高齢者でも安全な電動自転車5選!選び方や金額相場も紹介!
高齢者に人気の電動自転車。事故率も多いことを知っていますか?
そこで、高齢者でも安全な電動自転車を5選紹介していますので参考にしてみてください。
他に電動自転車の選び方や乗り方、金額相場も紹介しています。
電動自転車の安全な乗り方を知って、快適な自転車ライフを満喫しましょう!
高齢者の電動自転車の選び方
電動自転車は坂の多い地域や、子供を乗せるために重宝されていました。
子供の数が最も多かった団塊世代の方達が、高齢者になった近年、 注目されているのが高齢者の電動自転車なんです 。
免許を返納された方や、足の不自由な方、遠くまで歩かないと用事を済ますことのできない 高齢者にとって、モーターで動いてくれる電動自転車はとても便利です 。
そんな便利な電動自転車を高齢者が選ぶ際、どこに注目して選べば良いのでしょうか?
高齢者の電動自転車の選び方を4点ご紹介いたします。
電動自転車の選び方➀転倒しにくいもの
自転車に乗りながらの転倒は、重い自転車が被さってきたり、スピードが出ているので、 大事故につながりやすい です。
高齢者になると骨折もしやすく、アザや擦り傷で済む場合でも、治るのに時間がかかり、長く痛い思いをしなければなりません。
なので、なるべく 軽量な電動自転車を選びましょう 。
電動自転車は、走っている時にモーターを使うので楽にペダルを漕げますが、 停める時に自転車の重量を感じます 。
重さでよろけて転倒しないためにも、軽量な電動自転車にしましょう。
電動自転車の選び方➁形の違い
電動自転車へ乗る時、前輪と後輪を繋ぐフレームに足が引っかかる方は多いのではないでしょうか。
若者でさえ、足がフレームが引っかかるので、 高齢者は特に従来のフレームのものだと引っかかりやすい でしょう。
高齢者用に作られている電動自転車はフレームが低くなって販売されています。
電動自転車はフレームが低いと乗り降りしやすく、 低い形のものだと高齢者も足がひっかからず安心です 。
電動自転車の選び方➂走行距離などの性能面も
電動自転車によって走行距離や充電時間、性能面も違ってきます。
自転車に乗っている最中に、 バッテリー切れになってしまったペダルは重くなるので 、高齢者は漕ぐのも大変になってしまいます。
そのため、電動自転車でどのぐらいの距離を走るのか、充電はどのぐらいの頻度でしなければならないのかを把握しておくと予測ができるので、電動自転車を選ぶ際の目安になります。
乗ったまま充電できる電動自転車も販売されています。
高齢者の健康のため、軽く運動ができるように アシスト力が弱めにつくられている電動自転車もあります 。
アシスト力もメーカーによって差があるので、チェックしましょう。
電動自転車の選び方➃ふらつかないもの
電動自転車は慣れていないとバランスが取りづらいものです。
高齢者は特に腹筋背筋が弱くなっていたりすると、ふらついてしまい危ないです。
そんなバランスの取りづらい高齢者の方のために、 電動自転車には三輪の電動自転車や四輪の電動自転車もあります 。
普通の二輪の自転車より安定して走れるので、 自転車に慣れている高齢者ならふらつく心配がありません 。
重たい荷物も前かごや後ろかごにたっぷり入る余裕もあります。
高齢者におすすめな電動自転車の金額相場
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金額相場 |
二輪電動自転車 |
10万8800〜12万4800円 |
三輪電動自転車 |
19万5000〜19万5800円 |
高齢者におすすめな電動自転車の金額相場です。
価格は10万を切るものや20万を越すものまでありますが、今回はおすすめとして、これからご紹介する電動自転車の金額相場をまとめました。
金額相場よりも、だいぶお安く販売されている電動自転車だと、安全面にも心配が出てきたり、乗り心地に問題があったりする場合があるので、 まず試乗することをおすすめします 。
高齢者でも安心な自転車設計【スイング機構】
三輪の電動自転車の中でも、 前が一輪後ろが二輪の電動自転車が人気です 。
自転車が乗りにくくなってしまったので、三輪の電動自転車に移行する高齢者が多くなっています。
そんな三輪の電動自転車にはスイング機構が設計されており、三輪の電動自転車には二つの種類があります。
この二つの種類を理解してから電動三輪車の購入を考えましょう。
スイング式
三輪の自動自転車でよく見かけるのがこちらのスイング式です。
スイング式は、前輪とハンドルが傾く構造に なっているので、通常の二輪の自転車同様、体重移動して曲がることができます。
二輪の自転車よりも安定性があるので、バランス取りに自信がなくなってきた方は、こちらのスイング式の三輪電動自転車に変更すると快適かもしれません。
ですが、 曲がる時は内輪差が大きいので、二輪車よりもゆっくりと大きく曲がることに なります。
固定式
大体の三輪の電動自転車の基本はスイング式です。
金具を使って固定させることもできるスイング式の三輪電動自転車が多いですが、固定式の三輪電動自転車も販売されています。
固定式は、スイング式とは反対に、 前輪とハンドル部分が固定されていて傾かない構造に なっています。
曲がる時は、曲がる方向にハンドルを切ります。
自転車に乗っていなかった高齢者は、こちらの固定式でも運転しやすいようですが、二輪自転車に乗りなれている高齢者は、感覚が違うので難しく感じる方もいるようです。
高齢者でも安心!電動自転車の乗り方
では、ここから高齢者でも安心な電動自転車の乗り方を説明していきます。
①またぐ
鍵を外し、 止まったままの状態で 電動自転車にまたがります。
②電源を入れる
電源を入れます。
電源を入れないと、通常の自転車よりも重たい 電動自転車なので、ペダルが予想以上に重く、漕ぐのが大変です。
③ギアを選択
ギアを選択しましょう。
電動のアシストが加わるといっても限界があります。
3段のギアがついているものが多いので、 走る道に合わせてギアチェンジを しておきましょう。
④ペダルをこぐ
電源を入れた後、 ペダルに足を乗せる前に2〜3秒おいてからペダルに足を乗せて 漕ぎましょう。
電源を入れた2〜3秒で、ゼロ基準を測定しています。
それから、足を乗せるとアシスト力の性能が良いです。
⑤ブレーキをかける
ブレーキをかけた際、 停車中に足はペダルから下ろしましょう 。
足を乗せたままだと、モーターが作動している状態になり、急発進してしまう恐れもあります。
足を地面に付けておけばモーターの節約にもなります。
注意点
自転車に慣れていると、片足をペダルにかけて漕ぎ始めてからヒョイっと乗る乗り方をする方もいますが、万が一急発進をしてしまうと大変危険です。
ペダルに足を乗せると、モーターが働くことを覚えて おくことをおすすめします。
走行中に電源を入れる場合も、ペダルに力を加えないように、ペダルから足を離しましょう!
高齢者の自転車の運転事故は多い
内閣府の発表によると、高齢者の自転車事故は法令違反が増え、一時不停止や信号無視などの違反が多くなる傾向があるそうです。
加齢よる身体能力の低下によって、事故を引き起こす 高齢者が多いので、電動自転車に乗る際は注意が必要です。
電動自転車は思わぬスピードが出ることも
電動自転車は、思わぬスピードが出てしまうことがあります。
例えば、信号で赤になり停車したとします。
停車中にペダルに足を置いていると、モーターが活動した状態になります。
そうすると、信号が青になり、 ペダルを少し漕いだ途端勢いよく飛び出すなどの危険性が あります。
もし勢いよく飛び出してしまった際、歩行者が前にいたら、車道に飛び出して車と追突してしまったら・・・と考えると恐ろしいですね。
転倒しやすい
三輪電動自転車の場合、曲がり角や縁石にタイヤがのってしまうと、 転倒しやすく、ひっくり返ってしまう可能性があります 。
転倒してしまうと、自力で起き上がるのも大変な高齢者が多いです。
細い道を避け、ゆっくり丁寧に大回りで運転しましょう。
身体能力の衰え
高齢者は 、加齢によって身体能力に衰えが出てくるのは確か です。
電動自転車で車道を横切る際、車が遠くに見えていても、ささっと渡ってしまうことがなかなかできなくなってきます。
渡るか渡らないか迷うほどの距離に車が来ていたら、渡らないようにしましょう。
そして、視力や聴力の衰えも出てきます。
このぐらい平気と思わず、 自分の身体能力に疑問を感じたら、家族や知人に相談し、対策を 考えましょう。
電動自転車の性能を知って安全運転をしましょう!
電動自転車を運転する高齢者が増えたぶん、高齢者の電動自転車の事故も増えてしまっているのが現実です。
運転免許証をせっかく返納しても、 電動自転車で事故を起こしたら元も子もありません 。
接触した相手、家族にも迷惑がかかりますし、自分自身も痛い思いをしてしまいます。
ご自身の身体能力を確認しつつ、電動自転車の性能を知って、交通ルールを守った運転をすれば、事故も起こりにくいです。
自分の筋力をアシストしてくれる便利な電動自転車なので、快適に活用してくださいね。
電動自転車には手が出せないという方は、こちらを参考にしてください。