
レディース 喪服
赤ちゃんの服装について説明しましたが、お母さんはどのような服装がよいのでしょうか。
以下の項目について説明していきます。

通常の喪服
装飾品に注意
毛皮は要注意
通常の喪服
基本的には 通常通り葬式に参列するときの服装である喪服 を着用していれば問題はありません。
ですが授乳中のお母さんで授乳しにくい喪服だといちいち面倒ですよね。

そういった場合の方でも 授乳中の方専用の喪服 も販売されていますので、そちらを着用しての参列するのが一番安心かと思います。
また、抱っこ紐等で長時間抱っこすることを考えるとやはり ワンサイズゆったりめの喪服 を準備しておくのも良いかもしれません。

装飾品に注意
また、 キラキラしたアクセサリーやバッグ等 は身に着けてはいけません。
例えば、 金色の時計やベルトの金色のバックル、金色のアクセサリー等 はすべて NG です。

しかし、 パールや黒い装飾品 であれば問題ありません。

身に着けるとしても パール のネックレスやピアス、 黒い ヘアバンド等であれば問題ありません。
あくまでもお葬式という場所を意識しましょう。

毛皮は要注意
寒い時期ですとどうしても暖かい コート をついつい羽織りがちですが、動物の皮が使われているコートは好ましくありません。
動物を殺生 するというイメージととられているためお葬式には向いていないのです。

葬式の服装に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

会葬者とは?服装や挨拶、持ち物!振る舞いとマナーも解説
第三人生編集部

赤ちゃんを葬式に参列させる時の持ち物
哺乳瓶
赤ちゃんを葬式に参列させる場合には、持ち物にも気をつけなければなりません。
普段の外出とは違い、葬式への参列であるためきちんと確認しましょう。

紙おむつ
おしりふき
哺乳瓶
粉ミルク
お湯
赤ちゃんと参列する葬式の持ち物①紙おむつ
紙おむつは普段使っているタイプのもので十分です。
テープタイプでもパンツタイプでもその子に合ったものを準備しましょう。

ただし持っていきすぎるのは返って荷物がかさばってしまうので、必要最低限で良いです。

赤ちゃんと参列する葬式の持ち物②おしりふき
おしりふきの場合は一つ持っていればひとまず安心です。
二個も三個も持っていく必要はありません。

葬式ではできるだけ荷物がかさばらないように、できれば おしり や*手、口***にも使えるタイプのものを持っていくと良いでしょう。

赤ちゃんと参列する葬式の持ち物③哺乳瓶
哺乳瓶でミルクを飲んでくれる赤ちゃんであればこちらも必要になってきますよね。
哺乳瓶は 一本 あれば問題ありません。

しっかり 除菌 してある哺乳瓶を持参するようにしましょう。

赤ちゃんと参列する葬式の持ち物④粉ミルク
スティックコーヒータイプで 一回分等決められた量の粉ミルク も販売されていますので、そちらが一番ベストです。
ただ自宅にある大きな缶ミルクから持参する場合は、適量を小さな袋に入れるか、そのまま直接哺乳瓶に入れて持参するほうが荷物の削減になります。

赤ちゃんと参列する葬式の持ち物⑤お湯
葬儀場にてお湯を用意してくれるところがあるとは思いますが、お湯を持ってきてくれている間赤ちゃんはそう簡単に待ってはくれません。
そういったときにおすすめなのは小さめの 保温付きの水筒 です。

こちらに 80℃ ぐらいのお湯を入れておくと粉ミルクも溶けやすい上に保温効果も期待できるので 長時間 でも 安心 です。

赤ちゃんを葬式に参列させる時の注意点
注意点
赤ちゃんと葬式に参列するとなると、様々な注意が必要になります。

赤ちゃんが泣いてしまったとき
焼香
合掌
ベビーカー
機嫌をよく過ごさせる
赤ちゃんが泣いてしまったとき
赤ちゃんを抱っこしながら葬式に参列した場合、泣いてしまうこともしばしばです。
そういった場合でもすぐに対処できるように参列する際は出入り口付近に座ると良いでしょう。

最初からぐずってしまっていたら控室で待機しておくのも良いですね。

焼香
葬式で必ず行うのが、お焼香です。
焼香の際、できれば 赤ちゃんは預かってもらうのが一番ベスト です。
しかし、赤ちゃんもお母さんから離れてしまうと泣いてしまうといったケースも多いためやむを得ないこともあります。

そういった場合は、 赤ちゃんに煙ができる限りかからないよう十分気を付けながら行う ようにしましょう。

合掌
合掌も葬式では必ず行います。
赤ちゃんを抱っこしていたらどうしても片手になってしまいますが、気持ちがこもっていれば十分なのでそこまで重く考える必要はありませんよ。

ベビーカー
葬式の時ベビーカーは大きくて場所をとってしまうので、控室等に折りたたんで隅に置いておくと良いでしょう。

機嫌よく過ごさせる
あくまでも赤ちゃんの 機嫌を損なわせない ことも大事なことです。
葬式は、大人でさえ長時間は少ししんどいところ、赤ちゃんなんてもっと耐えられません。

できるだけ赤ちゃんの機嫌を損なわないようにすることでお母さんのストレスも多少は解消されることでしょう。

赤ちゃん一人一人好みも違うので一概にこれといったものはありませんが、 おもちゃ やその子が 安心するタオル 等を持参していくことで赤ちゃんの気持ちも落ち着くことが多いです。

赤ちゃん用の抱っこ紐を使ってもいい?
抱っこ
もちろん抱っこ紐を使うことは OK です。
できれば葬式中だけ外しておくほうが好ましいですが、赤ちゃんがぐっすり眠ってくれているときに無理やり外さなきゃと思わなくても大丈夫ですのでご心配なさらずに。

補足としてですが、抱っこ紐も最近ではカラーバリエーションがとても豊富になってきています。
せっかく購入するならかわいいデザインのものを選びたいところですが、こういった場合に備えて 落ち着いた色で機能性が高いもの を選んでおくと良いかもしれませんね。

赤ちゃんも月例に合わせて体重がどんどん増えていき抱っこ紐なしで抱っこするとなると大変なものです。
生後3か月ほどの赤ちゃんと 生後10か月 ほどの赤ちゃんとの体重の差は大幅に違ってくるので長時間抱っこしているとなると 抱っこ紐を使用 することを おすすめ します。

葬式に赤ちゃんを参列させるもさせないのもあなた次第
赤ちゃんをお葬式に参列させるのは問題ありません。
赤ちゃんが泣いてしまってもできる限り対処できるようにしておくことが大事です。

抱っこ紐の使用も問題ありませんができれば色は派手なものではないほうが好ましいです。
持ち物も必要最低限に抑えたほうがお母さんも楽です。

ただ赤ちゃんを葬式に参列させるというのは同時に赤ちゃんにも同様のストレスになるということも忘れずにおいてほしいですね。

少しでも皆さんに参考にしていただけますように。

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