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葬儀

2024.04.30

30代からの終活!必要性は?メリットや生前整理のやり方も解説!

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30代からでも行える終活があることをご存知でしょうか。
平均寿命も約83歳と、30代から考えれば40年以上あり、 多くの方は30代から終活を始めることは早いと感じるでしょう。

しかし、明日亡くなるリスクも0ではありません。
この記事では、30代からの終活についてメリットや方法について紹介します。

この記事で解決される疑問

30代の終活ですることは?

30代の終活で書くことは?

30代で終活をするメリットは?
終活とは
終活
終活とは、自らの人生の終わりに対しての活動のことを指します。
具体的には、自分の死後の葬儀やお墓、遺言、財産相続のことを指します。

以前は、亡くなった後のことを考えたり話すことは縁起が悪いとされていました。
しかし、2010年に流行語大賞にノミネートされたことを発端として、終活というものが世間に認知され関心が高まるようになりました。

現在では、人生の終わりを考えることにより、人生について深く考えるきっかけという良い印象のものになってきています。

終活を始めるには
終活を始めるのに早すぎることはありません。
葬儀など自分の死後にどのくらいの金額が必要なのかわかるため、誰かに負担をかける心配も少なくなります。

また、交通事故や脳梗塞、認知症など万が一のことがいつ起こるのかは予測不能です。
その時のためにも延命治療や臓器の提供、死後の供養方法の意志を示すことは、誰であろうと役に立ちます。

いつか必ず来る自分の死と向き合うことは、自分の生き方にも深く影響します。
死ぬまでにやりたい、成し遂げたいことは何か、万が一の時に後悔のないよう終活を通して自分の人生についてじっくり考えることもよいでしょう。


30代の終活ですること
手順・流れ
では、30代の終活で具体的にどのようなことに取り組むのでしょうか。
具体的にみていきます。

エンディングノート
葬儀の形式、遺影写真を決める
不要なものを整理する
自分のお金の流れをまとめる
重要書類を整理する
死というリスクは誰にとっても共通にあります。
自分の意志を明確にすることで遺族も迷うことが軽減されるでしょう。

終活ですること①エンディングノート
エンディングノート、一度は耳にしたことがある方も多いでしょう。
エンディングノートとは、自分の死後などに備えて伝えておきたい情報や希望を書き留めるためのノートを指します。

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エンディングノートは、このようにアマゾンや書店で購入できますが、インターネットで無料でダウンロードもできます。
また、手書きで書くのが苦手、面倒という方はパソコンで書き込めるものもあります。

終活ですること②葬儀の形式、遺影写真を決める
終活では、葬儀の形式や遺影写真を決めることも大切です。
葬儀の形式は年々変化しており、家族葬や葬儀に音楽を用いる音楽葬など様々な葬儀が生まれ、供養方法もお墓に納骨するのが一般的でしたが、近年では散骨や樹木葬など多くの供養方法も生まれています。

葬儀の方法や自分の遺骨をどのように供養してほしいのかを考え記しましょう。

また、遺影写真を決めておきましょう
この際の遺影写真の表情は大切です。

以前は、無表情なものが多くありましたが、 近年では笑顔の写真も使われるようになっています。
最後のお別れの際に笑顔のほうが話しかけやすいという考え方が広まっているためと考えられます。

遺影写真の選び方に関しては、こちらも参考にしてください。

遺影写真の選び方!生前撮影・写真から作成する方法!飾り方も解説
第三人生編集部

終活ですること③不要なものを整理する
死後、遺品整理の手間を無くし、大切なものを残せるようにするために、不要なものを整理することも大切です。
この際のポイントは、何を捨てるのか、ではなく何を残すのかを決めるとスムーズに進みます。

終活ですること④自分のお金の流れをまとめる
自分の資産についてまとめておくことも大切です。
具体的には、預金や保険、貸付金、借金、株式、不動産などです。

現金や預貯金だけでなく、株も財産の一つです。
若いころに、知人の株式会社の株を買ったなど以外に忘れられている株が多いのも現状です。

終活ですること⑤重要書類を整理する
重要書類を残しておくことも大切です。
自分が死んだ後や植物状態、認知症などになった際に遺言書、財産管理委任、死後事務委任などにより意思を示すことができます。

遺言書
遺言書は自分が適切な判断ができなくなった際に有効です。
例えば、要介護になあった時、延命治療について、病名告知について、どんな人を葬儀に呼んでほしいか、など詳しく書くことで自分の考えていることを明確に伝えられます。

財産管理委任
財産管理委任とは、本人の判断能力がある時から財産管理を委任することを指します。
しかし、 財産の管理を委任することは大きなリスクになります。

信頼のある人を選びましょう。

死後事務委任
本人が亡くなった後、死亡届や火葬許可証など様々な手続きを代行してもらう方法を指します。
遺族が行うで続きを代行してもらうと考えるとよいでしょう。

また、死後の事務は葬儀社のプランの中に入っている場合もあるため不要なことがあります。


30代の終活だからすること
書類
30代の終活であるからこそ行うこともあります。
それは、自分の今後の人生がどのようなものにしたいかを考える上でとても大切なことです。

具体的には以下のものが挙げられます。

どんな老後を過ごしたいかを強くイメージする
必要なスキルやお金を調べる
自分と向き合う時間をつくる
中期的な目標を立てる
短期的な目標を立てる
どんな老後を過ごしたいかを強くイメージする
どんな老後を過ごしたいかというイメージはありますか?

具体的には、誰と、どこで、どうすごすのかというものやどこに価値観を置きたいかです。
定年後も働き続けたいのか、静かなところで暮らしたいのか、趣味に没頭するのかなど様々なものがあります。

必要なスキルやお金を調べる
そのイメージしたものを行うためにどんなスキルやどのくらいのお金が必要なのかを考えましょう。
定年後に働かないという老後をイメージしたのならば、その生活にかかるお金を算出しましょう。

いつ亡くなるのかわからないのはもちろんあると思いますが適切な目標設定をしましょう。

自分と向き合う時間をつくる
そして、自分と向き合いそのイメージしたものに対して、今何があって何が足りていないのかや、自分にとって何が大切なのかを考えましょう。

中期的な目標を立てる
それを元に、いつまでにどのようなものを得るべきか考えましょう。
例えば、老後に2000万円が必要だと考えたならそこからいつまでに貯めるのか、その貯めるために月に何万円ずつ貯金するのかなど、ゴール設定を細かくしていきます。

短期的な目標を立てる
そして、その貯金するためにはどのようなことを行わなければならないか考えましょう。
貯めるためにはもっと収入を大きくしたいと考えるなら新たなスキルを身に着けて副業するなどです。

若いからこそ老後について考えることは、自分の未来について考え自分を成長させるでしょう。


30代の終活でできる生前整理
お金
生前整理とは、元気なうちに自分が死んだ後の遺族のために行っておくものです。
本当に残しておきたいもの以外を整理することで、それらを捨てられる心配もなくなります。

また、自分の意志や財産を伝える点でも有効です。
具体的に生前整理で行うものは以下のものです。

エンディングノートを書く
重要書類を整理しておく
自分のお金の流れをまとめておく
葬儀の形式、遺影写真を決める
いらないものを整理する

30代の終活のエンディングノートの書き方
終活で頻繁に使われるエンディングノートは、法的書類ではないため書き方に決まりはありません。
日記のように書いたり、スマホのアプリやパソコンを使って書くなど様々な方法があります。

以下ではエンディングノートに書き記した方が良いものを紹介していきます。

自分のデータ
自分の生年月日や住所、本籍地は書き記しましょう。

書く内容は以下のものが挙げられます

名前
生年月日
住所
本籍地
血液型
思い出や趣味
学生時代の思い出や趣味などについて振り返ることで新たな発見もあるでしょう。
自分の誇れるものやどんな子供だったか、出来事を年表にしてみてると自分がどんな人生を歩んできたのか思い出し、どんなことが夢だったのか思い出せるでしょう

医療・介護
もし自分が要介護やがんになってしまった場合にどんなことを望むのか考えてみても良いでしょう。
例えば以下のようなことが挙げられます

認知症になった時の介護はどのようにしてもらいたいか
要介護になった時、誰にお世話をしてもらいたいか
延命治療を希望するか
臓器提供意思カードを持っているか
病名や余命を知らせてほしいか
自分がどのようにしてもらいたいかを書き記しておくことで、 自分の考えが言葉で伝えられなくなった時でも、伝えることができます。

財産
葬儀や火葬など遺族には様々な費用がかかります。
その際、現金や遺産、死亡保険や傷害保険、土地などの財産について記しておくことで遺産を相続する際に遺族が困らずに済むでしょう。

遺言
自分がどのような葬儀の形態を望みどのような供養を行ってもらいたいのかを記しておくと良いでしょう。
葬儀の形態も年々変化しており、大規模な葬儀を行い盛大に送り出したい方や小規模で故人のことをゆっくり偲び参列者にとらわれない形でお見送りしたいなど、様々な考え方があります。

また、供養方法もさまざまあり、散骨や樹木葬など従来ではないような供養方法が生まれています。

両親や祖先
両親や祖先のことを記しておくことも大切です。
将来、孫やひ孫が自分のルーツについて興味を持った際の参考になります。

覚えている限りでも書いてあげると良いでしょう。


30代の終活のメリット
メリット
30代で終活を行うことでのメリットは様々ありますが、主なものとして 人生について考えられることと親の終活も一緒に考えられることが挙げられます。

人生に関しては、これまで自分がどのようなことを考え過ごしてきたのか、小さい頃はどんな子であったか、自分の出来事に関して振り返ることができます。
これからに関しては、 どのような人生を歩みたいのか、価値観や死生観について考えるきっかけを与えてもらえます。

また、親の終活に関してもメリットが挙げられます。
終活することにより、親がどんな人生を歩んできたのか、自分のルーツや祖先について、お墓や葬儀にかかわる費用などを知ったり考えるきっかけを与えてもらえます。


30代以降の終活に必要なこと
30代以降の終活では以下のことを行います。
基本的には、今現在決められないものを中心に行います。

お墓を決める
遺品整理をする
相続や形見分けを決めておく
医療や介護について決めておく
エンディングノートを更新する
これらは、いつか考える必要があるものとして頭の片隅に入れておきましょう。


30代から終活を考えるということ
この記事の結論は以下の通りです。    

30代の終活では葬儀の形式・遺影・お金の流れや書類の整理をします。不要なものも処分します。
エンディングノートには自分の生年月日・住所・本拠地・血液型を記します。医療や介護の希望も書いておきます。
自身の人生についてだけでなく親の終活も一緒に考えられるのが利点です。価値観や死生観を考える機会となります。
30代から終活について考えることは早いと思う方が多くいらっしゃることと思います。

しかし、万が一のことがあった場合自分のことに関して伝える手段はあまり多くはありません。
誰にとっても明日亡くなるリスクは少なからずあります。

自分の死について考えることは難しくなかなかやりづらいことと思います。
しかし、終活を行うことにより自己分析や将来について考えるきっかけを与えることでしょう。

❓ 30代の終活ですることは?
エンディングノートを作る・葬儀の形式や遺影の選択といったことがあります。また、身の回りのもの・お金の情報を整理することなどもあります。詳しくはこちらをご覧ください。

❓ 30代の終活でエンディングノートはどう書く?
名前・住所・生年月日・血液型・本籍地の情報をまとめます。また、医療や介護の面での希望なども記入します。詳しくはこちらをご覧ください。

❓ 30代で終活を行うメリットは?
自分はどんな人生にしたいのか希望をまとめ、価値観について考えることができます。また、親の終活と合わせて行うことができるのも利点です。詳しくはこちらをご覧ください。

❓ 30代以外に終活はどのタイミングで始める?
定年や70歳という節目がタイミングとなります。また、配偶者が亡くなった時などもタイミングとなります。詳しくはこちらをご覧ください。

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