icon-sns-youtube icon-sns-facebook icon-sns-twitter icon-sns-instagram icon-sns-line icon-sns-tiktok icon-sns-etc
SEARCH

葬儀

2024.04.30

お盆はいつからはじまる?新暦・旧暦のお盆は?

  • facebook
  • twitter
  • LINE

自分の住む地域のお盆時期と、ネット検索して出てくるお盆の時期が異なる。
そんな風に感じたことはありませんか?

実は、お盆の時期は地域によって大きく2つに分かれます。

そこで今回は、あなたの地域のお盆はいつなのか、何故お盆の時期に差があるのかを詳しく紹介していきます。

今年のお盆の具体的な日にちもご案内していますので、是非参考にしてください。

この記事で解消される疑問!

お盆は7月と8月にある?
そもそもお盆はいつからはじまった風習?
お盆 お墓
お墓参りや法要など、現代ではすっかり夏の風習として定着したお盆。
そもそもお盆とは、いつから始まったのでしょうか?

まずはお盆の歴史について紐解いていきましょう。

日本で初めてのお盆行事は606年
江戸時代に入ってから庶民文化になった
日本で初めてのお盆行事は606年
日本でお盆の前身とされる行事が執り行われたのは、606年のことでした。

推古天皇が、旧暦の4月8日と7月15日に「斎会」という行事を行うようになった、という記録が残っています。

斎会とお盆
「斎会」とは、ある一定期間自身の日常行為を制限し汚れを祓う、物忌(ものいみ)と言われる儀式のことです。

斎会とお盆の直接の繋がりを示す資料は、残念ながらありません。

ですが7月15日に行われていたことからも、斎会は後のお盆に通じる行事であったことが伺えます。

お盆は江戸時代に入ってから庶民文化になった
お盆が一般庶民に広がったのは、江戸時代に入ってからです。
それまでは、お盆を行うのは上流階級の人々のみでした。

一般庶民にお盆の風習が広まらなかった理由の一つに、ロウソクの存在が挙げられます。

江戸時代になるまでは、ロウソクは上流階級の人々のみが入手できる貴重品の一つ。
現代でこそ簡単に手に入るロウソクも、庶民には高嶺の花でした。

ところが技術が発達したこともあり、江戸時代には全国的にロウソクの安定供給が出来るようになります。

お盆はいつから?|地域別
違い
お盆を行う時期は、7月と8月に分かれています。
ではお盆はいつから、新暦と旧暦に分かれたのでしょうか。

お盆時期の違いや地域差について見ていきましょう。

新暦のお盆は7月
旧暦のお盆は8月
新暦のお盆は7月
一つ目のお盆の時期は、7月です。
お盆の由来が7月15日に行われた「斎」ならば、今も7月に行うのが当然だと思うかもしれません。

ところが、明治以前の日本では旧暦を採用していました。
旧暦を新暦に換算するならば、お盆は旧暦の7月15日に合わせて8月から9月に行われるはずですよね。

ではなぜ新暦になっても、お盆の日が変わらなかったのか。
その理由は、日本の改暦の事情にあります。

改暦によるお盆時期の変化
日本が現在の新暦へと改暦したのは、明治維新後のことです。
当時は維新後の混乱時期であり、政府は新しい法令を早く浸透させる必要がありました。

その為、国民に新暦を早急に浸透させるには、様々な行事は旧暦の日付のまま新暦へと移行するのが得策だったのです。

その為、お盆も新暦の7月に行うことを良しました。

ところが、実際に7月のお盆が根付いたのは、ごく一部の地域だけでした。

7月にお盆を迎える地域
7月にお盆を迎える地域は、主に明治政府の意向に従わざるを得なかった、東京周辺の都市部に限られています。

またその他にも、一部地域では7月にお盆を行う地域があります。
具体的には以下の地域が当てはまります。

東京都
神奈川県
函館市
金沢市
静岡市
旧暦のお盆は8月
お盆
旧暦のお盆は、8月に行われます。

ただし、8月のお盆も旧暦の7月15日に行われているわけではありません。
お盆を8月に行う理由は、農業と密接に関係しています。

改暦当初は全国的に7月のお盆が推奨されました。

ところが、7月と言えば田植えの時期であり、農家にとっては一年で最も忙しく重要な時期でした。

その為、国内のほとんどの地域では、7月のお盆は浸透せず、田植え時期を避けた8月にお盆を行うようになったのです。

8月にお盆を迎える地域
お盆を8月に迎える地域は、国内のほぼ全てです。

農業が盛んな地域は勿論、政府の意向が届かなかった関西方面では、都市部であっても7月のお盆は浸透していません。

沖縄県のみは旧暦で行う
沖縄県は8月にお盆を迎えますが、他の旧盆の地域とは日にちが異なります。
沖縄県では、現在でも正確に旧暦7月15日にお盆を行います。

ところが旧暦に従ってお盆を行うと、毎年日付けがずれます。
その為、沖縄県のカレンダーには、その年のお盆の日付が備考に記載されています。

2020年度のお盆はいつからいつまで?
お盆 きゅうり なす
2020年のお盆の日程を、新暦と旧暦に分けてみていきましょう。

7月のお盆は7月13日~16日
8月のお盆は8月13日~16日
7月のお盆は7月13日~16日
2020年7月のお盆は7月13日から16日までです。

今年は残念ながら新型コロナウイルスの影響が懸念され、お盆に関する行事の中止も決まっています。

お盆の行事に参加する人は、くれぐれも気を付けて参加してください。

8月のお盆は8月13日~16日
2020年8月のお盆は8月13日から16日までです。
8月のお盆行事も、既に中止が多く発表されています。

今年はお墓参りなどを行い、穏やかなお盆を迎えることがおすすめです。

なお、8月に行われるお盆の中でも、沖縄県のみは他の地域と日付が異なります。
今年の沖縄のお盆は、8月31日から9月2日の3日間です。

お盆に関しては、こちらも参考にしてください。

お盆・お盆明けはいつ?意味や由来、期間や送り火も解説
第三人生編集部

お盆の迎え火・送り火はいつから焚くの?
時間
迎え火と送り火は、お盆でも重要な催しです。

迎え火と送り火のやり方は、地方によっても様々な風習があります。
お盆を迎える前に、あなたの住む地域に独自の風習がないかを確認してください。

では、一番の基本である、それぞれの行う日時について確認しましょう。

迎え火はお盆の初日
送り火はお盆の最終日
どちらも夕方に焚く
迎え火はお盆の初日
迎え火とは、この世にご先祖様の霊を迎える為の目印です。
そのため、初日である7月13日もしくは8月13日に行います。

焙烙(ほうろく)という皿に麻の茎を乗せ、玄関先や門前で焚きます。
どちらもお盆の時期は手に入れやすいですが、どうしても用意できない場合はお皿と割り箸で代用しても構いません。

現代では、マンションなど火を焚けない住宅も多いので、仏壇に飾る盆提灯を迎え火とすることもあります。

送り火はお盆の最終日
あの世へ戻るご先祖様を見送る為に焚くのが、送り火です。
京都の五山の送り火などが有名ですが、本来は各家庭で焚くものです。

送り火は、お盆の最後の日である7月16日もしくは8月16日に行います。

火を焚く場所は、迎え火を焚いた場所と同じです。

どちらも夕方に焚く
迎え火と送り火は、どちらも夕方~夜に焚きます。

ただし、具体的な時間は決まっていません。
日が暮れた頃に行うのが一般的です。

迎え火・送り火に関しては、こちらも参考にしてください。

お盆の迎え火・送り火とは?時期は?必要な物とやり方を解説
第三人生編集部

お盆休みはいつからいつまで?
時期
現在では関東の一部地域を除き、8月にお盆を行います。
お盆休みも、通常旧盆である8月のことを指します。

お盆の準備
お盆
間もなくお盆を迎えますが、あなたの家ではきちんと準備は整っているでしょうか?

最後に、ご先祖様を迎える準備の方法について見ていきましょう。

お盆の飾りの用意
お墓参り
お盆の飾りの用意
お盆に欠かせないのが、仏壇などのお盆飾りです。
普段の仏壇飾りとは異なり、特別なお盆用の飾りがあります。

お盆飾り    詳細
盆提灯    仏壇の前に灯す提灯
盆棚    盆飾りを並べるための祭壇
精霊馬    ナスやキュウリで作るご先祖様の乗り物
まこも    盆棚の上段に敷くゴザ
お供え物    ほおづきやそうめんなど
上記以外にも、地方や宗派によって用意するお盆飾りは異なります。
あなたの住む地方、宗派に合わせたお盆飾りを用意しましょう。

お墓参り
お墓参りは、お盆を迎える上で大切な行事です。

普段なかなかお墓参りに行けない人も、ご先祖様をお迎えするお盆の間に一度はお墓参りに行きましょう。

お盆のお墓参りには、日にちの決まりはありませんので、あなたの都合に合わせて行えます。

ただし、一般的には、お盆の初日にお墓参りをすることが多いです。
ご先祖様を迎える前にお墓参りして、清々しい気持ちでお盆を迎えましょう。

お盆のお墓参りに関しては、こちらも参考にしてください。

お盆のお墓参りはいつ?服装や持ち物も解説!
第三人生編集部

きちんと準備を行って穏やかなお盆を迎えましょう
この記事の結論は以下の通りです。

新暦のお盆は7月、旧暦のお盆は8月に迎えます。

お盆は、日本で古くから行われてきた伝統的な風習です。

明治時代の改暦によって、2つの時期に分かれることになりましたが、内容は同じお盆です。

今年も、もうすぐお盆の時期がやってきます。
お墓参りを行い、家族と静かにお盆を過ごすのも良いですね。

お盆とは?意味は?お供えや由来、お盆時期のお墓参りも解説
第三人生編集部

RELATED