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葬儀

2024.04.30

ペット葬儀の種類や流れ!費用相場やマナー、おすすめ葬儀社も紹介

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「ペットは家族の一員」と考えられるようになってから、ペットとのお別れ、葬儀も、人と同じように行いたい、手厚く葬りたいと考えている方が増えています。
そこで最近ではペット専門の葬儀社や霊園も増えています。

大切なペットとのお別れ、葬儀にどのようなことに気を付けて選べばよいのでしょうか、こちらで詳しく解説しています。

ペット葬儀が生まれた理由・背景
葬儀
ペットは家族の一員
近年はペットブームなどとも言われ 、子供の数よりペットの数のほうが上回っているというデータもあるようです。
少子高齢化の波、そして核家族化にともなって、子育てを終えた世代がペットを飼い、まるで子供のようにかわいがる、といった現象も多く見られます。

ひと昔前は、ペットといえば、例えば犬であれば外に犬小屋を置いて飼っていましたね。
そして 猫は餌は家で食べてもそのほかはわりと自由に外を出歩く 、のが当たりまえでした。

しかし最近では大型犬すらも室内飼いをする家もあったり、マンションが増えたことで猫も外に出さず完全に室内飼いをする家が増えてきています。
そのことによって、ペットと人間との距離が一層近くなり、「ペットはもはや家族の一員」という位置づけになってきました。

ペットが亡くなったら手厚く葬りたい
愛するペットが亡くなったとき、ご家族としてはどうしたいでしょうか。
昔はペットが亡くなったら、 焼却場で焼いてもらうのが一般的 でした。

庭に埋める、というご家庭もあったようですが、小さい動物ならまだしも、大型犬ともなると土に埋めるのは大変な作業となります。
また、衛生上もあまりよくありません。

最近ではこの、焼却場で焼く、または保健所に頼む、というやり方を、 「処分されるという感じがして嫌だ」と感じる 方々が増えてきました。
確かに、ペットをご家族の一人として考えていたら、その家族が「処分される」というのは辛いことですね。

そこで誕生したのが、 ペット専用の、葬儀のサービス なのです。
ペット葬儀ではまるで人間の葬儀のように、火葬から遺骨を拾うところ、そして納骨まで行なってくれるのです。

ペット葬儀の種類
葬儀場
ペットの葬儀の仕方には主に次の3つの方法があります。

立ち会い葬儀
個別葬儀
合同葬儀
立ち会い葬儀
個別立会葬儀ともいいます。
ご家族が「立ち会い」のもと、ペットの火葬を行う 方法です。

このケースでは、ご家族もペット霊園なりペット葬儀社なりに一緒に足を運びます。
そして人のときと同様、 お経をあげていただき、火葬にも立ち会う 、というものです。

火葬が終わればご家族の手でペットの遺骨を骨壺に納めます。
火葬の時間はだいたい1~2時間くらい です(ペットの大きさにもよります)。

個別葬儀
一任個別葬儀ともいいます。
ペット葬儀者の方がペットを引き取りにくる、あるいは葬儀社へペットを預けたあとの火葬などを葬儀社の方にお任せする というやり方です。

この方法だと火葬の間のご家族の立ち会いはありません。
火葬後葬儀社の方が丁寧に遺骨を骨壺に納めてくださり、ご自宅へまた持ってきてくれます。

ペットの遺骨は、 後日持ってきてもらうことも可能 です。
このやり方ですと立ち会い葬儀より価格は若干安くなります。

合同葬儀
他のお家のペットたちと合同の火葬をする ことです。

この方法をとった場合は、 遺骨がご家族には返還されません。
ペットたちの遺骨は合同供養塔というところにおさめられるか、葬儀社の方たちによって自然に還される(散骨など)方法がとられます。

費用としては3つの方法のうち、合同火葬がもっとも低いものになります。

ペット葬儀の流れ
流れ
ペットのお葬式の流れは主に次のようになります。

ペットを正しく安置する
ペット葬儀社を決める
葬儀の内容を決める
火葬を行う
遺骨を持ち帰るもしくは納骨
ペットを正しく安置する
大切なペットが亡くなったら、 ご家族でお別れの言葉や感謝の言葉を述べて あげてください。
タオルなどにくるみ、抱きしめてあげるときっと喜ぶでしょう。

現実的なお話になりますが、死後数十分の間には死後硬直が始まってしまいます。
その前に ペットが好きだった寝床などに横たえ、両足をそろえて曲げて、自然と眠っているような状態 を作ってあげましょう。

夏場の場合は保冷剤などで冷やしてあげてください。

ペット葬儀社を決める
ペットの葬儀をどうするか、どういう形で行うか を決めましょう。
ペットの葬儀の仕方は上記しましたように、いくつか方法があります。

ペットとどのようにお別れをするか決めた上で葬儀社を探し、早めに連絡してください。

葬儀の内容を決める
葬儀社と、立ち会いの葬儀をするのかお任せにするのか、合同葬にするのかを話し合い 、決定します。
それから葬儀の日取りを決めます。

日取りは、ペットのご遺体が傷まないよう、早めの日取りをしたほうが良いです。

火葬を行う
決められた日に火葬を 行ってもらいます。
ペットとの最期のお別れとなりますので、いっぱい言葉をかけてあげてください。

遺骨を持ち帰るもしくは納骨
火葬の後は、 立ち会いの場合にはご家族自身で遺骨を骨壺に納め ます。

お任せにした場合は 当日もしくは後日、ご遺骨がご家族のもとに戻って きます。
骨壺は、ペット霊園などに納骨するか、もしくはご自宅でそのまま保管、という形もとれます。

そう大きくなければ、骨壺をリビングなどにペットのお写真と共に飾り、ご家族でいつまでも見守っていく、というのもいいですよね。
近年ではこの方法をとるご家庭も多いです。

ご家族で話し合って、どうするか決めておきましょう。

ペットの骨壷に関しては以下をご覧ください。

ペット用骨壷の人気・おすすめランキング8選!選び方や保管方法も解説
第三人生編集部


愛するペットを大切に見送りましょう
こちらではペットの葬儀について、種類や葬儀の流れ、費用相場などを紹介しました。
あわせて、マナーや注意点についてもまとめています。

昨今では、ペットはもはや「ペット」というより「家族の一員」という考えの方が多いです。
それにともなって、ペットが亡くなったときには人間と同様、手厚い葬儀を行い、皆で見送る、というのが当たり前になってきました。

だからこそ、 愛するペットのためにも良い業者を選び、皆が満足するような葬儀 にしてあげたいですね。
大切なペットを亡くし、お辛いところと察しますが、その大切なペットのためにも、良い葬儀が行えるようにしてください。

ペットの供養に関しては、こちらも参考にしてください。

【専門家監修】ペットの供養方法は?寺・霊園、納骨堂、手元供養、散骨別に解説

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