icon-sns-youtube icon-sns-facebook icon-sns-twitter icon-sns-instagram icon-sns-line icon-sns-tiktok icon-sns-etc
SEARCH

葬儀

2024.04.30

49日(四十九日)の持ち物を喪主側・参列者側で解説!身内だけの場合も

  • facebook
  • twitter
  • LINE

49日に参列することになった時に何を準備し、持ち物は何を持っていくのか困ることがあります。
そこで今回は49日の持ち物を喪主側・参列者側で解説します。

さらに身内だけの49日の持ち物、参列者の服装についても徹底解説します。
ぜひ参考にしてみてください。

この記事の結論

49日の施主の持ち物は、僧侶に渡すお布施、数珠、遺影、位牌、そして埋葬も同時に行う場合は埋葬許可証です。

49日の参列者の持ち物は、香典とそれを包む袱紗、そして数珠です。

49日(四十九日)の喪主の持ち物

49日の喪主が準備しないといけない持ち物とは何でしょう。
49日の喪主が準備する持ち物は全部で5つ あります。

喪主の持ち物の5つをご紹介します。

お布施

まず1つ目の持ち物は、読経してもらう僧侶に渡す お布施 です。
お布施の金額の相場はいくらなのか?

何のために僧侶にお布施を渡すのか、費用相場はいくらなのか、渡し方、どのような封筒を使うのかということは後ほど詳しく説明していきます。

数珠

2つ目の持ち物は数珠で、喪主・親族に関わらず必要なものです。
数珠を持ち、手を合わせると煩悩が消える とされています。

宗派によって数珠の数と形が違いますが、どれを持っていても構いません。
数珠を持っていない方は必ず一生に1回は使うものですので、初めて葬儀に参加するときに数珠を購入しておきましょう。

遺影

必要な持ち物の3つ目は、遺影です。
遺影は生きていた時の象徴 であり、故人を思い出すきっかけになるものです。

あまりにも古い写真を遺影にした場合、生前の姿と変わりすぎていてイメージが変わってしまいます。
亡くなる直前に出会った人を、こんな人だったかなと悩ませる原因にもなるので、一番最近撮影した本人が気に入っていた写真を遺影にするのがおすすめです。

葬儀の時に使った遺影でも構いません。
葬儀の時に使った遺影はリボンがついており、49日ではリボンを取っておきましょう。

埋葬許可証

次に必要な持ち物は、埋葬許可証です。
49日に法要と納骨するのであれば必要になります。

埋葬許可証は、葬儀が終わった後、 火葬許可証と交換 します。
49日まで大事に保管することが重要です。

葬儀の後は、色々と忙しいので、保管場所をみんなで共有しておきましょう。
49日と別の日に納骨を行うのであれば、必要ありません。

位牌

49日に必要な持ち物の5つ目は、位牌です。
葬儀の時にも使いましたが、葬儀の時に使っているのは仮位牌といい白木でできています。

49日で使う位牌は、本位牌というもので金の装飾がされ、漆を塗り重ねているものです。
注文してから1~2週間かかる ので早めに手配しておきましょう。

49(四十九日)の持ち物 お布施

ここでは、49日の持ち物で大事なお布施について説明していきます。
費用相場
封筒
渡し方
以上について詳しく説明していきます。

費用相場
お布施の費用相場は、いくらなのでしょうか。
費用相場は、実はありません。

金額は決まっていない のです。
しかし、お布施はだいたい葬儀の1割程度とされています。

だいたい金額にすると3万円から5万円ぐらいです。それぐらいの金額を準備しておきます。
お布施は僧侶に対する謝礼ではなく、お布施で僧侶のいる 寺院のご本尊を守る費用 になっています。

だから、金額は気にしなくてもいいのです。

封筒
49日のお布施の封筒は、どのような封筒を使うのでしょうか。
白い封筒 なのであれば、どのようなものでもかまいません。

しかし、郵便番号が載っているものは、避けましょう。
表に薄墨でなく、普通の墨でお布施、あるいは御礼と書けば使えます。

水引はつけてもつけなくてもかまいません。
中に入れるお札は、新札でも構いません。

僧侶に対して渡すのですが、ご本尊を守る費用になるので新札でも古いお札でもいいのです。

渡し方
49日の持ち物のお布施は、どのようなタイミングでどのように渡せばいいのでしょう。
タイミングは、 49日の法要が始まる前、法要が終わった後 どちらでもかまいません。

僧侶に封筒ごと渡すのではなく、ふくさに包んでおき、お布施を お盆の上に置いて渡すか、ふくさの上において 僧侶にお礼を言いながら渡します。

49日のお布施に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

49日(四十九日)の参列者の持ち物

49日の参列者の持ち物は、何が必要なのでしょうか。 必要な持ち物は3つ あります。
  • 香典
  • 数珠
  • 袱紗(ふくさ)
以上の49日の参列者の持ち物について説明していきます。

香典

まず必要な持ち物は、香典です。
49日の香典の意味は、 故人にお供えをすることと故人の残された家族に支援をする という意味があります。

香典の費用相場や香典の封筒、香典の渡し方については、後ほど詳しく解説します。

数珠

次に必要な持ち物は、数珠です。
49日は故人を偲ぶ大事な日 ですので必ず持っていく持ち物になります。

しかし、自分が無宗教の場合は、どうすればいいのでしょう。
故人の宗派に合わせる事が重要になります。

故人の宗派が仏教式であれば、持っていく必要があります。
さらに子供は持っていくべきなのでしょうか。

小学校の高学年か中学生ぐらいから持っていくべきでしょう。
できれば借りるのではなく、自分の数珠をお子さんに買ってあげましょう。

袱紗(ふくさ)

3つ目の持ち物は、 香典を包むふくさ を忘れてはいけません。
香典の封筒は、むき出しにしておくとマナー違反になります。

49日の法要に行く前に香典をふくさで包んでおきます。

49(四十九日)の持ち物 香典

49日の持ち物である香典 について費用相場はいくらなのか、香典に適している封筒、香典の渡し方について詳しく説明します。

費用相場

49日に渡す香典の費用相場はいくらなのでしょう。
故人との関係で異なってきます。

一般の参列者ですので、友人か知人という関係になるでしょう。
その場合の 費用相場はだいたい3千円から1万円 ぐらい、夫婦で49日に参列するのであれば、だいたい倍の金額を包めば大丈夫です。

封筒

49日の香典の封筒は、どのようなものを選べばいいのでしょう。
どこでも使える香典の封筒は、 黒白か双銀の水引の付いている封筒か不祝儀袋 を選びます。

実は、水引の結び方にも選び方があります。
結び方には、蝶結びと結び切りがあるのです。

悲しいことは、1度きりがいいという思いを込めて結び切り を選びましょう。
さらに香典の中のお札は新札ではなく、ちょっと古びたお札を選び、ぼろぼろのお札は避けましょう。

新札は、まるで死ぬのを待っていたかの印象を与えてしまいます。注意しましょう。

渡し方

香典は、 49日の法要が始まる前 に故人の親族の方に渡します。
香典はふくさに包んで持っていき、渡す前にふくさから取り出して渡します。

渡すときに挨拶をしてから渡しましょう。
挨拶では言葉に注意し、忌み言葉を使わないようにすることが大事です。

49日の香典に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

身内だけの49日(四十九日)の持ち物

身内だけの49日の持ち物は、何か違いがあるのでしょうか。
友人、知人を呼ばない身内だけの49日の持ち物は全く変わりはありません。

葬儀は大きな会場で行ったとしても、49日は故人が極楽に行けるように祈る儀式なので葬儀の形式とは別に考えます。
だから、持ち物は異ならないのです。

49日(四十九日)の服装

49日の服装ですが、 どのような服装が適している のかを男性、女性、子供別に説明していきます。

男性

まず男性の服装ですが、遺族・身内の場合と親族、参列者で異なってきます。
遺族の場合は、必ず喪服を着用します。

親族の場合は、喪服か略式喪服が基本になります。
参列者の場合も亡くなってから49日しか経っていませんので、略式喪服となります。

喪服、略式喪服とは 黒いスーツ、白いワイシャツ、靴下の色は黒、靴の色も黒 というものです。
冬場にコートを着ている場合は、49日の法要が行われる会場の前で脱いでおきましょう。

夏場なら会場の前か、会場に入ってから上着を脱いでも構いません。
男性の持ち物の注意点は、身に光物を付けないことです。

時計、ブレスレットなどの装飾品は、地味なものにしておきましょう。

女性

次に女性の場合です。
女性の場合も男性と変わらず、 和服、洋服どちらも黒を基調とした服装 となります。

洋服で注意するのは、ストッキングでも黒の無地のものを着用しましょう。
和服の注意点は、足袋に注意です。足袋の色は白です。

それ以外は全て黒になります。
女性の持ち物で気になるのは、バッグは光っている色は持って行かないことです。

バッグも黒色が基本です。
バッグの中に持ち物を全て入れておきましょう。

さらにネックレスもパールも一色のものを身に着けていきます。
装飾品には、かなり注意が必要です。

子供

子供の場合の服装は、制服があれば制服で参列しましょう。
制服は遺族・身内、親族、参列者どれでも大丈夫です。

制服がなければ、 黒を基調とした地味な服装 で参列しましょう。上は白のカッターやブラウスで構いません。

49日の持ち物を忘れずに故人を偲びましょう!

遺族、身内、知人、友人に関わらず49日に参列する人は、持ち物を忘れずに 故人の思い出に浸り、故人を偲ぶことが大事 になります。

故人の49日に都合が合うのであれば、持ち物を忘れずにぜひ49日の法要に参列しましょう。

喪主が49日に必要な持ち物は?
喪主の場合は数珠・お布施・位牌・遺影などが必要です。また、埋葬許可証が必要になることもあります。

49日の持ち物のお布施の相場は?
お布施の相場は、3万円から5万円ほどです。また、新札でも問題ないのもポイントとなっています。

参列者が49日に必要な持ち物は?
参列者の場合持ち物は数珠・袱紗・香典です。香典の相場は、3000円から1万円となっています。

49日の持ち物の香典の表書きは?
香典の表書きは、仏教であれば御霊前・御仏前と書きます。また、キリスト教ではお花料・神道では玉串料と記載します。詳しくはこちらをご覧ください。

RELATED