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趣味

2025.02.27

高齢者に趣味がないとどうなる?趣味を見つけるための方法やおすすめの趣味をご紹介

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この記事では、趣味がないことでどのような弊害が起こるか詳しく解説します。また、おすすめの趣味や趣味を見つけたい方への対処方法などもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

年代を問わず、趣味は多くの人々にとって必要不可欠なものです。没頭できるものがあると、日常を充実させられるだけでなく、健康・精神的にも良い影響を及ぼします。

高齢者に趣味がないとどうなる?

年代を問わず、現代社会において趣味は多くの人々にとって欠かせないものです。

中でも、定年を迎えたシニア世代の方であれば、趣味があることで日々の生活を豊かにできるだけでなく、身体的・精神的な健康を保つことにもつながります。

趣味がないことで生じるリスクは、主に以下の通りです。
1. 生活の質が低下する
2. 生活習慣病のリスクが高まる
3. 孤立感や寂しさを感じやすくなる
まずは、それぞれのリスクについて詳しく解説します。

1. 生活の質が低下する

趣味が何もないまま年齢を重ねてしまうと生活の質が低下する恐れがあります。自分の好きなことに没頭する時間がないことで、楽しみや喜びなどの感情を日常生活で感じる機会が減るためです。

例えば、定年を迎えた後の方であれば仕事がなくなることで、時間の使い方に困るケースが考えられます。

仕事をしていたときには自然と忙しさがありましたが、時間が多く空くことでどう過ごすか分からなくなるパターンです。

その時間を何もせず何となく過ごしていると、充実感を得られず精神的な疲れにもつながる恐れがあります。

結果として、毎日の生活にやる気が湧かず、生活の質が低下することも考えられるでしょう。

2. 生活習慣病のリスクが高まる

趣味を持って日常で定期的に体や頭を動かせば生活習慣病の予防につながります。趣味が生活の軸になって規則正しい生活を送れば、より健康的に生活できるでしょう。

一方、趣味もなく特段何もせずただただ過ごしていると、生活リズムが崩れて生活習慣病のリスクが高まります。

例えば、発症の多い生活習慣病には以下があります。

・高血圧
・糖尿病
・脂質異常症


運動不足や偏った栄養バランス、食べすぎ・飲みすぎ・脂の多いものの摂りすぎなどが原因で生活習慣病につながるため、定期的な運動を心がけてみましょう。

3. 孤立感や寂しさを感じやすくなる

シニア世代の方が趣味を持たずに過ごすと、社会とつながりを持つ機会が減少します。

趣味がある場合は、仲間や友人とのコミュニケーションによって孤独感や寂しさを感じにくくなりますが、趣味がない場合は日常的に孤立してしまう恐れがあるでしょう。

孤独感は、身体的・精神的に悪影響を及ぼす可能性があります。生きがいを感じにくかったり生活に不安を感じやすくなったりと良いことがありません。

地域のサークルや趣味の集まりに参加したり自分なりに運動を始めたりして少しずつほかの人との交流を深めてみましょう。

今の段階で趣味がない高齢者におすすめの対処方法

パソコンを操作するシニア女性
もし、趣味がない場合はおすすめの対処方法として以下があります。
1.ペットを飼ってみる
2.簡単なアルバイトや仕事を始めてみる
3.趣味を探してみる
それぞれの内容について詳しく解説します。

1. ペットを飼ってみる

動物と一緒に過ごすのが好きな方はペットを飼い始めてみることをおすすめします。ペットを飼うことによって孤独感の解消につながるだけでなく、毎日の中に癒しを感じられるでしょう。

例えば、毎日体を動かしたい方であれば犬を飼って散歩するのも良いですし、逆におとなしいペットを飼いたい場合は猫を飼うのも良いでしょう。

アメリカンショートヘア―やラグドールなど性格がおだやかでのんびりしている猫種もいるためおすすめです。

下記記事では、ペットとして飼う犬と猫について解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。

2. 簡単なアルバイトや仕事を始めてみる

簡単なアルバイトや仕事を始めてみるのもおすすめです。仕事を始めることでほかの人とのコミュニケーションが図れるだけでなく、お金に関する不安も解消しやすくなります。

中には、「年金だけで生活できるか不安」と感じる方もいるのではないでしょうか。事務仕事や家事代行、販売・接客業など定年を迎えた後でも働ける職種は多くあるため、一度探してみることをおすすめします。

下記記事では、定年を迎えた後の方でもおすすめの仕事をご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

3. 趣味を探してみる

趣味がないからといって諦める必要はありません。まだ自分に合う趣味が見つかっていないだけの可能性もあるため、一度自分が好きなことなどから趣味を探してみましょう。

例えば、昔から絵を描くのが好きな方は絵画などを趣味にするのも良いですし、音楽や映像作品を見るのが好きな方は、音楽鑑賞・映画鑑賞なども十分な趣味に当てはまります。

手芸や手帳のデコレーションなど探せば趣味は多くあります。
自分が好きなことを趣味として楽しんでみてください。

シニア世代におすすめの趣味

運動で汗を流すシニア夫婦
シニア世代の方におすすめしたい趣味は、主に以下の通りです。
1. 手芸
2. 絵画
3. ウォーキング
それぞれの内容について詳しく解説します。

1. 手芸

まずおすすめなのは手芸です。

手芸は、幅広い年代の方に楽しんでもらいやすく、認知・身体機能の活性化が期待できます。加えて、完成した後の作品も日常的に楽しめるのがメリットです。

さまざまなものを手芸で作れますが、下記記事では、おすすめの手芸作品などをご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

2. 絵画

絵画もシニア世代におすすめの趣味といえます。

実際にアートセラピー(芸術療法)と呼ばれる絵画などの創作活動を通して脳を活性化させることを目的とした非薬物療法(薬などを用いない療法)もあるため、脳にも良い趣味です。

例えば、絵画や塗り絵、パステルアートなどがあります。安全面にも優れており、画材も手に入りやすいため、すぐに始めやすいのがメリットです。

下記記事では、絵画を趣味として実践するポイントなどを詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

3. ウォーキング

ウォーキングは、気軽に始められる有酸素運動です。

身体に負担がかかりにくく、継続することで、体力や筋力の維持・向上、生活習慣病や転倒リスクの軽減などの効果が期待できます。

厚生労働省では、男性6,700歩・女性5,900歩の歩数が推奨されています。1,300歩は約15分の歩行時間に相当し、距離としては650〜800mが目安です。

1日あたり1時間〜1時間30分ほどのウォーキングが推奨されており、定年を迎えて時間が空いている方にとってもおすすめの運動といえるでしょう。

下記記事では、ウォーキングをはじめとしたおすすめのスポーツを詳しくご紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。

まとめ

年代を問わず、趣味は心身の健康を維持し、生活を豊かにする大切な要素です。

趣味がないことで、生活の質が低下したり、健康を損なったりする恐れがあるため、できる限り自分に合った趣味を見つけることが重要です。

趣味は何歳になっても新しく始めることができるので、少しでも興味を持ったことに挑戦してみましょう。

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