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2024.04.24

ダミーカメラのおすすめ!正しい選び方・選ぶ際の注意点も解説

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最近は高齢者をターゲットにした犯罪が、毎日のように報道されています。
その中でも空き巣や窃盗の被害が後を絶ちません。

高齢者が防犯のためにいくら気を付けても、どうしても盲点があります。
それを補って余りある役目をするのが、ダミーカメラです。

一体どんなダミーカメラがあるのでしょうか。
そして特徴はどうなっているのでしょうか。

防犯ダミーカメラの効果
警視庁の発表によると、刑法犯罪の発生件数は年々減少傾向にあるものの、 高齢者を狙った犯罪の比率が増 えています。
2015年では65歳以上の高齢者が被害者になった犯罪で、最も多いのが窃盗です。

実際の数値は、窃盗が年間82,070件、ついで詐欺が12,725件となっていますが、 窃盗の件数が突出 していることが分かります。
窃盗の手口として 最も多いのが空き巣 で、留守にしている間に侵入して金品を盗むものです。

それでは一体、窃盗を防ぐにはどうすればよいのでしょうか?
窃盗犯を侵入させないためには、 音の出る砂利、センサーライト、そして監視カメラ を設置することなどが有効です。

しかし、監視カメラは設備が高価で予算が無いというお宅には、ダミーカメラという手があります。
但し、相手も侵入窃盗のプロですから、 本物と見分けがつかない精巧なダミーカメラ を入手しましょう。

防犯ダミーカメラの正しい選び方①タイプ
ダミー カメラ
ダミーカメラには大きく分けて、屋外用と屋内用の2種類あります。
主に 屋外用がバレットタイプ、屋内用がドームタイプ です。

バレットタイプ
主に屋外用のダミーカメラがバレットタイプで、細長い箱型や円筒型で、とても目立つ存在です。
ダミーカメラなので安価ですが、屋外用にマッチした、 金属的な質感があるもの を選びましょう。

また、カメラの裏から出る ダミー配線も重要 です。
電源や映像信号をやり取りするケーブルが無いと、直ぐにダミーカメラだとばれてしまいます。

夜間には LED照明が点灯 するタイプがより効果があります。

ドームタイプ
屋内に設置するダミーカメラで代表的な物が、ドームタイプと言われる丸いドームに入ったカメラです。
本物は視野が広い ので、天井に取り付けると広範囲を撮影することができます。

また、 本物とダミーカメラとの区別がつき難い ことも特徴です。
注意点は設置場所、ドームタイプのダミーカメラを屋外や壁には設置しないことです。

防犯ダミーカメラの正しい選び方②本物に見えるものを選ぶ
選択
ダミーカメラの目的は防犯です。
犯罪者が見て本物かどうか、区別がつき難い製品を選びましょう

ポイントは次の通りです。

質感が重要
レンズ付き
配線ケーブル付き
LEDライト付き
人感センサー付き
質感が重要
屋外に設置するバレットタイプのダミーカメラは、 質感が重要 です。
本物と同じ筐体を使った製品も販売されていますので、これならダミーカメラと見分けがつきません。

本物と同じ筐体の製品でも価格は安価なので、プラスチック製ではない 金属製のタイプ を是非選んで下さい。
一方ドームタイプのダミーカメラは、本物と同じプラスチック製のドームに入っていますので、あまり気にしなくても大丈夫です。

レンズ付き
せっかく質感が高いダミーカメラを手に入れても、カメラ部分にレンズが付いていないと、その部分が黒っぽくなって、ダミーカメラだとばれてしまいます。
バレットタイプのダミーカメラは、必ずレンズ付 きを選びましょう。

配線ケーブル付き
設置場所にもよりますが、バレットタイプのダミーカメラには、ダミーの配線ケーブルが必要です。
一般的に、 電源と映像信号の2種類のケーブルが必要 なので、よく確かめて購入しましょう。

ドームタイプのダミーカメラは天井に直接取り付けるので、外からはケーブルは見えません。

LEDライト付き
防犯カメラは、夜間しっかり活躍するため、 LEDライトが付いていると万全 です。
注意点は、LEDライトが点滅するダミーカメラを購入してはいけません。

なぜなら 本物は、点灯するだけで点滅しない からです。

人感センサー付き
ダミーカメラには、より本物らしくて、しかも威嚇に効果的な機能として、 人感センサー付きのタイプ があります。
人が接近すると動作し、カメラが起動するかのように錯覚させて、防犯効果を高めています。

電池式のものや、ソーラーパネル付きでメンテナンスが不要、というダミーカメラも販売されています。

防犯ダミーカメラの正しい選び方③警告用の掲示(シール)
高齢者
警告用のシールが同梱 されているなら、防犯カメラの存在をよりアピールできて効果的です。
100円ショップでも販売されていますが、本物感が薄いので避けたほうが賢明です。

可能な限り本物のカメラに付属しているシールや、 警備会社のステッカーなら、より効果 があります。
残念ながらセコムのステッカーは、セコムのサービスを利用しないと手に入りません。

一方、アルソックのステッカーは、サービスを利用している証のステッカーと、 市販されているステッカーの2種類 があります。
防犯効果をより高めるなら、是非警備会社のステッカーも検討してください。


ダミーカメラを設置する際の注意点
! 注意
ダミーカメラを本物と見分けがつかないようにするためには、設置にも気を付ける必要があります。
特に次の点には十分配慮して設置しましょう。

主な注意点は、次の6点です。

屋内用のカメラを屋外に設置している
ランプが不自然に点滅している
首振りの動作がぎこちない
あきらかに配線が途切れている・配線がない
ほこりが全く付いていない
カメラの位置が高すぎる・低すぎる
屋内用のカメラを屋外に設置している
ドームタイプのダミーカメラを屋外に設置する
場合は、明らかにダミーカメラとばれてしまいます。
必ず、バレットタイプに代表される 屋外向けのダミーカメラを設置 して下さい。

ランプが不自然に点滅している
LEDランプが不自然に点滅を繰り返すダミーカメラは避けましょう。
センサー連動で点滅するタイプか、常時点灯のダミーカメラ にして下さい。

首振りの動作がぎこちない
死角を無くすための首振り機能が付いているダミーカメラでは、スムーズな動作ができるものにしましょう。
動作がぎこちないと、直ぐにダミーカメラと分かって しまいます。

また、首振りがいつまで正常に動作するのか、それに今後の故障も心配ですね。

あきらかに配線が途切れている・配線がない
配線ケーブルが付いていないのはもってのほかですが、 配線ケーブルが途切れているとダミーカメラ とばれてしまいます。
また、電源と映像信号の2系統ケーブル付きや、映像信号が無線のタイプはアンテナが付いているので、それを意識して設置して下さい。

ほこりが全く付いていない
屋外なのにほこりが全く付いていないと、ダミーカメラと認識されやすいです。
いつもピカピカである必要はありません。

カメラの位置が高すぎる・低すぎる
ダミーカメラの設置位置が、 不自然に高すぎたり低すぎたりすると、素人が付けた と思われるだけでなく、ダミーカメラの可能性が高いと思われてしまいます。
侵入しようとする輩に対する警告の意味からも、常識的な位置に取り付けましょう。

ダミーカメラ以外の防犯効果の高いグッズ3選
老後 シニア
防犯をより確実にするためのグッズを3点紹介しましょう。
①アルソックのシール
誰もが知っている 警備会社アルソックのシールを貼ると、防犯にはより効果 が期待できます。
サッシの二重ロック機能付きで、実際に市販されているので、入手が容易です。

ロックを張り付ける面にシールが印刷されているので、外からよく見え防犯効果が高いです。

②センサーライト
人感センサーライトは、人が動いたり近づくと点灯します。
ダミーカメラとセットで、侵入経路を照らすように配置すれば、高い防犯効果 があります。

とても敏感なセンサーライトだと過剰に反応してしまうため、感度が調整できるセンサーライトが便利です。
また、ソーラーパネルのタイプだとメンテナンスフリーで使用可能です。

③Wロックガード
窓に貼って補助的にロックするものですが、貼る面が防犯シールの役目も兼ねています。
接着力が強いので、防犯には効果が高いグッズになります。

但し、 賃貸住宅の場合は、貼るタイプだと転居時に困るかも しれませんので注意が必要です。

ダミーカメラが身を守る
「自分の身は自分で守る」そのための防犯グッズが色々ありますが、 ダミーカメラはセンサーライトと並んで防犯効果が高い 製品です。
空き巣に狙われやすい高齢者は、しっかり戸締りとダミーカメラなどの組み合わせで、自分の身を守りましょう。

手軽に設置できるダミーカメラですが、 本物と見分けがつかないタイプ を是非選んで下さい。
尚、設置する場合は転落など怪我をしないよう、十分注意して下さい。

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