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2024.08.15

台風・豪雨対策!防災アイテムと備え方

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台風や豪雨は、私たちの日々の暮らしに大きな影響を与える厄介な自然災害です。予測不能な災害に備えるために、事前にしっかりと準備をして、被害を最小限に抑えることが大切です。
「台風が来ると不安だ」「突然の豪雨にどう備えたらいいのかしら」とお悩みではありませんか?ご安心ください。この記事では、台風や豪雨から身を守るための防災アイテムや備え方をわかりやすくお伝えします。
非常時に持ち出す袋に何を入れるべきか、日頃からできる対策、そして、いざという時の避難の仕方まで、具体的な対策を説明します。
この記事を最後までお読みいただければ、台風や豪雨への備えが万全になります。どうぞ、安心して快適な生活を送れますように。

台風・豪雨対策の重要性

近年の気候変動の影響で、過去には考えられなかった時期や規模の台風が発生するケースが増加しています。さらに、地球温暖化や都市部のヒートアイランド現象によって、局地的な豪雨も頻発しています。
自然災害は、いつ起こるか予測が難しいものです。台風や豪雨の接近は、天気予報や防災関連の気象情報によって事前に把握できます。しかし、いざ近づいてきてから慌てて防災用品を準備しようとしても、売り切れで入手困難、買いに行く時間がない、予想以上の強風や豪雨で外出できないといった状況に陥る可能性も否定できません。
事前に危険を察知できる場合もある一方で、突発的な災害に見舞われることもあります。そのため、いざという時に慌てずに対応できるよう、日頃から災害への備えとして必要な物は前もって揃えておきましょう。

日頃からできる台風・豪雨対策

防災 対策 台風

ハザードマップで危険箇所をチェック

災害発生時のリスクを理解し、安全な行動をとるためには、ハザードマップを活用することが不可欠です。ハザードマップは、地震、津波・高潮、浸水などの自然災害発生時の被害予測を、規模と範囲で示したものです。災害の種類ごとに「洪水」「内水」「津波」など、さまざまなハザードマップが用意されており、各区役所窓口や公式ウェブサイトなどで入手できます。
国土交通省のハザードマップもありますので、アクセスして確認してみてください。
まずはハザードマップを確認し、お住まいの地域における災害発生時の危険区域や避難経路を把握しておきましょう。
そして実際に、避難経路を歩いて確認しておくと危険な場所や避難所の位置を把握できるので、おすすめします。

「避難行動要支援者名簿」へ申請・登録する

体を自由に動かせないなど、自力で避難することができない人は「避難行動要支援者名簿」へ申請・登録することも検討すると良いでしょう。
こちらは災害対策基本法によって各自治体に作成が義務づけられている名簿で、警察や消防などに提供されるものです。民生委員・消防機関・自主防災組織等の支援者が日常の見守りや避難訓練などを実施し、災害時には安否確認や避難支援などに役立てられます。
支援者や支援内容、避難行動要支援者の対象になるかどうかについては市区町村によって異なります。詳細についてはお住いの市区町村にお問い合わせください。

家族と連絡・安否確認方法の共有

職場や学校など、日常的に過ごす場所での被災はもちろんのこと、家族がそれぞれ異なる場所にいて、災害に遭遇するケースも少なくありません。
このような状況下では、家族間の安否確認が困難になる可能性も懸念されます。そのため、災害発生時に家族が離れていても、お互いの安否を迅速に確認できるよう、日頃から安否確認の方法や集合場所などを事前に話し合っておくことが重要です。
災害時には、携帯電話回線が混雑し、連絡が途絶えてしまう可能性も高いです。
このような事態に備え、災害用伝言ダイヤル「171」や災害用伝言板などの活用方法を事前に知っておくことも不可欠です。

地域のつながりを大切にする

ご高齢者の一人暮らしやご夫婦のみの世帯が増えているので、地域とのつながりはより重要になっています。
特に災害のときは、ご近所同士の助け合いが欠かせません。ご近所さんから「あの家には在宅介護中のおじいちゃんがいる」などと気にかけてもらえれば、避難時のサポートにつながります。日頃から挨拶や声掛けなどでご近所さんと良い関係を築いておくと、災害後に困ったことがあったとしても相談しやすくなるでしょう。

また、いざというときに備えて、できるだけ地域の防災訓練に参加しておくことも大切です。防災の知識が身に付き、どのような行動をとればよいかわかるだけでなく、地域の人と顔見知りになることができます。
知っている人を増やすことで、災害時に孤立してしまうことを防げます。

台風・豪雨発生時の対策

台風が接近する際は、事前にしっかりと備えを行い、安全を確保することが重要です。今回は、家の中と外に分けて、具体的な事前対策をご紹介します。

家の外の安全対策

まず、家の外では、飛来物の対策が不可欠です。庭にある植木鉢や室外機などは、室内に移動するか、しっかりと固定しましょう。特に、ベランダに置いてあるものは、風で飛ばされる可能性が高いため、注意が必要です。また、軒下や庭に置いてある物は、風で飛ばされないよう、しっかりと固定するか、室内に移動させてください。
さらに、窓や雨戸がしっかりと閉まっているか、排水溝や側溝に詰まりがないか確認しましょう。雨どいなどが詰まっていると、排水不良による浸水のリスクが高まります。事前にチェックし、詰まっている場合は、掃除をして排水がスムーズに行われるようにしておきましょう。
台風が接近してからでは、急な天候の変化により屋外での作業は危険です。
日頃から天気予報や防災気象情報をこまめに確認し、屋外作業は天気が崩れる前に済ませておくようにしましょう。

家の中の安全対策

次に、家の中での対策について説明します。窓ガラスは、台風で破損する可能性が高い箇所の一つです。飛来物対策として、窓ガラスに散防止フィルムや養生テープを貼ったり、強風による飛来物から身を守るために、カーテンやブラインド、雨戸を閉めておくことも有効です。


築年数が経っている家の場合、屋根の老朽化が進んでいることもあります。この場合は、補修や点検が必要となります。
特に、雨漏りが発生しやすい箇所は、事前にしっかりとチェックしておきましょう。定期的な点検やメンテナンスを行うことで、屋根の強度を維持し、雨漏りのリスクを軽減することができます。
また、停電に備えて、懐中電灯やラジオなどの非常用電源を準備しておきましょう。さらに、食料や水も、数日分用意しておくと安心です。特に、赤ちゃんや高齢者がいる家庭では、十分な量の食料や水、おむつなどを確保しておく必要があります。
停電時でも、冷蔵庫や冷凍庫の温度が上昇し、食品が傷む可能性があるため、事前にクーラーボックスや保冷剤などを用意しておくと、食料をより長く保存できます。

台風接近時は、最新の気象情報を入手し、安全な行動を心がけましょう。万が一、避難が必要な場合は、避難場所や避難経路を確認し、落ち着いて行動してください。
台風は地震とは異なり、台風の接近が予想される場合は気象情報や防災情報を入手できるものの、台風による二次災害など予測不能な事態が発生する可能性もあります。
事前にしっかりと備えを行い、安全な対策を講じることで、被害を最小限に抑えましょう。

避難が必要な際の注意点

台風や豪雨などの自然災害発生時は、何よりも自身の安全を最優先に考え行動することが重要です。
避難指示が発令された場合は、速やかに安全な場所に避難しましょう。指示に従うことで、危険な状況から身を守ることに繋がります。
避難する際は、持ち運び可能な貴重品や非常用持ち出し袋を準備しましょう。最低限必要な物資を事前に用意することで、避難生活を円滑に行うことができます。
避難場所への移動は、安全を最優先に考え、慌てずに冷静に行いましょう。周囲の状況を把握し、安全なルートを選択することが大切です。
車での移動は、道路状況が悪化する可能性や道路が通行止めになる可能性も考慮し安全な移動手段を選びましょう。
避難中は、周囲の状況に注意し、常に安全確保を心がけましょう。特に、避難場所では周囲の人と協力し、情報共有を行うことが重要です。

台風の接近が予想される場合は、安全確保を最優先に、テレビやラジオなどのメディアを通じて、気象情報や防災情報をこまめに確認するようにしましょう。停電が発生する可能性も高いので、エレベーターの使用は控え、建物内での安全確保を心がけてください。
特に、河川や用水路は水位が上昇しやすく、危険な状態になる可能性があります。状況を確認するためにも、これらの場所に近づくことは避けましょう。
安全な場所を確保し、台風の通過を待ちましょう。

台風・豪雨に備えるためのアイテムリスト

アイテム チェック
台風や豪雨などの自然災害が起きると、日常生活に大きな支障が出る可能性があります。
コンビニやスーパーマーケットでの買い物が困難になったり、自宅で電気、ガス、水道が使えなくなるなど、生活に困ることもあります。
災害が起きてから物資の運搬や電気などが元に戻るまでには、通常3日から1週間程度を要するとされています。
この期間を安全に過ごせるよう、最低でも3日から1週間分の食料と飲料水を確保することが推奨されています。
食料や飲料水に加え、調理器具や照明器具などの備えも重要です。停電時でも食事を作れるよう、ガスコンロやカセットコンロなどの調理器具を用意しておきましょう。また、懐中電灯やランタンなどの照明器具は、停電時だけでなく、夜間にも役立ちます。
非常時に対する備えとして、こちらの記事で詳しく解説しています。
防災グッズなども紹介しておりますので、あわせて確認してみてください。
非常時持ち出し袋

避難する際は、持ち出し袋があると便利です。
持ち出し袋には、食料や水、救急用品、ラジオ、懐中電灯、現金、貴重品など、必要なものを事前に準備しておきましょう。持ち出し袋は、持ち運びやすく、玄関近くなどのすぐに取り出せる場所に置いておくことが大切です。

土砂不要!水タンクにもなる水のう袋
水害や台風などの災害発生時に家の浸水防止や流水防止、車庫の浸水防止のために使えるものです。水のう袋に水をいれるだけで使えます。周りに土砂がない、あるいは土砂をいれている時間がないという場合に活躍します。使用後は水を捨てるだけなので、後処理も楽にできます。緊急時には飲料水用の水タンクとしても使えるので、持っておくと安心です。
ブルーシート
台風のような大量の雨に打たれると雨漏りする可能性があります。飛来物により屋根が破損してしまう可能性もあります。

外壁の浸水や破損を防止するものとして、ブルーシートが使えます。
ブルーシートや、なければレジャーシートで外壁を覆っておきましょう。

ただし、高所での作業は慣れていない場合、転落によるけがなどのおそれがありますので注意が必要です。作業する場合は、必ずヘルメットやハーネスなどの安全装備を着用し、最低でも2人以上で作業しましょう。

吸水シート
一定量の水を吸い取ることができる、水漏れ対策グッズです。
屋根裏やサッシまわりなど、台風で浸水のおそれがある場所に敷いておくと、浸入した水が室内に入るのを止めることができます。

吸水シートがあれば、急な浸水にも対応できるので安心です。

まとめ

台風・豪雨は、いつ起こるかわからない自然災害です。
前もってしっかりと対策をしておくことで、被害を最小限に抑え、安全に過ごせるようになります。この記事では、台風・豪雨対策の大切さと、備え方について説明しました。この記事を参考に、必要な道具を準備し、もしもの時に備えてください。台風・豪雨に備えて、安心して安全に暮らせるようにしましょう。

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