icon-sns-youtube icon-sns-facebook icon-sns-twitter icon-sns-instagram icon-sns-line icon-sns-tiktok icon-sns-etc
SEARCH

葬儀

2024.04.30

13回忌の次の法要は?年忌法要の一覧や宗派ごとの違いを紹介!

  • facebook
  • twitter
  • LINE

13回忌の次の法要について、基本的な法要のタイミングや宗派ごとの法要等、13回忌の次の法要についての内容をまとめました。

これから13回忌を迎える方や、13回忌の後の法要について知りたい方は、ぜひご覧下さい。

この記事で解決される疑問

13回忌の次の法要は?

13回忌の次の法要のお布施の相場は?

13回忌の次の法要の服装は?
13回忌とは
法要
13回忌とは死亡後の12年目に行われる法要の事で、12年目の命日、又はその前後にある土日に行われます。
13回忌の次の法要の時期等を解説する前に、法要の基本的な知識や数え方について説明します。

年忌法要とは
年忌法要は、供養の一つの事です。遺族が故人の命日に集まり、供養を行います。
13回忌とその次の法要もその一つです。

13回忌の法要の時は故人の仏壇等がある家に、家族や親せきが集まり、お坊さんに経を読んでもらったり、全員で焼香をしたりします。

最近はライフスタイルの変化や少子化等の理由から、13回忌や、その次の法要について、知っている人が少なくなっている傾向にあります。

その為、13回忌や、その次の法要は、行われる事が無くなってきているか、規模を小さくして行う事が多いです。
それでも供養の面から13回忌や、13回忌の次の式を執り行っている家庭もあります。

13回忌の次の知識は、付けておいた方がいいでしょう。

年忌法要の数え方
法要を行う年の数え方ですが、まずは祥月命日というものについて解説します。
祥月命日とは、亡くなってから1年目の同月同日の事を指します。1周忌を行う日でもあります。

この後も法要は決められた年数に従って行っていくのですが、通常の日数を数える数え方では数えません。
法要の年数は数え年の数え方で数えます。

数えの数え方では、通常の年数に1を足して考えています。
その為、法要を行う年の数字から1を引けば、実際に法要を行うべき年数の数字が分かるのです。

例えば、13回忌の場合は13から1を引いて、12となります。
つまり、12年目に13回忌の法要を行うという訳です。

次の法要も、同じように数えます。

回忌に数え方に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

回忌の数え方を表で紹介!いつまで回忌法要を行うかも解説
第三人生編集部

13回忌の次の法要一覧

13回忌の次の式は、17年回忌となります。この後も、法要は特定の年数に行っていく事になります。
17回忌と、その後の年数がいつなのかを、下の表にまとめました。

13回忌の後である17回忌や、その次の式はいつになるか確認してみましょう。

法要の名称    亡くなってから何年後に行うか
17回忌    16年後
23回忌    22年後
27回忌    26年後
33回忌    32年後
37回忌    36年後
43回忌    42年後
50回忌    49年後
一般的な家庭では、13回忌の次は33回忌まで行います。
つまり、13回忌と、その次にある法要は、その後数回行うという訳になります。

33回忌の次も式をする日数もありますが、普通の家庭で33回忌以降の法要を行っている所はあまりありません。
これは、故人となった人は33年たてば、誰もが罪を許される為、弔う必要が無い、という考え方からきています。

極楽にいるのだから、地獄で受ける罰を少しでも軽くしてもらう為に行う供養はあまり意味の無い事である、という訳です。

宗派ごとの13回忌の次からの法要
法要
13回忌と、その次の法要は、宗派によっても行われるタイミングが違います。

それぞれのタイミングをまとめましたので、先程の表と合わせて確認するようにして下さい。

浄土宗
浄土真宗
真言宗
臨済宗
日蓮宗
曹洞宗
真宗
浄土宗
浄土宗は50回忌まで上記の表と同じです。
13回忌もその次の式も、同じタイミングで行っていきます。

その後の50回忌にも、指揮を行う日があるのです。

満69年の年に行われる70回忌
満99年の年に行われる100回忌
基本的に、ここまで長い間法要を行う事は稀ですが、頭の片隅に入れておきましょう。

浄土真宗
浄土真宗も、上記の表とほぼ同じです。多くの場合、33回忌で次の法要を行わなくなります。
それでも、まれに次の法要を行う家庭もあります。

覚えておいて損はないでしょう。

真言宗
この宗派は17周忌を行う部分までは浄土宗と同じです。
違うのは、23回忌とその次の27回忌を行わない事です。

次の式は25回忌の1回を行うのみです。
その次に、33回忌を行い供養は終了です。

それ以降に行う時は50回忌と100回忌、150回忌をそれぞれ行います。

臨済宗
臨済宗の場合は、最初に紹介した表の通りに式をします。
その為、13回忌の次は17回忌を行います。

しかし、地域によって違いがあり、省略される法要もあるので、注意が必要です。
お寺や地域によって違いますが、23回忌と27回忌を行うパターンと、25回忌のみのパターンが存在します。

日蓮宗
日蓮宗も臨済宗と同じで、13回忌の次は17回忌です。
地域等で行う式が違うので、13回忌の段階で次の式のタイミングを確認しておく事をおすすめします。

曹洞宗
曹洞宗は同じ宗派であっても地域やお寺によって違いがあります 。
他の宗派と同じ様に13回忌の時点で、次の式を行う時期を確認しておきましょう。

曹洞宗は13回忌の次までは基本の表通りです。
その後、23回忌とその次の27回忌の2回分式を行うケースと、25回忌のみを行うケースの2パターンが存在しています。

その後33回忌と37回忌、43回忌と47回忌、50回忌と100回忌と続いていきます。
他の宗派にある違いと同じような部分がありますが、曹洞宗の場合、終わりの時期が違う為、その点に注意して下さい。

他の宗派同様、33回忌を持って供養を終える所が多いのです。
しかし、一部の地域やお寺では、33回忌の後に37回忌を行い、50回忌を最後の法要にしている所があります。

また、供養を全て行った後も、50回忌と100回忌はあります。この点にも注意して下さい。

真宗
真宗は、基本の形のまま法要を行っていきます。
ただ17回忌の次に23、27回忌の2回分式を行うパターンと、25回忌だけのパターンがあるので、その違いだけ注意して下さい。

真宗の特徴としては37回忌と43回忌、47回忌を省略するケースがある点で0す。
法要のタイミングを確認する時は、この省略をするかどうかも忘れずに確認しておきましょう。

13回忌の次から弔い上げに
法事 合掌
それぞれの宗派を見ていると、33回忌が供養の区切りとなっています。
これは弔い上げと呼ばれています。この意味と、その後にする事についても学んでおきましょう。

弔い上げとは
弔い上げとは最後に行う式の事です。
先程も何度か触れましたが、仏教ではどんな魂も33年たてば仏様になれるとされています。

法要は地獄で裁判を受ける故人の罪が、少しでも軽くなるよう祈りをささげる儀式です。
仏様になってしまえば、必要のない儀式なのです。

弔い上げの法要は、故人が仏様になる為の最後の手助けという事です。
弔い上げになった故人は、ご先祖様と同じ扱いになります。

一般的にはそれぞれの宗派で決められている、弔い上げとされる回を持って供養に区切りを付けます。

ただ、故人を知る人がほとんどいなくなったり、家族や親せきが集まるのが難しくなったりと、供養をすること自体が難しい場合もあります。

この場合だと、弔い上げとされる回まで法要を行えない可能性もあるのです。
その為、13回忌やその次の17回忌等で弔い上げとする場合もあります。

弔い上げに関しては、こちらの記事を参考にしてください。

【ご住職監修】33回忌まとめ!弔い上げとは?服装や香典・お布施などを解説
第三人生編集部

弔い上げの後にする事
弔い上げの後は、以下の行動を行います。

位牌の片付け
永代供養をする場合はその準備
弔い上げをした後の位牌は、故人の魂が抜けている状態です。

その為、お寺で処理をしてもらいます。
場合によっては、仏壇も一緒に処理をする場合もあります。

この場合、仏壇を処理する為の法要が必要です。
位牌の処理の際は、仏壇の処理が必要かどうかも確認しておいた方がいいでしょう。

弔い上げの後、遺族で供養せずにお寺で供養をお願いする事ができます。
この永代供養をお願いする場合、先祖代々のお墓でお願いするか、永代供養用の合同墓へお骨を写して行う場合があります。

合同墓へお骨を移した後、他の人のお骨と故人のお骨が混じった状態で管理される為、先祖代々のお墓へお骨を戻す事は困難になります。

永代供養を行う場合は、一人や一家庭のみで判断せず、親族全体の意見を聞いてから行うようにして下さい。

13回忌の次からも祥月命日にすべきか
法事
基本的に法要は祥月命日に行われる行事です。
祥月命日にはその他にも供養を執り行う事があります。

これらの供養は法要に合わせて執り行われる事もある為、法要の時期と一緒に覚えておきましょう。

祥月命日とは
法要のタイミングの時にも触れましたが、もう少し詳しく祥月命日について解説していきます。
祥月命日とは、故人が亡くなった月の命日の事です。

祥月命日の『祥月』とは、1周忌を過ぎ後に来る、故人が亡くなった月の事を指しています。
命日は多くの人が知っている意味の通り、故人が亡くなった日の事です。

祥月命日とは、年に一度来る、故人が亡くなった月日の事なのです。
つまり、13回忌を行う日とは、故人が亡くなって12年目の祥月命日となります。

その次の17回忌は、故人が亡くなってから16年目の祥月命日です。

祥月命日に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

月命日とは?お供えやお墓参り、法事法要について解説!服装やマナーも
第三人生編集部

祥月命日に行われている事
祥月命日には、以下の供養を執り行うとされています。

仏壇に故人の好物や花をお供えする
お墓参りに行く
卒塔婆を立ててもらう
法要・法事を執り行う
仏壇にお供えをしたり、お墓参りをしたりといった、供養の中でも基本的なものは、法要等のついでに行われる事があります。

他の供養をする場合でも、これらの供養の準備も忘れずに行いましょう。
卒塔婆は故人の成仏を願い、自分達の近状を故人に伝える役目があります。

その為、どうしてもお墓参りや法要が難しい場合、お寺に卒塔婆を立てる事をお願いし、供養とする場合もあります。

供養料が必要ですが、自分達で法要を行うのが場合でも活用できます。

法要が難しくなりそうな時は、活用してみて下さい。
13回忌や、その次にある17回忌等、特定の区切りで行う法要も、供養の一つです。

因みに、お坊さんを呼び、経を読んでもらう儀式の事を法要と呼び、その後家族や親せきと会食する式の事を法事と呼びます。

法事は一見すると、供養に思えないと感じる方もいるかもしれません。
しかし、家族や親せきで集まり、故人の事や自分達の事を語り合うのも、供養の一つとされています。

法事は故人と家族の絆を深める、という供養の形なのです。

13回忌の次からの服装
49日の参列者の服装
次に、13回忌の次に行う法要での服装について解説します。
式を執り行う施主側と、式に参加する参列側、それぞれの服装について取り上げていきます。

施主側
男性 喪服
女性 喪服 洋式
法要は仏教の行事ですから、13回忌やその次の法要も喪服で参加するのが基本です。
その為、施主側の服装は、男性は黒のスーツとネクタイ、白ワイシャツ、女性は黒のワンピースかスーツとなります。

男女共に靴はシンプルな黒い靴を着用して下さい。
ベルトやバッグ、ストッキングも黒で統一します。

ベルトやバッグの中には光沢のある物や、金具が付いている物もありますが、避けるようにして下さい。
また、仏教では殺生を禁じています。

殺生を連想させる革製の製品も避けるようにして下さい。
小物はふくさと数珠を使います。これは男女関係なく必要ですので、用意しておきましょう。

ふくさの色は、黒か紺、白か紫を使うようにして下さい。
子どもの場合、黒や紺、ダークグレーの子ども用の礼服に、白いブラウスやワイシャツを合わせます。

幼稚園や保育園、小学校の制服がある場合は、それを着て参加すれば問題ありません。
制服がある中学生や高校生も同様です。

大学生の場合は、大人と同じ礼服を着る事になりますが、同じ黒のスーツでもリクルートスーツを着る事は避けましょう。

参列側
参列側の場合、施主側と同じ身だしなみで参加すれば問題ありません。

ただ、13回忌やその次の法要の様に、故人が亡くなってからかなり時間が経った法要は、亡くなってすぐの時とは違います。

参加する人の人数も少ない事も多く、小規模で執り行う事になるケースがほとんどなのです。
その為、平服で参加しても大丈夫な場合があります。

これは、案内状に明記されている事が多いですから、確認しておきましょう。

平服に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

【図解】平服とは?女性・男性の葬儀での平服を解説!バッグや化粧も
第三人生編集部

13回忌の次からのお布施
お布施
13回忌やその次の法要で用意するお布施、供養代は、法要を行う時の状況によって違います。

13回忌やそれ以降の 相場としては、1~5万円前後となります。

しかし、宗派や地域によって支払う金額は違います。
また、法要の内容や、以前の法要の際に支払ったお布施によっても、金額が変わっていきます。

まずは相場の金額をあらかじめ用意しておきましょう。

その上で、法要を執り行ってくれるお寺にどれくらいかかるのかを確認するのが、一番確実に金額が分かる方法となります。

お布施の金額に関しては、こちらの記事を参考にしてください。

お布施の金額相場まとめ!葬式や年回忌法要では?金額の書き方も解説
第三人生編集部

13回忌の次の法要は、家庭によって違う
この記事の結論は以下の通りです。    

13回忌の次の法要は一般的に23回忌、27回忌、33回忌と続きます。それ以降も続ける場合もあれば33回忌で弔い上げにすることも多いです。
13回忌の次の法要からもお布施の相場は1万~3万円です。
13回忌の次の法要からの服装も黒のスーツやワンピースの着用が一般的です。
13回忌や、13回忌の次の法要は、宗派や家庭の事情によって執り行うタイミングが違っていきます。
13回忌の 一般的なタイミングや進め方を理解しつつ、自分達が出来そうな範囲で執り行っていきましょう。

また、どうしても13回忌以降の法要を行えない場合は、卒塔婆を立ててもらう等、遠くからでもできる供養の方法を活用してみましょう。

供養は故人への気持ちが大切になります。
無理のない範囲で、故人への気持ちを大事にしながら取り組むようにして下さい。

❓ 13回忌の次の法要は何?
13回忌の次には、17回忌を行います。しかし、17回忌以降は宗派によって執り行うタイミングが変わります。詳しくはこちらをご覧ください。

❓ 13回忌の次に供養の区切りがつくのはいつ?
13回忌の次に供養が区切りとなるのは、33回忌が一般的です。しかし、弔い上げと称される区切りは、13回忌や17回忌にする時もあります。詳しくはこちらをご覧ください。

❓ 13回忌の次の法要の服装は?
喪主側の服装は基本的に喪服で揃え、参列者も喪主側に合わせます。子供の場合は暗い色味の制服を着用します。詳しくはこちらをご覧ください。

❓ 13回忌の次のお布施の相場は?
13回忌後の法要でのお布施の相場は、1万円から5万円です。弔い上げが行われる場合は、相場はより高くなります。詳しくはこちらをご覧ください。

RELATED