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葬儀

2024.05.01

献花と供花の違いは?宗教ごとの献花・供花の選び方や作法も解説

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献花や供花がどういう事かご存じですか。献花は祭壇に一人ずつお供えする生花で、供花は祭壇に飾る生花です。
葬式に関する花として似たもののように捉えがちですが、先に述べた飾る場所以外にも作法や贈る際の注意点、必要となる金額などで違いがあるので、献花と供花の違いや選び方、作法などについて詳しく説明していきます。
葬儀の際に献花や供花を正しくお供えできるようにこの記事を読んで知識を付けましょう。

献花と供花の違いは?
献花(けんか)と供花(きょうか)はそれぞれの役割や意味合いでの違いがあり、主な内容としては以下のようになります。

違い    献花    供花
形式面    祭壇に一人ずつ置く    祭壇に飾る
意味面    神様や霊、故人への贈り物    故人へのお供えまたは飾り
献花
献花は 故人の供養をするときに捧げる生花 です。
その名の通り献花は葬儀に訪れた人、 一人一人が生花を故人に捧げます 。

通常お焼香の代わりに行うものであり、意味合いや感覚はお焼香に近いです。
上記で記した通り、代わりに行うものである為、献花とお焼香の両方をやるという事は基本的になくどちらか片方を行います。
会場に準備されており 、花に 送った人の名前は記名しませず、 葬儀に訪れた人は準備された献花を受け取ってお祈りします。

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供花
供花は会場内に設置された祭壇に飾られる花の事をさします。
故人との別れを悲しむ意を示す 、 悲しみの中の遺族をいやす という理由で主に置かれます。

数え方は「 基(き) 」であり、祭壇の両側に二基、つまり一対だけでなく、片方に一基だけ飾ることもしばしばあります。

喪主が供花を飾るかどうかは地域ごとによります。
東日本では喪主も献花を飾る傾向が強いですが、西日本では飾らない傾向が強いようです。

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献花・供花の選び方
仏花
これまでは献花や供花の違いについて説明してきました。
ここからは実際の選び方について説明していきます。

献花の選び方
献花の準備に関しては会場側が主に行います。事前に連絡等が無い場合、持ってく必要はありませn。

喪主の手を煩わせてしまう可能性があります。
ただ、まれに喪主側から献花を持ってきてほしいとお願いされることがあります。

喪主が献花を用意する際は 業者に依頼を行います 。

供花の選び方
選び方と対応としては以下の内容になります。

事項    アレンジメント    スタンド
特徴    置いて飾ったり、 かごの中に花を生けられた形    自立して立つタイプ の供花
会場    狭い会場    広い会場
数    一基    一対などの偶数個
会場の広さ等、状況に合わせて適当な物を選ばなければならないため、最も事情を知っている葬儀会社の方の方に相談を持ち掛けるのが適当でしょう。
ただし、会社側が販売を行う供花は基本形式に準じた物であり、生けられた花の種類等に関して遺族側の意向通りとなるのは難しいのが実状です。

故人の方が好んだ花を贈りたいという方は会社側の方に会場の広さや使用不可能な花、適切な大きさ等を聞いた後、ネットや葬儀会場近くの花屋などへ連絡を取り、依頼を行うようにして下さい。

花の種類
供花で送る花は基本的には 白い菊 か 淡い色の花 であり、主流は 白色の花をベースにところどころ濃い色の花を組み合わせる 形です。

また、京都では常緑木で独特の香りがある樒(しきみ)という木を故人に近づく邪気を追い払う意から使用します。

近日ではいろいろな種類の花を供花として贈ることが増えてきており、棘が付いた植物は基本贈る事は故人の好んでいた花を贈りたいという理由から、例えば赤色のバラを送る事もあります。

宗教毎の花の選び方
供花は棘や毒のない生花を送ることが一般的です。
仏教や神道では、 白い菊 ・ 百合の花 ・ カーネーション などの 淡い白色ベースの落ち着いた色の生花 を使うことが一般的です。

神道や仏教では生花以外に造花のプリザーブドフラワーを送る事も多いです。
キリスト教のも基本的には 仏教や神道と同じ花 を使いますが、 大振りの菊は使用しません 。

また、 キリスト教では造花を送ることが認められていない ので、生花を送ります。

用意する人物
供花の用意する立場の人間に関しては葬儀に「参加する」「取り仕切る」の二つの立場に区分されます。

取り仕切る側の方が準備に際した時は 業者にお願いをして供花の準備 をします。
参加する側は不明点の確認を行う必要が生じるため、 事前に供花の担当をしている人に確認 をした後、同じく業者にお願いをして手配をします。


献花・供花の値段相場
金額
献花は会場に用意されていることが多く、ほとんどの場合自分で持っていくことはありません。
しかし、会場の献花を使ったときには 献花料を払います 。

種類    相場
献花    3000円~100000円
供花    10000円~30000円
上の表でも述べましたが、献花料に関して最低金額が3000円、最も高い場合で100000円程で、亡くなった方との関係性が深い程費用が高額となります。

供花の相場は 一基、10000円~30000円程 です。故人との関係性は基本的に値段に反映しませんが、お世話になったからと言って、高額な物を選ぶと、遺族側が気を使う事にも繋ります。
価格はなるべく地域に住む方などに聞くようにし、特に関係性上同じ立場の方々も送る際は、同程度の値段にします。
供花と香典の両方を送るときには 香典の方が高くなる ように包む必要が出てくるので注意が必要です。
会社にお願いしたときは代金を封筒に包んで御供花料として会社への支払いを行います。


献花の贈り方と作法
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献花を故人に贈るときの作法、行う際の手順は以下の通りです。

順    内容
①    担当者から献花を両手で受け取る
②    花の部分に右手を添え、根本の茎の部分は左手で上からつかむ形で持ち替え
③    祭壇の前まで進み、左手で根元の茎を下から持つ形で花を持ち替える
④    花が手前になるように花を時計周りで回転させる
⑤    左手を茎を下から持ち、献花台に置く
⑥    祭壇、遺族関係者の順に一礼して降壇
供花には送り主が参加した方々にわかるよう、 名札を付けます 。
文字は筆又は印刷で書かれますが、基本は贈り主の立場により内容が変化します。

名札の文字
立場により、記載すべき文字は変化します。
一部分ですが、立場により宛名が変わるので参考にして下さい。

立場    文字
個人    個人の氏名
会社    ○○株式会社(正式名称)
複数人(家族)    ○○一同 ・連名
連名等で書く事もありますが、名札の広さとの兼ね合いで連名か「一同」を用いるかの書き方は決定します。
また、連名で記載を行う際は右から左へ立場が低くなるように書きます。
名前の上に謹供、敬具、供は**書かなくても問題ありません。

名札の枚数
基本、 供花一基につき一枚 ずつ書いて渡します。

例えば供花を三基渡した時には名札は三枚書いて渡します。

並べ方
頂いた供花は基本的に 故人との仲が深かった人から順番 に並べていきます。

お礼状・御返し
遺族側は供花をいただいたら葬儀があってから 一週間以内 にお礼状を必ず送るようにして下さい。
また、お返しを贈る際は基本的に 頂いた供花の半分の価格 を包んで渡します。


献花・供花を贈る時の注意点
ポイント
贈る際にも注意すべき事はたくさんあります。
以下に詳細な解説を行います。

献花を贈る際の注意
献花は基本的に自分で用意することはありませんが、ご遺族にお願いされて持っていくことになった時には、 葬儀会社などに一度相談 してみましょう。

供花を贈る際の注意点
供花は基本的に 通夜の午前中 に飾ります。
この時までに贈らないと飾る際に手間取ってしまい、ご遺族に迷惑が掛かってしまうので必ず 間に合う ように送りましょう。
また、供花を贈る際には辞退の有無に関して 事前に遺族に聞いておいてください。

基本的に供花は全部 生花 で送ります。

喪主が供花を飾るかどうかは地域によって変わってきて、東日本では喪主が供花を飾り、西日本では喪主は供花を飾らない傾向にあります。
また、東日本では喪主の供花が一番豪華で真ん中に飾ることが多いため、周囲の花は喪主のに合わせる必要があります。


【コラム】事故現場に献花を捧げる
テレビ等で、亡くなった方の安らかな眠りや悼みの意を示すために、事故現場等にたくさんの花束が置かれているのを見る方々も多いと思います。

事故現場とあっても、使わる花は通常の献花と同じで、 菊や百合、カーネーション が一般的です。

片づけなければゴミになる
お供えした後に片付けをする人がおらずそのままごみになってしまうことが多いです。
事故現場への献花は片づける人がおらず、そのためにただの大量のごみとみなされ、近隣に住む方々への負担となる可能性があります。

また、強風などでは道路に散らばり通行の支障が出る可能性もあります。
そのため、事故現場に花を捧げる際には以下の二点を必ず守るようにして下さい。

献花は固定を行い、散らばりを防ぐ
数日後には自身が供えた花・お供え物の後片付けを行う

献花・供花について正しい知識を持とう
今回は、お葬式と関連が深い花として似た立場を持つ献花と供花に関して比較を行いつつ、意味や立場、価格帯などにも解説を行ってきました。
献花のまとめは以下の三点です。

葬儀に参加した人々全員が一つずつ供える個人への花
会場の方で事前に手配がされている
費用相場は 3000円~100000円程
供花の概略は以下の四点です。

葬儀の 祭壇に飾る花
アレンジメント と スタンド の二つの種類がある
一基あたり 10000円~30000円程
事前に遺族へ確認をとり、贈る
献花・供花は個人を悔やんでお供えする花であり、一件類似した物のように思いがちですが、用途から実際の用意の仕方、かかる費用まで違う点は多岐に及びます。

献花では基本的に準備は委託で構いませんが、受け取りから置くまでの作法がかなり細かく分けられているため、行う際には注意を払うようにして下さい。

一方供花は主な作法等はないですが、手配を個人で行います。
会場の広さや飾られるまでの日数を考慮して贈ります、名札の記載事項に関しても葬儀を仕切る会社の方に聞きましょう

以上、二つの解説を行ってきましたが、頭の中でのすみわけをきちんと行い、渡す相手に対し失礼にならないよう、慣習等が気になった時は周りの方々に聞き、不明点無くすようにして下さい。

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