お葬式・お通夜に適したメイクをパーツ毎に解説!NGな化粧や髪型も
突然の不幸で「どんなメイクをしたらいいんだろう」と焦る人はいるのではないでしょうか?
ここではそんな時に焦らないためにもお葬式・お通夜の各顔のパーツごとのメイクの仕方や、ポイントついて紹介していきます。
また、その他にもお葬式・お通夜のマナー違反にならないための髪型やメイク、服装についても書いていきます。
この記事の結論
お葬式に適しているのはナチュラルなメイクで、派手な印象のラメなどは避けます。また、ノーメイクもマナー違反となります。
お葬式・お通夜メイク①肌
お葬式では全体的に薄いメイクでとどめておくことがマナーです。
そのため、肌のメイクでは薄化粧が全体に馴染むようにしなければいけません。
肌メイクの一番重要な点は マットで自然に仕上げること です。
ここで気をつけたいのはツヤ感を出さないことです。
なので下地やファンデーションではラメやツヤが出るものを使うのはやめましょう。
また、厚塗りもよくないので黒系のファンデーションや過度に白くなってしまうものもやめましょう。
シミやくすみが気になる場合はファンデーションを厚く塗るのではなくコンシーラーを使いましょう。
他にファンデーションを使わなくてもBBクリームを薄く塗り、フェイスパウダーで上から押さえるだけでもツヤ感のない自然でマットな肌の質感を仕上げることができます。
お葬式・お通夜メイク②眉
薄化粧の場合でも眉は描くようにしましょう。
しかし、普段と同じ眉ではだめです。
眉の形は、太すぎ、短すぎ、角度のある眉毛になってしまうと活発に見えてしまうのでお葬式の場に相応しくないです。
描くときに意識してほしいのは眉は形を整える程度で自然に仕上げることです。
ペンシルで描くと色が濃いめのしっかりとした眉毛になってしまいます。
自然な眉にするためにもパウダータイプのものを使うことをおすすめします。
またアイブロウの色も赤茶や黄色の色が強いものは避けるようにし、自分の眉毛に近いダークブラウンや黒系のものを選ぶようにしましょう。
お葬式・お通夜メイク③目元
メイクの中でも目元のメイクは印象を大きく変えます。
しかしお通夜・お葬式の場合にはおしゃれなメイクは必要ありません。
ここでは以下の6つについて説明していきます。
- Neil Armstrong
- Alan Bean
- Peter Conrad
- Edgar Mitchell
- Alan Shepard
アイシャドウ
アイシャドウはつけなくても問題ありません。
つける場合には肌なじみのよいベージュやブラウン系の色を選び、つけているかつけていないか分からないぐらいにしましょう。
注意
ブラウンを使う場合は伏し目にした際に目立ってしまうので 目尻の3分の1程 に入れると丁度いいです。
アイライン
アイラインも引かなくても問題ありません。
引く際には、目尻のみにし パッチリした目にならないようにします。
切れ長になるように引くことを意識する といいでしょう。
また、派手にならないようにするためにも色はブラックよりブラウンを使うことでより自然にみせることができます。
注意
涙で落ちてしまい、目元が黒くなってしまうと見た目が悪くなってしまうのでウォータープル用のものを使用しましょう。
カラコン
基本的にはつけることはお勧めしません。
しかしどうしてもつけたい場合には自然なものを選びお人形のようにならないようにしましょう。
注意
カラコンを付ける場合には明るい色や過度に着色部分が大きいものはやめましょう。
つけまつげ・マスカラ・ビューラー
まつ毛につけまつげをつけたりビューラーでまつ毛を上げるのはマナー違反になるのでやめましょう。
まつ毛のメイクはマスカラを目尻に塗るくらいにしておきましょう。
注意
マスカラを何度も重ねて塗る などは派手になってしまうのでやめましょう。
また、ここでもマスカラはウォータープルフ用のものを選びましょう。
まつ毛エクステ
まつ毛エクステの場合はとるにとれないため他のアイメイクを控えめにすることで自然に見せましょう。
ポイント
目元メイクのポイントは目を開いているときでも伏し目にみえるようにすることがポイントです。
お葬式・お通夜メイク④頬
頬のメイクではチークやハイライト、シャドウを使っている人が多いのではないでしょうか。
しかしお葬式の場合は顔にメリハリがつき派手になってしまうので基本的には頬のメイクはしてはいけません。
どうしてもしたいのであれば、肌の色になじむものを使いましょう。
注意
チークをする場合血色がよくなるピンクやオレンジではなく、ベージュ系を選択しましょう。
塗る際は丸く入れるのではなく、斜めに入れましょう。
お葬式・お通夜メイク⑤口元
口紅はつけなくても問題ありません。
しかし唇に色がなくと顔色が悪く見えてしまうのであればつけた方がいいでしょう。
色は赤や、ピンクの発色がいいものは避けるようにし、ブラウン系やピンクベージュなどつけているのか分からない色のものを使いましょう。
口紅を塗った後は、テカリを押さえるためにティッシュオフしましょう。
注意
ラメやパールの入っているものやグロス、リップオイルはテカリがでてしまうので使うのはやめましょう。
お葬式・お通夜NGメイク①ラメ系
お葬式での化粧はおしゃれではなく身だしなみとしてするということが前提です。
そのため上記でも書きましたがお葬式のメイクでのラメやパールの入ったものを使うのは顔を派手に見せてしまうためマナー違反にあたります。
また、頬の化粧にもハイライトやチークにはラメが入っているものがあるのもNGなので気をつけましょう。
お葬式・お通夜NGメイク②ノーメイク(すっぴん)
お葬式に参列する際は、濃いメイクをしてはいけないため、ノーメイク(すっぴん)で参列する人も少なくないです。
しかし、化粧をせずに顔色が悪いまま参列してしまうと、苦労している遺族以上にやつれて見えてしまうためマナー違反になってしまいます。
また、ノーメイクのまま公式な場にでるのは女性として身だしなみがきちんとされていないと判断されマナーがなってないと思われてしまいます。
そう思われないためにもお葬式の際にはノーメイクはやめましょう。
だからといって過度なメイクをしてしまわないようにきちんと決まりを守って行いましょう。
お葬式・お通夜メイクマナー
ここまでではお葬式・お通夜の各顔のパーツのメイクの方法について説明してきました。
ここではお通夜・お葬式のマスクの着用や、高校生のメイクについてのマナーについて解説していきます。
お葬式・お通夜メイクマナー①マスクの着用
お葬式・お通夜は厳格な雰囲気があります。
そのような場でマスクの着用は問題ないのでしょうか。
しかし、マスクの着用は様々な事情があるため一概にしてはいけない判断することはできないです。
人にによって風邪を引いてしまったり花粉症が流行っていることも考えられます。
ここでは
風邪、花粉症の場合
お葬式・お通夜の日程は前々から分かるものではありません。
ですが、風邪や花粉症の方もコントロールすることは不可能ですよね。
そんな時マスクの着用は許されるのでしょうか。
結論を言うと 風邪・花粉所の方のマスクの着用は許されます。
人に風邪をうつしてしまったり、くしゃみをして周りに迷惑をかけてしまうよりはマスクの着用をした方が良いでしょう。
妊婦さんの予防の場合
お葬式・お通夜に参列する方の中には妊婦さんがいることもあります。
体のことを第一に考えるためにも妊婦さんのマスクの着用は許されるのでしょうか。
結論を言うと 妊婦さんの場合マスクの着用は許されます。
体やお腹の子を考えて予防することは良いでしょう。
なお、お葬式・お通夜を行う側に自身が妊婦であることを先に言っておくと違和感を感じさせることがないでしょう。
妊婦の方で参列される場合はこちらの記事も参考にしてください。
例外
お葬式・お通夜でのマスク着用は親族や喪主も許されてはいるのですが、 喪主の場合にはマスクの着用は避けてほしいものです。
身内のみで行う家族葬ならまだしも、規模が大きい場合には違和感を感じさせてしまいます。
また親族であっても受付をする際にはマスクの着用は避けましょう。
お葬式・お通夜メイクマナー②高校生のお葬式・お通夜の化粧は?
高校生以下の場合は化粧をする必要はありません。
そのままでいて問題ないです。
どうしても化粧をしたいのであれば上記のメイク方法に従って行いましょう。
【コラム】お葬式の服装・髪型・ネイルのマナー
お葬式の服装は、女性は黒のワンピース、アンサンブル、スーツを着ます。
肌の露出は避け、夏でも袖は五分丈のものにしましょう。
スカートの丈は膝が隠れるものでストッキングと靴の色も黒のものにそろえましょう。
またストッキングは黒でも網タイツやテカリのある素材はやめましょう。
服装に関しては、こちらもご覧ください。
お葬式の髪型
明るすぎる茶色や、派手な髪色はマナー違反です。
すぐに染めることができない場合はドラッグストアにシャンプーで落ちるカラースプレーが売っているのそちらを使用するといいでしょう。
また長い髪の方は後ろの低い位置(耳の下)で1つにまとめましょう。
この際も髪をとめるゴムやバレッタは黒のものを選び光沢がないものを選びます。
ボブの方は綺麗に整っているからといって縛らない方もいますが、お辞儀をして顔に髪がかかってしまうのであれば、横の紙を軽くねじり後ろにもってきピンで留めてアレンジするのもいいです。
髪型に関しては、こちらもご覧ください。
お葬式のネイル
ネイルをする場合は透明か淡いピンクなど目立たない色がいいです。
また派手な色のネイルをしている場合はベージュのマニキュアを上から塗ることで隠すことができます。
ネイルの中には石やデコレーションで凹凸のあるものもあり自分で落とせないものもあります。
その場合は手首まである黒の手袋をつけて参列します。
お通夜・お葬式のメイクを知っておこう
今回お葬式の際のメイクについて説明してきました。
原則としてお葬式のメイクはおしゃれでなく身だしなみとしてのメイクです。
そのため、派手になってしまうラメや、過度なメイクはマナー違反になってしまいます。
基本的には自然な肌、眉毛を描けば問題ないです。
いざという時に恥をかかないためにもしっかりとメイクの基本をおさえておきましょう。
お葬式のメイクで肌はどのようなことに注意すればよい?
マットでナチュラルな状態にすることが大切です。ラメが入ったものや、色白すぎるものは避けることがポイントとなっています。
お葬式にふさわしいアイメイクは?
アイシャドウやアイライン・アイカーラーはしないことがマナーです。する場合もなるべく自然な色味で仕上げるようにしましょう。
お葬式のノーメイクで参列する場合は何に注意する?
学生の場合はノーメイクで参列する方が適切です。しかし、大人の場合ノーメイクでやつれているように見えてはいけないため、肌の赤みを抑える等のメイクする必要があります。
お葬式の髪型のマナーで気を付けることは?
髪はまとめて、すっきりとさせることが大切です。前髪は目にかからないようにすると良いでしょう。詳しくは
こちらをご覧ください。